下半身痩せには断然「股関節ストレッチ」がオススメ
ヨガやピラティスが定番化したからか、みなさんのカラダへの意識が高くなったのか、股関節の柔軟性が求められる昨今ですが、「なぜ?」と疑問に思ったこと、ありませんか? しかも股関節ってどこ?なんて今更聞けない、という人もいるかもしれません。
そこで今回は、「股関節ストレッチの効果、効果的なやり方」「股関節と下半身痩せの関係」「股関節が硬いとなぜいけない?」などの理由や解決方法を紹介します。
【INDEX】
図で見る! 股関節と骨盤の深い関係
硬いと太る? 股関節の動きを知りましょう
開脚や柔軟だけではない、股関節を柔らかくする意味は?
1.外旋筋群をほぐすストレッチ
2.大腿二頭筋をほぐすストレッチ
3.太もも内側の内転筋をほぐすストレッチ
4.大腿四頭筋と腸腰筋ストレッチ
5.臀部をほぐすストレッチ
図で見る! 股関節と骨盤の深い関係
股関節を説明する前に、股関節と骨盤との深いつながりから見てみましょう。
骨盤は、背骨を支える土台であり、大きく分けて左右に広がる寛骨、仙骨、尾骨の4つの骨が関節で繋がり構成されています。そして、これらの様々なパーツは仙骨と腸骨をつなぐ「仙腸関節」。左右の恥骨をつなぐ「恥骨結合」。腸骨と大腿骨をつなぐ「股関節」等で結合しています。つまり、股関節は上半身と下半身を結ぶ関節であり、下半身の始まりとも言えるのです。
骨盤は体の中心であり、1番大きな骨です。この骨盤も毎日微妙に開いたり、閉じたりしています。その関節の可動域を狭めてしまう主な原因は、硬くなってしまった筋肉。
つまり、関節の動きが悪い=関節周辺の筋肉のコリなどにより、血流やリンパの流れが悪くなり、冷えやむくみなどが生じるということです。
股関節が硬くなるから骨盤に影響を与えるのか、もしくはその反対か、いずれにしろ骨盤と股関節の関係は深いのです。
硬いと太る? 股関節の動きを知りましょう
股関節は、大腿骨(だいたいこつ)の上端にある骨頭(こっとう)と呼ばれる球状の部分が、骨盤の寛骨臼(かんこつきゅう)と呼ばれるソケットにはまり込むような形になっています。正常な股関節で、寛骨臼が骨頭の約4/5を包み込んでおり、関節を安定させています。しかしながら、人の骨格は人それぞれ。大腿骨が骨盤へ浅くはまっていたり、内側に向き過ぎていたり、外側に向き過ぎたりと、大人になればなるほど、本来の形に収まっている人は少ないと言われています。
この股関節の動きを安定させるのが、骨盤周辺の臀部の筋肉や骨盤底筋群、体幹などの深層筋。しなやかな動きは、硬すぎず、柔らかすぎない弾力のある筋肉によって生み出されます。
この筋肉と協力しあいながら、股関節は様々な動きを可能にします。
例えば、両足を揃えて立ってみてください。足を前に伸ばす、後ろに伸ばす、横に広げる、内側に伸ばす、脚の付け根から内側にねじる、外側にねじる……すべてが股関節と筋肉によって可能になっていることが分かるはずです。
開脚や柔軟だけではない、股関節を柔らかくする意味は?
今までの説明からも、股関節と骨盤のつながりや、股関節と大腿骨のつながりなど、体はすべてつながっているコトを意識するのは大切です。ジムのトレーナーなどから「股関節が硬いですね」と言われたら、股関節だけにフォーカスするのではなく、腰や臀部、太もも裏、脚裏などをストレッチなどでほぐしてみること。
それと同時に、関節を守るためには、トレーニングによって筋力をつけることも必要になります。筋肉を作るには3週間ほどかかるので、ストレッチを日々続けることで、3週間から4週間ほどで骨盤の柔軟性を高める計画を立てましょう。
そもそも、「なぜ股関節の柔軟性が必要とされるか」と言えば、怪我の防止です。
骨盤は、上には腰の腰椎(ようつい)とつながり、下には大腿骨と繋がる股関節がついています。ですから、股関節の動きが制限されてしまうと、別の部位でカバーしようとして、腰や膝などに負担が来てしまい、腰痛などの原因になることもあります。
股関節の可動域を利用してねじりが深まるはずのねじりのポーズや、ゴルフやテニスなどをした場合も、股関節の動きが制限されていると、膝や腰に大きな負担を掛けて、腰や臀部を痛めてしまうことになります。
続けて、痩せた?と言われる「股関節ストレッチ」を5つ紹介するので、その効果的なやり方を実践していきましょう。