市販の薬は効果がマイルドな分、副作用などが少なく、一方で病院の薬は効果が強いと思っている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は病院と同じ市販の風邪薬について触れてみました。
ぜひ参考にしてみてください。
病院用と市販とでは風邪の治療薬は異なる
まず最初に言っておきますと、病院(医療)用と市販の風邪薬は、根本的な治療薬が異なってきます。
と言うのも、通常病院で風邪薬を処方してもらう際は、個別の症状別に薬を処方してもらうからです。
例えば熱と咳があった場合は、熱の薬と咳の薬をそれぞれ処方すると言ったような感じ。
一方で市販の風邪薬と言うのは、症状別ではなく、すでに複数の症状に効く成分が入っているものになります。
例えば熱・咳・鼻・たんなどに効く成分がすでに1つの薬に配合されているんですね。
病院
→症状に応じた個別の効果のある薬
市販
→風邪全般に効くようにすべてに効果のある薬
市販で抗生剤は売っている?
風邪の時に病院へ行くと、おそらく抗生剤を貰う人も少なくないのではないでしょうか。
そして風邪の菌をやっつけるために抗生剤は必須のものと考える人も多いようです。
しかし風邪に抗生剤は効果がありません。
と言うのも、風邪の原因はほぼ「菌」ではなく「ウイルス」だからです。
抗生剤では「菌」を殺せても、「ウイルス」は殺す事はできないんですよね。
ですから実は風邪の時に抗生剤を飲んでも効果がないんです。
ではなぜ抗生剤を病院ではもらうのか?
では風邪には効かない抗生剤をなぜお医者さんは処方するのかと言いますと、大きく3つの原因が考えられます。
1つは風邪の原因はウイルスで抗生剤は効きませんが、風邪で身体が弱っている時は他の感染症への抵抗力が下がっているため、二次感染を防ぐという目的で処方されるケースもあるんです。
2つめは患者さんが抗生剤を望む場合です。
イメージとして「風邪は抗生剤で治る」と思っている方も多くいらっしゃるので、抗生剤を処方されないと怒り出す方や、抗生剤をもらいに病院にわざわざ来たような人までいるので、仕方なしに処方するケースがあります。
3つめは医師の中でも風邪には抗生剤が効くと思っている場合です。
もともとこの概念が、患者まで「風邪には抗生剤が効く」という先入観を植え付けてしまった原因かもしれませんが、医師の中でも依然として風邪の治療のメインは抗生剤と思っている方も決して少なくありません。
市販で抗生剤は買える?
市販では抗生剤は購入する事はできません。
そもそも風邪で抗生剤は不要なので安心してください。
風邪の治療は起きている症状を緩和させ、身体を楽にするのが目的なので抗生剤がないと治らないという事はありません。
ちなみにインフルエンザの治療薬も市販では購入不可です。
では病院と同じ市販の風邪薬はないのか?
病院は基本的に個別の症状に応じて薬を処方するんですが、中には市販の風邪薬の様にある程度症状に応じた効果が期待できる成分を複数配合している薬も存在するんです。
例えば「PL」だったり「ペレックス」という名前を聞いた事がある人もいるのではないでしょうか。
この薬は病院で使用される薬ですが、使用頻度も高く、熱や鼻や喉などの複数の症状にも効果があるんです。
PLやぺレックスに似ている市販の薬
では市販でこれらに似ている薬が1種類だけ存在するので紹介します。
それは新エスタックWという薬です。
ぺレックスとの成分の比較は以下の通りです。
(成人1回量比較)
<新エスタックW>
アセトアミノフェン・・・240mg
サリチルアミド・・・200mg
クロルフェニラミンマレイン酸塩・・・2.5mg
ノスカピン塩酸塩水和物・・・10mg
カフェイン水和物・・・50mg
アスコルビン酸(ビタミンC)・・・50mg
<ぺレックス>
アセトアミノフェン・・・150mg
サリチルアミド・・・270mg
クロルフェニラミンマレイン酸塩・・・3mg
カフェイン水和物・・・30mg
ぺレックスと異なる点は赤字の部分です。
新エスタックWには「ノスカピン」という咳を抑える成分が配合されており、また風邪で消耗されるビタミンCも配合してます。
ですから新エスタックWの方が幅広い効果が期待できる事になります。
その他の部分では新エスタックWもぺレックスも似ている所が多いので、これまでぺレックスやPL(PLもほぼ同じ効果です)を使用して効果があったと思う人はぜひ「新エスタックW」をおすすめします。
新エスタックWの特徴
【用法用量】
次の1回量を1日2回、朝・夕食後に、水又はぬるま湯で服用してください。
| 年齢 | 成人(15才以上) | 7才-14才 | 7才未満 |
| 1回量 | 2カプセル | 1カプセル | 服用しないこと |
【効能効果】
かぜの諸症状(発熱、悪寒、頭痛、鼻水、鼻づまり、くしゃみ、せき、のどの痛み、関節の痛み、筋肉の痛み)の緩和
【注意点】
緑内障・排尿困難・水痘・インフルエンザ疑いの人は使用しないでください。
眠気や口渇の副作用が起きる事があるので注意しましょう。