VOL.06(2007.05)
笑顔先月から低GI(glycemic index)に着目した食べ方に変え、約一カ月が経ちました。(→先月のコラム)
体重は多少の増減はあったものの、2.7キロほど落ち、きつかったスカートやワンピースに余裕ができるほどになりました。知人男性が言っていたように、感情の起伏が緩やかになり、大きなストレスを感じることがなくなりました。
これには本当にびっくりです。たまにイラッとすることがあっても、以前のように言動に出ることがなくなり、心の平静を保てるように。わずか一カ月でこの効果ですから、これを継続していけばストレスとほぼ無縁の生活ができるのではないかとさえ感じています。
では今回はどういった食材、料理がいいのかを具体的にご紹介したいと思います。先月もお伝えしましたが、アーモンドなどのナッツ類、昆布、小魚はぜひとも持ち歩きたい食材。小腹がすいたなという時に、チョコレートや飴をなめるのではなく、これらを食べてください。冷蔵庫がある職場ならチーズやゆで卵を常備しておくのも手です。特にゆで卵は腹もちがいいのでおすすめ。最近はコンビニなどで、塩要らずの味付けゆで卵が出ているのでチェックしてみてください。アーモンドやチーズというと、「カロリーが高い」と思って避けがちですが、低GIはカロリーよりも糖質の含有量に着目しますので大丈夫です。
実際、私もアーモンドは毎日摂っていますが、順調に体重は減っています。
ミスユニバースの公式栄養コンサルタントのエリカ・ア
抜きたくないのは肉や魚といった動物性たんぱく質。
意外なことに肉や魚は糖質が低く、積極的に摂りたい食材です。たんぱく質が不足すると筋肉が減少し、基礎代謝が落ちてしまうので毎日一回は摂りたいもの。また、たんぱく質は、ホルモンや神経系を正常に働かせるために必要な神経伝達物質の合成にも関与しているので必須です。料理が苦手な方でも肉や魚なら焼くだけですし、昨今の総菜売り場では焼き魚や煮魚もあるので、それらを利用してもいいでしょう。
野菜の多くは糖質が低いのですが、トウモロコシ、じゃがいも、ニンジン、かぼちゃ、里芋、山芋などは糖質が高めなので、初期のうちはなるべく控えめにしたいものです。糖質というと「炭水化物は全てNG」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。玄米、蕎麦、春雨、全粒粉のパンは糖質が低いので安心です。主食は白米である日本人にとって、白米がNGというのは辛いところですが、白米はごくたまににして、普段は玄米という形が望ましいでしょう。
では実際に低GIのレシピをご紹介します。
ごく簡単なものなので、男性でも手軽に作っていただけると思います。
最近、もてはやされている塩麹を使用。少量で旨味が出るので、冷蔵庫に入れておくと便利です。鶏肉や牛肉に変えてもOKです。
[材料]
豚肉生姜焼き用4枚、A(塩麹大さじ1/2、醤油・酒各大さじ1、生姜すりおろし・ニンニクすりおろし各少々)、レタスの千切り適宜(なければキャベツなどで代用)
[作り方]
- 1.ボウルにAの材料を入れ良く混ぜる。
- 2.豚肉を「1」に入れ、よく混ぜる。
- 3.テフロン加工のフライパンで油を引かずに焼く。
料理というのがはばかられる一品ですが、ミネラル豊富で糖質が低い海藻類も積極的に摂りたいもの。好みで酢を加えてもよいでしょう。
[材料]
味付けもずく1パック、きゅうり1/2本
[作り方]
- 1.きゅうりは薄切りにして塩少々をふりかけ、水気を切る。
- 2.皿にもずく、「1」を入れ、混ぜる。
良質な植物性たんぱく質である豆腐と納豆のダブル使いです。きゅうりやみょうがない場合は納豆オンリーでも構いません。
[材料]
豆腐(小)1パック、納豆1パック、きゅうり1/2本、みょうが2個、醤油・酢各小さじ1、好みでラー油
[作り方]
- 1.きゅうり、みょうがは薄切りにし、塩でもみ、水気を切っておく。
- 2.ボウルに「1」、納豆、添付のたれ、醤油、酢を入れよく混ぜる。
- 3.皿に一口大に切った豆腐を盛り、「2」を上からかける。
ごく簡単なものを挙げましたが、普段の私の食事は、写真のような組合せがほとんどです。当初、慣れるまではご飯やパンが恋しくて仕方なかったのですが、1週間もすると慣れてきます。逆に今では炭水化物を摂り過ぎると、胃腸がもたれるくらいになってきました。普段は節制していますが、ストレスにならないよう友人らとの会食は食べたいものを食べています。また体重が500グラム減ったらケーキやアイスをごほうびにと、適度にスイーツも食べています。要はメリハリが大切です。
この食生活を続けていると、不思議なことに大好きだったチョコレートを欲しいと思わなくなりました。これまでは朝起きるとチョコレートをパクッという感じ(一番悪いパターンですね)で食べていましたが、今ではそれもなし。買い物をしていても目が向かなくなったのです。
とにもかくにも、まずは一カ月続けてみてください。個人差はありますが、何らかの変化に気づくことでしょう。
コラムニスト:葉石かおり