2016/12/09


美肌に欠かせない成分「ビオチン」はニキビやアトピー性皮膚炎に効果的

 綺麗な肌に役立つ成分は多くありますが、今回は「ビオチン」という成分に注目してみましょう。

特にニキビやアトピーなどにお悩みの方は必見です。

 水溶性ビタミンの一種である「ビオチン」。

普段はあまり聞き慣れない成分ですが、卵黄や大豆など身近な食材に多く含まれています

ビタミンといえばAやC、Bなどがありますが、ビオチンはビタミンBの仲間になります。

ビタミンCやEなどは美肌成分としてもよく聞くものですが、ビオチンも同様に健康な肌に必要不可欠な成分なのです。

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ビオチンってどんな成分?

【皮膚炎を治すビタミンとして発見された成分】

 オランダのケーグルという人が発見したビオチンは、またの名をビタミンHと呼びます。

ビタミンBの一種であることからビタミンB7の名称も持っていますが、ビオチンと呼ばれることが多いようです。

マウスを用いた実験で、生卵白の大量投与で起きた皮膚炎を防止する因子として発見されました。

【お肌や粘膜の健康をサポートする】

 皮膚や粘膜を保護する成分として用いられており、美容のサプリメントなどにも配合されています。

アトピー性皮膚炎などのアレルギー症状にも効果があると言われており、治療薬の一種として処方されることもあるそうです。

皮膚の再生力高めたり、細胞を活性化して機能を向上させる働きが期待できます。

育毛効果や抜け毛予防にも効果があるほか、一部の病院では免疫治療にも用いられるなど優秀な成分とされています。

【食品から摂取でき、生体内でも生成される】

 ビオチンは普段の食事から摂取できますが、大半は腸内細菌によって生成されています。

そのため先天的な欠乏症を除けば不足することは稀ですが、腸内環境の悪化や偏った食生活などを続けると欠乏を招く恐れもあります。

生卵白やアルコール、タバコなどの過剰摂取でそのリスクが高まるでしょう。

【ビオチンが不足するとアトピー性皮膚炎などの肌トラブルに繋がる】

 ビオチンが欠乏することで起きるトラブルは皮膚炎や脱毛、白髪などの皮膚症状があります。

他にも結膜炎、疲労感や食欲不振など多岐に渡る体の不調が確認されているようです。

大きなトラブルだけでなく、吹き出物や乾燥、シミやシワといったよくある肌トラブルも招きやすくなります。

加齢とともに腸内環境が悪くなることもビオチンが不足する理由と考えられ、それも年齢肌の悩みに繋がっているかもしれません。

便秘で肌荒れするのもビオチン不足が理由?

 ビオチンは欠乏すること自体がまず考えられませんが、不足に傾いている人は少なくないようです。

減少するとニキビや乾燥などの肌トラブルが起きやすくなるビオチン。

そのほとんどが腸内で生成されるため、腸内環境の状態はとても重要になってきます。

 腸内の不調で代表的なものといえば便秘ですが、慢性的な便秘に悩む人は昨今増加していると言われます。

便秘で腸内環境が悪化すればビオチンの生成にも支障をきたす恐れが。

それが慢性化することでビオチンが不足しやすい傾向になり、肌トラブルが起きやすい状態になると考えられるでしょう。

ビオチンの働きを効率的にするには腸内環境を良くすること

 便秘の解消は美肌に必要不可欠ですが、その理由の一つは腸内環境を良くしてビオチンの働きを活性化させることにあります。

便秘はニキビの一因とも言われますが、ビオチンの減少により皮膚を守る力が低下してしまうからと考えられるでしょう。

それ以外にも老廃物が長く留まることで毒素を発生してしまい、それが肌へ悪影響を与えてトラブルを招いてしまいます。

いずれにせよ、腸内のトラブルは肌のトラブルに直結しやすいと言えるでしょう。

ビオチンを活性化させるライフスタイル

【お通じを良くする食生活】

 腸内環境を良好に保つためにはバランスの良い食事が重要ですね。

特に便秘の場合は食物繊維の豊富な野菜、海藻類などを積極的に摂取しましょう。

適度な油分と水分も便を柔らかくしてスムーズに排出するのに必要です。

ヨーグルトや納豆、キムチといった発酵食品も取り入れれば、腸内細菌の働きを良くしてビオチンの生成が促されるでしょう。

【適度な運動や睡眠、ストレス解消】

 ほどよく体を動かすことも便秘解消に繋がります。

睡眠不足や過剰なストレスは腸内の働きを妨げる恐れがあるため、質の良い眠りをとりストレス解消の時間を作りましょう。

いずれも美肌のために必要な要素として挙げられるものばかりですが、ビオチンの作用をしっかり得るためにも大切なことだったのですね。

参考サイト
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執筆者:rihira

一般社団法人 日本スキンケア協会
認定:スキンケアアドバイザー

注:2016年3月以前の記事はスキンケアアドバイザー資格取得前に書かれたものです。

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