お酒(アルコール)がお肌に与える影響
今年も残り10日となりました。この時期はクリスマスパーティーや忘年会でお酒を飲む機会が多くなり、連日飲み会というスケジュールになることもあるかと思います。朝起きて、二日酔いやお肌トラブルに悩まされる方も多いのではないでしょうか? お酒を飲むこと自体は悪いことではなく、適量のお酒(アルコール)は体の血行を良くしてくれるので、お肌に良いとも言われています。「酒は百薬の長」という言葉もよく聞かれるかと思いますが、適量を越して飲み過ぎると、内臓に負担をかけ、お肌のコンディションを悪くすることもあります。適量を超えたお酒(アルコール)がお肌に与える影響とお肌へのダメージが少なくなるようなお酒の飲み方、そして、お酒を飲んだ後のケアについてご紹介します。
飲酒後に感じるお肌トラブル
たくさんお酒を飲んだ翌日、吹き出物や目の下にクマができていたり、お肌が乾燥気味、メイクのノリが悪いと感じた事はありませんか?飲み過ぎた翌日に考えられる、お肌トラブルについてご説明します。
吹き出物やニキビ
お酒の中でもビールや日本酒、梅酒、甘いカクテルなどは糖分を多く含んでいます。糖分を多く摂取すると、皮脂が過剰に分泌されます。さらに飲酒によって、毛細血管が拡張し皮脂腺が刺激されると、皮脂はなおさら活発に分泌されます。皮脂が過剰分泌すると毛穴が詰まり、吹き出物やニキビができます。また、アルコールは体内に摂取されると、お肌の代謝を助ける働きがあるビタミンB群を多く消耗します。そのためにお肌の代謝がスムーズにできなくなることも、吹き出物やニキビができる原因の一つです。
目の下のクマ
お酒(アルコール)そのものがクマを作る原因になるのではなく、お酒を飲む場合には帰宅時間が遅くなる場合もあり、睡眠時間が短くなることもあるかと思います。また、お酒を飲んで寝ると寝ている間もアルコールを分解するため体は活動状態です。そのために深い眠りが減少し、浅い眠りが続いてしまうため、睡眠の質が悪くなりクマができることに繋がります。
乾燥
アルコールは体内に入ると、肝臓で酸化して「アセトアルデヒド」という成分になります。この成分は、この後にいくつかの過程を経て順番に分解されますが、分解する過程において、多くの水分を使います。また、お酒には利尿作用もあります。水分を摂取しているつもりが、実は排尿によって体は脱水傾向になり、お肌の潤いをキープするための水分まで失われてしまうため、お肌も乾燥します。
お肌にダメージを与えないお酒の飲み方
お肌トラブルが起きないようにするには、まず飲み過ぎないことが一番ですが、飲み方やおつまみなどを少し工夫するだけでお肌トラブルを回避することもできます。ぜひ参考にしてください。
チェイサー(お水)を用意
お水を飲みながらアルコールを飲むことで、体の中の濃くなったアルコール濃度を緩和してくれたり、二日酔い防止、飲み過ぎ防止にも繋がります。また、前述の通りアルコール分解のために体内の水分を多く消費し、アルコールの利尿作用で体内の水分が排出され、体が脱水症状を起こしますので、アルコール摂取の際には一緒に水を飲むようにしましょう。
おつまみ選び
揚げ物や塩辛いもの、味の濃いものをついつい食べがちですが、ナッツ類、枝豆、サラダ、温野菜、湯豆腐、お鍋など、脂肪分が少ないものや、塩分が少ないものを選ぶように心がけください。またビタミンBが豊富な食べ物を選ぶこともポイントです。
お酒の選び方
ビール、焼酎の水割り、ハイボール、サワー、シャンパンなど冷たい飲み物を飲むことも多いと思いますが、冷たい飲み物を多く飲むと体が冷えます。冷えは血行不良やお肌トラブルを招きますので、常温に近い日本酒やワインを選ぶことをおすすめします。特に赤ワインは抗酸化成分のポリフェノールが入っているので美肌効果も期待できます。また、日本酒には抗酸化作用のフェルラ酸が入っていますので、アンチエイジング効果も期待できます。しかし、お肌にいいからと飲み過ぎるのではなく、あくまでも摂取量は適量にしてください。お酒を飲んだ後のケア
お酒を飲んで酔って帰っても、メイク落としは欠かさずに行なってください。メイクを落とさずそのまま寝てしまうと、お肌に大きな負担がかかりアルコールの影響に加え、お肌トラブルの原因になってしまいます。お酒を飲んだ後はお肌が乾燥しがちですので保湿もしっかり行なうようにしてください。また、翌朝はいつもより丁寧なスペシャルケアを行ない、お肌を整えてあげましょう。
お酒を飲むことは楽しく、ストレス発散もできると思います。しかし、飲み過ぎることによって、お肌トラブルを引き起こすこともお分かりいただけたかと思います。お肌トラブルは出来れば避けたいものです。ぜひ、節度を守ってお肌に負担を与えない程度に、お酒を楽しんでください。