サトウザルベは赤ちゃんのかぶれやあせもなど、比較的軽い症状に処方されます。サトウザルベは、ステロイド外用薬より強い薬ではありませんが、軽い炎症時に処方され、とびひや水ぼうそう、オムツかぶれなどにも処方されることがあります。
そこで今回は、亜鉛華単軟膏であるサトウザルベについて紹介します。
サトウザルベってどんなお薬?
サトウザルベは、亜鉛華単軟膏と言い、酸化亜鉛を10%含んでいる保湿剤で、ワセリンを基材として作られています。
このサトウザルベの色は白色で、塗ると絵の具のように皮膚に白い色の軟膏が附着します。ステロイドではありませんが、炎症を抑える効果があり、皮膚が再生する手助けをします。
サトウザルベが処方される主な症状と効能
サトウザルベは一般的な皮膚炎や、赤ちゃんのかぶれ、乳児湿疹やアトピーなどにも処方されます。患部を保護する効果や止血効果、鎮痛効果があるため、外傷や凍傷、熱傷にも使われます。またサトウザルベの主成分である酸化亜鉛は、防腐効果があるため化粧品にも使用されおり、酸化亜鉛が含まれている代表的な市販品はベビーパウダーなどです。
サトウザルベの具体的な効能は以下の通りです。
効能1・収れん作用
皮膚の細胞組織や血管を縮めることで、止血や鎮痛などの効果が期待できます。また汗や皮脂分泌を一時的に抑制させ、肌を引き締める効果もあります。
効能2・保護作用
サトウザルベは、皮膚にできたかさぶたを柔らかくし、ジュクジュクした肌を乾燥させる効果があります。
効能3・防腐作用
防腐作用とは、患部からの微生物の発育や侵入、増殖を防止する効果があります。サトウザルベの防腐効果は軽度であり、深刻な副作用はありません。
サトウザルベの注意したい副作用とは?
サトウザルベは、消炎作用が穏やかなため、副作用はほぼありません。ステロイドのような副作用はありませんので、長期間使用しても問題はありませんが、万が一以下のような副作用を感じた場合は、医師に相談しましょう。
副作用1・発疹
目に見える形で、皮膚に何からの症状などが生じることを発疹と言います。発疹は湿疹などの炎症です。
副作用2・過敏症状
弱い刺激に対して、体に何らかの反応がでることを過敏症状と言います。通常は何の反応も起きないような物質に対しても、赤みやかゆみ、違和感を感じることです。
副作用3・刺激感
刺激感とは、むずむずとした痒みや、ヒリヒリとした痛みなどがあります。塗布してすぐに症状があらわれることが特徴です。
サトウザルベを赤ちゃんに使用するときの注意点は?
サトウザルベはステロイド成分はなく、ジュクジュクした患部を乾燥させるという比較的穏やかな作用ですので、首回りやお尻など、目意外の患部に塗布することができます。
さらに、赤ちゃんにサトウザルベを使用する場合の注意点を症状別にみていきましょう。
あせもに使用する場合
サトウザルベをあせもに使用することで、皮膚を乾燥させることができます。塗布する前に、皮膚の汗を洗い流し清潔にした状態で患部にサトウザルベを塗布しましょう。
おむつかぶれに使用する場合
赤くただれてしまうおむつかぶれには、サトウザルベで皮膚を乾燥させ患部を保護してあげましょう。塗布前には、皮膚に付着した糞尿を優しく洗ってあげることが大切です。お尻拭きシートは、かぶれを悪化させるので、面倒でもぬるま湯で汚れを流してあげてください。
サトウザルベを上手に使う方法まとめ
サトウザルベが処方される症状は、一般的な皮膚炎や、赤ちゃんのかぶれ、乳児湿疹やアトピー、とびひなどです。
このサトウザルベを塗布することにより皮膚を保護し、炎症を抑えることができますが、ステロイドのような強い効果は期待できません。
しかし、サトウザルベはリンデロンのようなステロイド外用薬と混ぜて処方されることがあります。
このような亜鉛華軟膏の他に亜鉛華単軟膏もありますが、酸化亜鉛の含有量や使用される症状も異なりますので、購入する際は注意しましょう。
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