みなさんオクラは好きですか?健康にも美容にも良いと注目されている夏野菜のオクラ!漢方では、オクラは【肝】や【腎】に良い食材だと言われています。肝は気や血の流れを司り、消化を助ける機能や運動機能、身体全体の機能が順調に行われるように調節する働きをしています。また、腎は発育や生殖機能を司り、不足すると老化や水分代謝に不調がおこるとも言われています。健康で美しい肌を保つためにも、オクラのネバネバパワーを取り入れてみませんか?
オクラの栄養素
オクラは胃腸を整えて便通を促してくれるので便秘がちな方にオススメ。βカロテン(ベータカロテン)をはじめ、代謝の促進や肌に良いと言われるビタミンB1、B2などのビタミン類や食物繊維、カリウムやカルシウムなどを豊富に含む栄養価の高い食材です。オクラの特有のネバネバはペクチンやムチンという成分。ペクチンにもムチンにも強力な保水効果があり、細胞に潤いを与えて活性化し、老化を予防するとも言われています。粘膜を潤したり、保護する役割も果たしているので身体の免疫力も強化され、食物繊維が豊富なためデトックス作用もあります。
βカロテン
抗発がん作用の他に、体内でビタミンAに変換されることにより視力の維持や呼吸器系統を守ってくれる効果があると言われています。オクラにはレタスの約3倍以上ものβカロテンが含まれています。
カリウム
身体の中の塩分を排出するので浮腫みを予防し、血圧を下げる効果も期待できます。
ペクチン
ペクチンは水溶性食物繊維の一種。腸内環境を整えて便通を改善したり、血糖値の上昇を抑える作用があるので糖尿病の予防に効果的です。さらに中性脂肪をつくるアミラーゼの働きを抑えることで、肥満予防の効果もあります。
ムチン
糖たんぱく質のムチンには、たんぱく質の吸収を助ける働きがあり、疲労回復や滋養強壮などに有効です。
オクラの選び方
オクラの旬は7月~9月と言われています。
・緑色が濃く鮮やかなもの
・ヘタの切り口がシャキっとしているもの
・産毛がびっしり生えているもの
・皮にハリがあり、角がハッキリしているもの
・育ち過ぎると味が落ちるので大きすぎないもの
上記に当てはまるものが新鮮で味が良いと言われています。オクラは低温に弱いので、冷やしすぎないようにポリ袋などに入れたり、新聞紙に包んで冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。一度に使い切れない場合は、ラップなどに小分けにして冷凍保存しておくと便利です。水洗いした後に塩をふって表面をこすり、産毛を取り除いてから調理すると色も鮮やかになり、食感もよくなります。細かく刻むほどネバネバが増すので料理に合わせて切り方を変えましょう。
オススメの食べ合わせ
・オクラ + 納豆 ⇒ 夏バテ解消
下ゆでして刻んだオクラと納豆を和えるだけ。オクラも納豆も便通を促すネバネバ成分を含み、相乗効果で働きを高めます。
・オクラ + 鶏肉 + じゃがいも ⇒ 食欲増進
オクラ、鶏肉、じゃがいもを組み合わせて煮物に!どの食材も胃腸の働きを高めて気を補う作用があり、食欲のない時にぴったりです。
★豆知識
夏にオススメのオクラレシピ
◆簡単!オクラのさっぱり和え(2人分)
オクラで腸内環境を整え、梅干しで腸の働きを回復し、消化吸収を促進。さらに利尿作用の高いきゅうりが身体の熱を取り、余分な水分を排出してくれるので、夏バテしている時や食欲がない時にオススメのレシピです!
<材料>
・オクラ…4本
・きゅうり…1~2本
・梅干し…3個
・かつお節…お好みで
※かつお節をたくさん入れるとダシの風味が増すので、ぽん酢の量が少量ですみます。
・ぽん酢(白だし)…適量
<手順>
1:オクラは水洗いした後に塩をふってまな板の上でコロコロ転がして産毛を取り除く。
※オクラは生のままでも茹でてもOK
2:オクラのヘタと額を取り、お好みの厚さで輪切りにします。
※細かく刻むほどネバネバが増します。
3:水洗いしたキュウリを薄い輪切りにする。
4:梅干しを細かく刻みます。
5:全ての材料を混ぜ合わせ、お好みでかつお節を入れます。
6:最後にぽん酢(白だし)を適量入れて混ぜれば完成!
※梅干しとかつお節で味が付いているので入れすぎに注意してください。
ネバネバしているから、なんとなく扱いにくいイメージのあるオクラですが、生でも食べれるし火を通しても栄養が残る食材なので茹でたり炒めたりとアレンジ方法はたくさん!和食以外にもスープやカレーに入れてネバネバパワーを取り入れましょう!また、夏の時期は冷奴に刻んで乗せたり、そうめんに入れれば喉ごしもさらにUP!お手頃な価格なので、あと一品欲しい時にもってこいの万能野菜。この夏はオクラを活用して胃腸と肌を優しくケアしてあげましょう!