ワキガが与える心理的影響

ワキガの臭いは独特で、「良い匂い」とは言いにくい所があります。
もちろん、ワキガの臭いを好きな人も中にはいます。

しかし、日本で一般的、と言われると中々「好き」と答える人は少ないですよね。

ワキガはどうしても良いイメージがありません。
理由は色々ありますが、例えば「好きでは無く強い鼻に付く臭い」の人と密室で数時間一緒に入れますか?

これは「ワキガ」では無くても同じだと思います。
「キライなニオイ」の人と一緒に長い間は居られないですよね。
挨拶を交わす程度なら問題ないと思いますが、「長い間」と言うのは中々難しいかと思います。

そう言う意味でも、ワキガの発するニオイが精神(心)に及ぼす影響は大きいと言えます。

本人に及ぼす影響

自分がワキガだった場合、実は結構心にダメージを負ってしまっている人がいます。
それはいじめだったり、暴言であったり、原因は様々です。

実際ワキガを原因に苛められてしまう人は結構います。
苛める側としてはカッコウの獲物なのでしょうね。
いじめは対外、一人が苛めると周りもそれに便乗してしまうと言う、集団心理にかられます。
特に、ワキガの場合は、不本意ながらも不特定多数に不快な思いをさせてしまっていますから、
ニオイを「嫌だなぁ」と思った事がある人なら余計に苛めたくなってしまうのかもしれません。
ただ、いじめは良くありません。
決してかっこいい事でもありませんし、正義でもありません。
もしそれを「皆の為にやっているんだから正義だ」と言う人がいたら、酷い怠慢ですね。

実際、ワキガが原因で苛められ、自殺してしまった人がいます。
これは、ワキガを治せるんだよ!と言える立場からすると凄く悲しい事です。
実際、ワキガは治ります。
治らないケースはよっぽどなのですから、医師に相談する等一人で抱え込まないのと、
周りのサポートが重要になって来ます。
ワキガの人は意外と周りから冷たい目をされたり、暴言を吐かれたりして心は傷ついています。
傍にいる人だけでもそれを忘れず支えてほしいと言うのが願いです。

他人に与える影響

ワキガの人が他人に与えてしまう影響は、沢山の場面であります。
それは、密室では無くても、傍にいるだけで臭いに過敏な人は不快な思いをするでしょう。
悪気が無いのは当然です。
逆に悪気があって自分の臭いを誇示していたらそれは凄い事だと思います。

場合によったら、つわりの女性と一瞬話しただけでも、つわりの方は辛いと思います。

もし、エレベーターと言う超密室で、エレベーターが故障して止まってしまったら!?
正直な話、本人も自分の臭いで具合が悪くなってしまうかもしれないですね。

こう言う考えもあると思います。就職活動の時に、
同じ能力の人が二人いてどちらかえらばなくてはいけない場合、
「一人はワキガだったが、一緒に仕事をしていてオフィスに影響は無いだろうか?
皆の業績が下がらないだろうか?」
こう言う判断基準の一つにもなりえます。
もちろん、会社側は身体の事を理由に不採用と言うのはよろしくない事ですが、
オフィス全体を考えるとあり得ない話じゃないですよね。
不採用の理由を「ニオイ」ではなく「バランス」と答えれば良いだけですので。

ワキガはプラスの事は基本的にはありません。
どちらかと言わなくても、マイナスの要素がふんだんに含まれてしまっています。
治療を考えてみるのをお勧めします。

ワキガ治療とは

ワキガの原因は「アポクリン腺」と言う汗腺で、
そこから出る分泌液を身体の常駐菌が分解する事で独特の臭いを発生させます。

汗腺には二種類あり、ニオイの元の「アポクリン腺」と、
臭いはないほぼ無色無臭の「エクリン腺」があります。

エクリン腺の分泌が多い場合は「多汗症」と診断されます。
このアポクリン腺を除去してしまえば、臭いは消えます。

アポクリン腺は脇の下や乳輪、股や耳の穴に主に多くあります。
このアポクリン腺の成長度合いで、ワキガかそうで無いか決まるのですが、
このアポクリン腺は成人するまで、大よそ20歳位まで成長を続けます。

ワキガになる人は思春期に既に症状は現れますが、成人してから発症する人もいます。
特に、妊娠したり授乳期の人はホルモンバランスも変わってくるので、
妊娠や授乳を経てワキガになってしまう人もいます。
これは、一時的な人もいますが、そのまま永続的に続く場合もあります。

こうしてワキガを発症してしまいますが、治療方法はいくつもあります。
メスを使いアポクリン腺を除去する方法や、アポクリン腺の活動を停止させる注射を打つ方法、
高周波や超音波でアポクリン腺を除去する方法が主な方法です。

その中でも高周波や超音波での治療が最近メジャーです。
これは傷跡が残らない事や、ダウンタイムが短い事が選ばれる理由として上げられます。

ワキガになったとしても、諦めない事が第一です。
ワキガは治ります。是非、専門医へ相談し理想の治療を受けていただければと思います。