「白湯ダイエットってどうやるの」「そもそも白湯ダイエットは本当に痩せるのか」など、白湯ダイエットの方法や効果が気になっていませんか?
白湯ダイエットは手軽にできる効果的なダイエット法ですが、ただ白湯を飲むだけではまったく痩せない可能性があります。
そのため、「白湯の正しい作り方」や「効果を倍増させるための飲み方」を意識することが大切です。
このページでは、パーソナルトレーナーとして過去に300人以上のダイエットのお手伝いをしてきた私が、白湯がダイエットに効果的な理由から効果を倍増させるための飲み方までご説明します。
全て読めば、白湯ダイエットを正しく行うために必要なすべてのポイントを理解できるでしょう。
0. 白湯とは
「白湯」は基本的に白湯を一度沸騰させて塩素や不純物を除去して40〜50℃まで冷ましたお湯のことで、「湯冷まし」と呼ばれることもあります。
昔は基本的に飲み水は水道水だったため、不純物を除去した「白湯」とただ温めただけの「お湯」は明確に区別していました。しかし、ミネラルウォーターのように安全な水であれば沸騰させず温めるだけでも「白湯」として使えます。
白湯のルーツはインドの伝統医学アーユルヴェーダとも言われ、日本では昔から特に妊婦や赤ちゃんにもおすすめの優しい飲料水です。
近年では、ヨガインストラクターの千葉麗子さんが「白湯ダイエット」を紹介したのをきっかけとして、ダイエットを含めた白湯の効果が改めて注目されています。
1. 白湯ダイエットが効果的な3つの理由
「白湯ダイエット」とは一定量の白湯を毎日飲むダイエット法のことです。
深田恭子さんが−13kg減に成功したり、宇多田ヒカルさんなど多くのアーティストや芸能人が白湯ダイエットで成功したことで有名になりました。
また、実際の口コミを調べても、以下のように白湯ダイエットで成功している人が多数でした。
以上のように多くの人が白湯ダイエットで体重を落としたり、痩せやすい体質をつくることに成功しています。
ここでは白湯がもつ様々な効果のうち、特にダイエットに効果的である以下の3つの理由をご説明します。
- 基礎代謝がアップして消費カロリーが増えるから
- 便秘解消で体重が落ちるから
- むくみ解消やデトックスで痩せやすい体質になるから
それでは白湯ダイエットが効果的な理由をみていきましょう。
1-1. 基礎代謝がアップして消費カロリーが増えるから
「基礎代謝」とは呼吸や体温維持など1日中寝ていても消費されるエネルギーのことで、女性では「1日1200kcal」程度で1日の消費カロリーの6〜7割にも相当します。
そのため、白湯を飲んで体温を上げると基礎代謝もアップするため、消費カロリーが増えてダイエットへの効果が期待できます。
例えば、体温が1℃上がると基礎代謝は約13%アップするため、これだけで体重45kgの女性なら約80分のランニングに相当する「580kcal」を消費できます。
1-2. 便秘解消で体重が落ちるから
便秘の原因の1つは水分不足により以下のように便が硬くなってしまうためなので、白湯で水分補給すれば便が柔なくなり便秘解消に効果的です。
低体温も便秘の原因の1つですが、白湯で体の内側から温めると胃腸の機能が改善して相乗効果が期待できます。
その結果、便秘解消によってストンと体重が落ちたり、お腹周りがすっきりするなどダイエット効果が期待できます。
1-3. むくみ解消やデトックスで痩せやすい体質になるから
むくみは血流やリンパの流れが悪化して老廃物などが溜まるのが原因で、白湯を飲むと血流やリンパの流れが良くなるため、むくみの解消に効果的です。
加えて、むくみが解消すると見た目がすっきりしたり、むくみが将来セルライトになるのを予防できる点でダイエットに効果的です。
さらに、白湯を飲むと新陳代謝が改善しやデトックス効果が期待できるため、痩せやすい体質になります。
参考:白湯ダイエットの効果を実感できるまでの期間
白湯ダイエットの効果が実感できるまでの期間は、「早い人で数日〜1週間」とされています。
ただし、もちろん個人差があるため、すぐに効果が実感できないからといって止めるのではなく、「少なくとも1ヶ月程度」は続けてみましょう。
2. 水道水やミネラルウォーターに応じた白湯の正しい作り方
水道水は沸騰させても全ての有害物質や不純物を除去できるわけではないため、基本的にミネラルウォーターで作るべきと私は考えています。
さらに、ミネラルウォーターであれば沸騰させる必要がなく手軽である点からもおすすめです。
以上を踏まえて、水道水とミネラルウォーターで作る時の違いをまとめると以下の通りです。
| 水道水 | ミネラルウォーター | |
| 沸騰させる必要性 | あり | なし |
| 沸かし方 | ケトル・ヤカン | 電子ケトルや電気ポットでもok |
それでは具体的な作り方を、水道水とミネラルウォーターに分けて順にご説明します。
