合皮(フェイクレザー)と本革財布のメリット・デメリットについて
財布を選ぶときに選択肢のひとつとなるのが、本革にするか合皮のものにするかというポイント。合皮というと安っぽいイメージがありますが、最近は高級感のあるものも増えています。
ここで合皮(フェイクレザー)と本革財布のメリット・デメリットをまとめてみました。
本革のメリット・デメリット
本革のメリット
- 経年変化を楽しむことができる
- 革のタイプによって質感の違いが楽しめる
- 高級感があって本格的
- 傷やシミがついても自然と目立たなくなる
- 長年使える
本革のデメリット
- メンテナンスが必要
- 水濡れや湿気、高温など条件によって変質することがある
- 価格が高い
続いて合皮についてです。
合皮のメリット・デメリット
合皮のメリット
- 価格が安い
- 特別なメンテナンスがいらない
- 軽い
- 汚れや水に強く手入れが簡単
- 色やプリントなど多彩なデザインが楽しめて、色落ちが少ない
合皮のデメリット
- 画一的な質感
- 高級感に劣る
- 経年変化せず、使い込むと劣化するのみ。
- 熱に当たると塗料が溶けたり変質したりしやすい (用途によって素材を選ぶ)
本革にも合皮にもそれぞれメリットとデメリットがあります。最近は合皮で手頃な価格なのに高級感があるなど品質も進化しているので一概に合皮はNG!とは言い切れません。
価格が安いので、いくつか揃えて気分によって使い分けるという方法もありますし、水濡れや汚れを気にしたくないなら、合皮がぴったりと言えます。
アウトドアで使用するアイテムや外で仕事をしている方が普段使いように選ぶなら合皮の方がオススメ。また定期入れやキーホルダーなど劣化が早いアイテムは合皮を短いサイクルで買い替える…という方法もあります。
高級ブランドでも合皮を使用しているところもありますし、ヴィトンのように帆布に樹脂コーティングして革のように見せているものも。こうした素材は合成皮革に対して人工皮革と呼ばれています。
合皮とは少し違いますが、こうした素材は経年変化しないのがウリになっています。
本革はメンテナンスが必要ですが、財布の場合はそれほど神経質になる必要はありません。はじめに防水スプレーを使用して、革が乾いてきたら栄養クリームで手入れをする程度で十分です。
またオーナーの使い方や経年によって変化していく様子を楽しみたいなら本革を選ぶべきでしょう。本革には高級感と品格があるので、財布のように人目に触れることが多いアイテムは本革をチョイスするのがいいかもしれませんね。
合皮(フェイクレザー)のお手入れ方法・手順
手頃な価格で面倒なメンテナンスがいらない合皮。それだけに汚してしまったときにもどうしたらいいのかよく知らないという方も多いのではないでしょうか。
合皮もお手入れをすることでその特性を長く楽しむことができます。ここで合皮のお手入れ方法と手順を紹介したいと思います。
合皮のお手入れ方法とは
ホコリや小さなゴミなどの日常的な汚れはブラシや乾いた布で落としておきます。水濡れや飲み物などをこぼしてしまったときは軽く濡らして絞った布でふいてください。
油や手垢などのガンコな汚れは中性洗剤を水に薄めたもので濡らし、絞ったものでふき取ります。その後、乾いた布でふき取るか風通しのいいところで乾かしましょう。
もちろん、栄養クリームを使用する必要はありません。水に濡れてしまった場合は、風通しのいいところで乾かしておきましょう。臭いが気になるときは消臭スプレーを使ってみてもいいでしょう。
合皮の財布や小物を保管するときは
合皮は長期間、使用しないでおくと塗料が溶けてべたつきがでたり、変質したりすることがあります。うっかり放置しておいたところ、他のものに色移りしてしまった…なんていうことも。
長期間保管するときは、通気性の高い布などに包んで高温にならない風通しのいい場所で保管しましょう。
合皮素材でも苦手なものが!こんなお手入れはNG
合皮はお手入れいらずでガンガン使ってOK!というイメージがあります。確かに神経質にならずに使えるアイテムですが、もちろん合皮素材にも苦手な成分や環境があります。
まずは汚れたときにベンジンやシンナー、除光液、アルコールなどの揮発性溶剤を使用するのはNGです。これは表面の塗料や素材が変質してしまうことがあるからです。
合皮は高温・多湿の場所も嫌います。特に汚れた状態で湿気の高い場所に置いておくとカビが生えてしまう恐れも。また濡れた状態で他の素材と密着すると色移りすることがあるので、バッグの中に入れるときには注意してください。
また、ごくまれに合皮だから大丈夫!と丸洗い使用する人もいるようですが、これもNGです。防水加工が施されているのは表面だけなので、全体的に濡れるとカビが発生したり、変形してしまったりすることがあるからです。
財布を水洗いする人はいないと思いますが、念のため覚えておきましょう。