これってノーマル!?
シエラに隠された、その秘密とは…
ユーザー目線から、さまざまなジムニーライフを提案しているイメージオン。
パーツのいろいろな組み合わせで、自分仕様の一台に仕上げることが出来る「選べる新車コンプリート」に加え、
「中古車でコンプリートが出来ませんか!?」というお客さんの何気ない“声”をカタチにした「中古車コンプリート」。
さらに最近本誌にて取材させて頂いた「ワンプライス」新車コンプリートもまた「イメージオンがお勧めするコレ!って言うコンプリートはどれですか!?」という、お客さんの“声”に応えようと企画されたものだった。
この“声”というキーワードは、イメージオン発想の源泉となっているようだ。
「ワタシエラ」とユニークなネーミングが与えられたジムニーJB43。車高もノーマル、外見もほぼノーマル。では「一体、どこが変わっているの!?」と、読者からの質問が飛んできそうな一台だ。
しかし、このクルマ。
日々のショッピングや子供の送迎 etc. 日常の脚に使用している奥さんや女性の“声”が反映されたチューニング&カスタマイズが施されている。
例えば、純正キーを使用した「オートミラーキット」もそのひとつ。
ドアロック開閉ボタンを押すと同時にミラーも開閉される仕様となっているのだが、これは「クルマとクルマの間を通りたい買い物カートのスペース作りと、子供がミラーへ衝突するのを回避したい」とい奥様ならではの“声”に応えたもの。
また、スムージング加工が施されたリアゲートは、「小柄な女性にはスペアタイヤがあると後ろが見えないんです」という“声”と合わせて、買い物カゴをラゲッジスペースに収納するとき「非力な女性には、リアゲートが重いんです」という“声”が、採用の原点となっている。
さらに、元来ブレーキの効きが決して良いとは言えないジムニーは、「女性の脚力では充分な制動力が発揮できないんです」というブレーキングを不安視する“声”から、ディクセルの強化パッドとスリッドローターが採用された。
ちなみに奥さん達の“声”は、このJB43では、以下のように反映されている。
「夜道が暗くて…」→ HIDヘッドライト&LEDフォグランプ
「買い物から戻ると室内が暑い」→ ジムニー専用設計 レーザーシェイド
「手許も今風に」→ 本革ステアリング
「エンジンの始動をスピーディーに」→ 点火コイル+プラグ交換
「リフトアップ車は、買い物カゴを置くのが大変」→ 車高はあえてノーマル
JB23に比べ、ワイドトレッドゆえの走行安定性に、いざという雪道でも安心して乗り回せるJB43は、街乗りがメインの女性らしく「60km/h」時の気持ち良い走行性能と扱い易さを重視した設定となっている。
ところで、取材が進む中で、幾度となく反省させられた。
それは、これまで取材して来たJB23やシエラの数々は、ほぼ全車リフトアップ加工が施されていたが、男性の身長と腕力・脚力などを基準にオトコの乗り物として考えられる傾向が強いことを気づかせてくれたからだった。
「ワタシの“声”がすべて採用された、ワタシ仕様のシエラ」=「ワタシエラ」は、奥方を笑顔にしてくれるそんな一台だった。
本稿にてご紹介させて頂いたカスタム&チューニングは、もちろんリフトアップされたジムニーにも装着したいパーツばかり。
「妻のことを考えた工夫も取り入れてみるか!」
私も含めた旦那衆には、素晴らしい奥さん孝行になるのではないだろうか!
(写真:佐久間 清人)
女性の脚力では、純正のパッド&ローターでは、制動力に不安が残ってしまう。そんな悩みを解消すべく、ディクセル製ブレーキパッド&スリッドローターを採用。今では、女性の踏力でも十分に止まってくれるため、安心して運転出来るという。