更年期の多汗と、脇汗の臭いを防ぐ4つの対策

    女性は更年期になると、汗の臭いや多汗に悩む人が増えてきます。

    これは更年期特有の症状で、特に多汗の症状が酷い場合は、婦人科で診てもらうのが良いですね。
    ただ、治療法が確立されているわけではなく、自分でも工夫しながら、更年期と上手に付き合っていくことが大切なようです。

    この記事では、更年期の多汗や、脇汗の臭いが強くなる理由と、自分で出来る工夫について書いていきたいと思います。

    女性の更年期には、多汗や臭いのトラブルも増えます

    女性の更年期とは

    女性の更年期は、閉経前後の数年間を指します。
    だいたい45歳~55歳の間を指す場合が多いですね。

    この期間は、急激に女性ホルモンの分泌が減り、体内のホルモンバランスが崩れる傾向にあります。
    そのため、自律神経に支障が出る場合があります。

    自律神経と言うのは、血流・発汗・心拍など、自分の意思では動かせない体の機能をコントロールしている器官。
    この機能が乱れると、体の各所に色々なトラブルが出てしまいます。
    これが「更年期障害」と呼ばれる症状の一つです。

    更年期の多汗について

    自律神経は「発汗」のコントロールもしています。
    そのため、更年期になると自律神経のバランスを崩すことで、発汗の調整機能がうまく働かなくなってしまうことがあります。

    例えば、運動もしていないのに、全身に汗をぐっしょりとかいてしまったり、大量の寝汗をかいてしまったり、「ホットフラッシュ」と呼ばれるような、急な発汗をしてしまったりといった症状があります。

    更年期特有の臭いのトラブル

    更年期にかく汗は、通常の汗とはちょっと異なるところがあり、アンモニアなどの臭い成分が多く含まれていることがあります。
    もちろん個人差はあり、全員が同じ症状になるわけではありません。

    ただ、一般的には汗の臭いが強くなり、濃度が濃いために汗がべたっとしているので、蒸発しにくいのも特徴の一つです。

    そのため当然、脇汗も臭いやすくなります
    加えて多汗の症状が出てしまうと、制汗デオドラント剤を脇につけても、消臭成分や殺菌成分がすぐに脇汗で流れてしまい、効果が持続しにくくなってしまいますね。

    更年期の脇汗・脇の臭い対策は?

    脇汗パッドは、是非活用して!

    更年期になって脇汗の量が多くなっているようであれば、汗ジミを防ぐためにも、脇汗パッドを活用した方がベターです。

    更年期の汗は精神的なものも大きく、「汗かいちゃいけない~」と思ってしまうほど、精神性発汗で余計に脇汗が増えてしまいます。
    脇汗パッドをしていることで、気持ちのゆとりが少しでも生まれれば、その分発汗を抑えられるかもしれません。

    ただ、人によっては、脇汗パッドでも数時間毎に換えないとならないケースもあります。
    その場合は、制汗剤も併用するのがベストですね。

    制汗剤はなるべく制汗力が高いものを選ぶ

    脇汗が多い場合は、制汗デオドラント剤を選ぶ時に制汗力を重視しましょう。

    その際、スプレータイプは避けた方が無難です。
    スプレータイプは噴霧を脇の下に吹き付けるので、汗腺にフタをする効果は期待できません。
    そのため、一般的には制汗力が弱くなる傾向があります。

    制汗力を重視するなら、ロールオンタイプがクリームタイプがおすすめです。

    外出時は通気性の良い服を着て、デオドラントシートでケアを

    更年期の汗は、ベタっとして蒸発しにくいという特性があります。
    そのため、外出時はなるべく通気性の良い服を着て、少しでも汗が蒸発しやすい環境を作ってあげることも大切。

    また、デオドラントシートを持ち歩くこともおすすめです。
    アンモニアのような臭い成分が肌についたまま過ごしたら、脇の臭いは強くなる一方。
    なので、汗をかいたら、小まめにデオドラントシートで拭くことも一つの方法ですね。

    良い汗をかく努力が大切!

    汗を抑えたり、拭き取ったりという工夫の一方で、汗の質を変えていく方法もあります。

    人間は、汗腺機能が鈍ると、汗に含まれる臭い成分が増えてしまいます。
    そこで、積極的に汗をかいて、汗腺機能を鍛えていくこともできます。

    積極的に汗をかくためには、運動と入浴を有効に使います

    運動は無理をしないように、気持ち良く汗をかく程度にすることがポイント。
    負荷の強すぎる運動は、かえって体内を酸化させ、加齢臭などの原因を作る可能性もあります。

    お風呂は、しっかりと汗をかくために、ぬるめのお湯にゆっくりとつかることが大切。
    また、朝ではなく夜寝る前に入りましょう

    更年期の汗のアンモニア臭は、体の疲労が原因で出来る「乳酸」が増えることで生まれます。
    ぬるめのお湯にゆっくりとつかると、体の内部から温まって、血流が良くなり、乳酸が減少します。
    この乳酸を減少させる作用は、体を休める直前の夜でないとしっかりと働きません。

    そのため、更年期の汗と臭いには、夜の入浴がお勧めなのです。

    汗の臭いと汗腺機能については、次の記事に詳しく書いてあります。

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