リボルバーを使用するにあたっての注意点と効果的な使用方法についてです。酸性領域で活性するリボルバーですから、アルカリの還元剤とは違ったコツがあります。作業工程です。1) 毛髪診断 リボルバーはダメージレベル3程度までのダメージならば前処理は基本的には無しで大丈夫です。やり過ぎるとかからなくなる恐れがあります。 レベル4以上の部分にPPT処理はしても良いと思いますが、薬剤が酸性の為、使用する[w]PPT[/w]も考えなくてはいけません。2) プレシャンプーカーリング剤ですので、余計な油分、スタイリング剤はついてない方が良いと思います。3) ドライ後 1剤塗布リボルバーは[g]スピエラ[/g]という還元剤を使用しています。このスピエラと言う還元剤は水に弱いので、用事混合方式をとっています。用事混合とは、スピエラと、溶剤をその都度MIXして使用すると言う事です。混合はスピエラ(mix1A)1に対して溶剤(mix1B)を10という比率です。しっかり混合しないとかかりムラの原因になりますので注意が必要です。髪に水分が含まれているよりも、ドライしていた方が薄まらないのでかかりが良くなるようです。またスピエラという還元剤自体の反応時間が15分以上から反応スピードが上がるのでツケ巻きの方が効果的だと思います。ダメージレベルに差があるケースでは、毛先をわざとウェットで残すことで反応量を変えて対応する事もできます。前処理に関してはこのドライ前にレベル4以上の部分に、[g]ヒートケラチン[/g]、[g]ヒートシルク[/g]、[g]ぺリセア[/g]などの処理剤が効果的だと思います。薬剤に混合する場合、ヒートケラチンはリボルバーの酸で重合して沈殿物が浮遊しますので、薬剤に直接混合するケースではヒートシルクが良いと思います。前処理と、水分量のコントロールが大切です。4)ワインディングダメージレベルにもよりますが、基本的にロッド系を2~3段落とした方が良いです。アルカリチオにあるような、厚いスライスでボンボン巻きはやめてください。失敗の原因はパワーに頼ったワインディングに慣れてしまている事です。厚いスライス・大きいロッド・ノンテンションこれを、やや薄めのスライス・イメージより2段落としたロッド選定・しっかりテンションに変えた方がリボルバーでは良い結果になります。BCA社から発売している[g]アニオンロッド[/g]が僕はおすすめです。http://www.bca-product.co.jp/5)1剤塗布後加温スピエラ自体は加温してもしなくてもあまり大差が無いと言っているメーカーもありますが、リボルバーはスピエラとシステアミンという2種の還元剤をMIXしていますので、加温する事でシステアミンの方が活性してウェーブ効率がUPします。タイムの目安は15~20分です。スピエラ自体の反応が15分以上から強くでるようなので、[g]システアミン[/g]が入ってるとはいえ、長めの放置タイムの方が良いと思います。6)テストカール酸性の薬剤なので、膨潤しません。よってアルカリパーマ剤にあるような2剤で締まるって事が無いので、テストカールで出たカールがそのままか少し弱いくらいが仕上がりのカールになります。なので、イメージよりやや強いくらいのテストカールで丁度良いと思います。慣れが必要ですが、アルカリパーマの概念を0にして新しい気持ちで使っていただけると良さを感じていただけると思います。7)中間水洗臭いの緩和と、2剤の酸化効率をUPするためにした方が良いと思います。シャンプー台での水洗が厳しい場合は、やや温度の高いお湯をスポイトに入れてたっぷり塗布してください。水洗後はタオル等でしっかり余計な水分を取ってから2剤にうつるのがより2剤の効果UPに良いと思います。クッキングペーパーを100均とかで買ってきて使うのも良いと思います。8)2剤塗布酸化時間を長く置いた方がウェーブの持ちが良いです。なので10分+10分の2度付けが良いと思います。実験結果では長くおけば置くほどウェーブが出る結果になってますので2剤は長めにが基本です。9)ロッドアウト、プレーンリンス通常と同じでよいですが、臭い除去の為、[g]ヘマチン[/g]系の処理剤を塗布して2~3分放置した後にトリートメントなどがより、残臭除去には効果的だと思います。今までのアルカリパーマの考えを一度切り離して考えていただけると良いと思います。カーリング剤がかからないと言う方はたいていアルカリチオと同じ感覚てやってしまうようです。ややめんどくさいですが、基本工程をきちっとする事が大事だと思います。モデルさんでのケースです。状態 [w]縮毛矯正[/w]をかけて半年後に2回パーマ カラーは10レベル程度のカラーを黒染めです。ダメージレベルは4~5ビフォアロッドはオール20mmのスライス薄めで、前処理無しです。加温20分。アフター(プレーンリンス後)軽くアウトバス系トリートメントつけてドライの仕上がりです。