2-1. 水道水で白湯を作るときの正しい作り方
水道水を使う際は、水道水の不純物を除去して安全に飲める白湯を作るために以下の手順で作りましょう。
●ステップ1:
ケトルやヤカンに水道水を入れて、強火にかけます。
●ステップ2:
沸騰したらやかんの蓋をとり、湯気を上に逃がすようにします。
●ステップ3:
ブクブクと大きな泡が出るくらいの火加減で、10〜15分の間沸騰させます。
●ステップ4:
火を止めて自然に冷めるのを待ち、「少し熱いけど飲める程度」になったら完成です。温度としては40〜50度がベストです。
参考:ケトルやヤカンを使うべき理由
水道水には塩素以外にも「トリハロメタン」という発ガン性物質も含まれ、沸騰直後は3〜4倍に増加するため、除去するのに10〜15分沸騰させ続ける必要があります。
そのため、白湯を安全に飲むためには、蓋を外せて沸騰させ続けることができる点で「ケトルやヤカン」がベストです。
例えば、電気ポットや電気ケトルはお湯を沸かすには便利ですが、「沸騰した状態を続けられないこと」「蓋があって水蒸気を逃せないこと」から、水道水で作るのには向いていません。
2-2. ミネラルウォーターで白湯を作るときの正しい作り方
ミネラルウォーターは安全性の高いきれいな水なので、必ずしも沸騰させなくても白湯として使えるのが特長です。
そのため、ケトルやヤカンで「少し熱いけど飲める程度」に温めるだけでもよく、あるいは電気ケトル・電気ポットで沸かして自然に冷ましても問題ありません。
●最も手軽に白湯を飲む方法
水ダイエットで1日に何度もお湯を沸かすのは面倒という人には、安全な温水や冷水を蛇口をひねる感覚でいつでも使える「ウォーターサーバー」がおすすめです。
数あるウォーターサーバーの中でも、特には美味しくて安全な白湯が飲めて、月3500円程度から気軽にレンタルできるため、白湯ダイエットを続けやすいと評判です。
実際に、お湯を沸かす手間がなくなっただけで気分的にかなり続けやすくなったという人は多く、白湯ダイエットで痩せた人がほとんどです。
参考:白湯を電子レンジで作る際はやけどに注意しましょう
電子レンジでも白湯を作れますが、加熱しすぎると、容器に手を触れたりスプーンを入れた瞬間に液体が沸騰したように飛び散ってやけどする危険性があります。
これは「突沸」と呼ばれる現象で、東京都の情報サイトでも注意喚起されており、やけど事故が多いため注意しましょう。
特に、小さめのマグカップは加熱しすぎるケースが多く、一般的な目安として『500ワットの電子レンジで、1分30秒〜2分』を守りましょう。
3. 白湯ダイエットの効果を倍増させるために意識すべき4つのこと
せっかく白湯ダイエットを飲むなら最高の効果を得たいと考えているあなたのために、以下の観点から「効果を倍増させるための飲み方」をまとめました。
- 量
- 温度
- タイミング
- アレンジ法
それでは白湯ダイエットの効果を倍増させる飲み方をご紹介します。
3-1. 量
一般的に水分補給の目安は「1日1.5L」が目安であるのに対して、そのうち白湯ダイエットは「1日800ml」です。
コップ1杯分を150〜200mlとすると、1日あたり4〜5杯飲むように意識しましょう。
※1度にたくさん飲むと、お腹が緩くなったり下痢になる可能性があります。そのため、上記のようにこまめに分けて飲むようにしましょう。
3-2. 温度
白湯の温度は40〜50℃が目安で、実際には「少し熱いけど飲める」くらいのイメージが目安です。
飲む時は10〜20分程度の時間をかけてゆっくり体に馴染ませる感じで飲みましょう。
3-3. タイミング
白湯を飲むべき決まったタイミングはありませんが、効果的なタイミングで毎日続けて習慣化するのがおすすめです。
- 朝起きた時
- 食事中(1日3回)
- 寝る前
それぞれのポイントに絞ってご説明します。
●朝起きた時
朝起きた時は、眠っている間に汗をかいて体が白湯を吸収しやすい状態であるため、朝一で白湯を飲むのがおすすめです。
まだ胃腸も動き始めたばかりで、水だと胃腸に刺激が強すぎるため白湯を使うのが良いとされています。
●食事中(1日3回)
食事中の適度な水分補給は、喉や胃の粘膜を守ったり、食べ物の消化を助けるため、痩せやすい健康的な体を作るうえで大切です
特に白湯を飲むと内臓が温められて、消化器官の働きが良くなるためおすすめです。
ただし、飲みすぎると胃酸が薄まりすぎて消化が不十分になる点にだけ注意しましょう。
●寝る前
寝る前に白湯で体を温めると、寝つきが良くなることや睡眠中の基礎代謝が上がるためおすすめです。
先程ご説明の通り、眠っている間は汗で水分を失うため、寝る前に補給するのは効果的です。
3-4. アレンジ法
白湯ダイエットだけでも高い効果が期待できますが、他の食材と組み合わせることでダイエット効果を倍増させることができます。
- レモン白湯
- 生姜入り白湯
- はちみつ入り白湯
- ゆず入り白湯
- 梅干し入り白湯
それでは白湯の効果を倍増させるアレンジ法をご説明します。
●レモン白湯
レモン白湯ダイエットはモデルのローラさんやミランダ・カーさんも実践していることで有名です。
白湯の味がどうしても苦手という人には、レモンの爽やかさを加えることで飲みやすくなるメリットがあります。
特に、レモンのエリオシトリンという成分が血行を促して、白湯との相乗効果が期待できるためおすすめです。
●しょうが入り白湯
生姜入り白湯は、生姜のジンゲロールという成分が体の内側から温めて、基礎代謝アップについて白湯との相乗効果が期待できるためおすすめです。
特に、生の生姜から作るのが手間という人には、チューブの生姜で簡単に作れるのも好評です。
●はちみつ入り白湯
はちみつは砂糖より低カロリーでビタミンやミネラルが豊富なので、食事制限などで偏りがちな栄養を補う効果が期待できます。
さらに、はちみつのブドウ糖は食後約20分で吸収されるため胃腸の負担が少なく、エネルギーとして代謝されるのも早いためおすすめです。
●ゆず入り白湯
ゆずは「ゆず茶ダイエット」として使われる食材で、食物繊維の一種である「ペクチン」を含むため、白湯との便秘解消への相乗効果が期待できます。
さらに白湯をレモンのように薄くスライスして簡単に作れて、ゆず特有の甘さで美味しく飲めるため白湯ダイエットを続けやすくなります。
●梅干し入り白湯
梅干しの酸味の元である「クエン酸」は血行を改善し、新陳代謝を良くする効果があるため、白湯との相乗効果が期待できるためおすすめです。
梅干しの「バニリン」という成分は脂肪の燃焼を促す働きがあり、温めるとその量が増える特徴があるため白湯との相性が抜群です。
4. 白湯ダイエットに関するよくあるQ&A
白湯ダイエットについては、そもそも白湯についての疑問や白湯ダイエット中の悩みまで色々気になる人も多いため、ダイエットアドバイザーとして私がよく受けた質問をQ&A形式でまとめました。
それでは白湯ダイエットに関するよくあるQ&Aをご説明します。
Q1. 白湯を飲むのと、お茶を飲むのではどのような違いがありますか?
A1. 基本的に白湯の成分は水だけなので、胃腸に優しく水分が吸収されやすいのが特長です。
お茶の場合、カフェインやカテキンなど様々な成分を消化するのに水分が使われて、水分の吸収が妨げられてしまいます。
そのため、お茶は胃腸に消化の負担をかける点と、水分の吸収効率がやや低くなる点で水とは異なります。
つまり、水ダイエットはその名前の通り「飲料水」を飲むことが大切で、お茶やコーヒー、清涼飲料水では水の代わりにはなりません。
Q2. 白湯を飲んでもダイエット効果が実感できないのですが、どうしたらよいでしょうか?
A2. まずは白湯ダイエットを正しい方法で「1ヶ月間」続けてみましょう。
白湯ダイエットはダイエット効果が期待できますが、間違った方法では期待する効果が得られない可能性があります。
また、効果ができるまでの期間は早い人で「数日〜1週間」程度ですが、体質によって個人差があるため、まずは1ヶ月を目処に取り組むことをおすすめします。
Q3. 時々見かける「アーユルヴェーダ式の白湯の作り方」とは、どのようなものですか?
A3. インドの伝統医学の考え方に基づいて、自然エネルギーを取り込んで白湯を作る方法のこと
「アーユルヴェーダー」は”生命科学”という意味を持つインドの伝統医学のことです。
その中で「白湯」は『水・土・火・風』の自然エネルギーを取り込める理想的な飲み物とされており、作り方のポイントは以下の通りです。
アーユルヴェーダ式の作り方のポイント
- 『水のエネルギー』として、安全できれいな水を用意する
- 『土のエネルギー』として、できれば土瓶や土鍋を使うのがベスト
- 『火のエネルギー』として、火で水を温める
- 『風のエネルギー』として、温めた水を換気扇を回して新鮮な空気で冷ます
5. まとめ
白湯ダイエットが効果的な理由に加えて、最大の効果を引き出すための作り方・飲み方をご説明してきましたが、いかがでしたか?
白湯ダイエットはただ白湯を飲むだけでなく、効果を倍増させるための作り方や飲み方をすることでより効果的に痩せることができます。
最後にこのページの大事なポイントをまとめると以下の通りです。
- 白湯ダイエットは「1日800ml」を目安にこまめに飲むこと
- ダイエット効果を高めるには白湯の正しい作り方を意識すること
- 忙しくて手軽に白湯を作りたい人は、電子レンジではなくウォーターサーバーを使うこと
- 好みに合わせて、ダイエット効果を高めるアレンジ法を工夫すること
以上を参考にあなたが白湯ダイエットで痩せられることを心より願っています。