肌のいちばんの材料はたんぱく質

シミを早く取るには

まず、たんぱく質

シミを早く取るには、まず、たんぱく質をしっかりととります。

なぜなら、たんぱく質は皮膚の元になる材料だからです。また、皮膚代謝をおこなう酵素の材料もたんぱく質だからです。

たんぱく質が不足すると、皮膚の代謝がわるくなり、シミもなかなか取れなくなります。

代謝の主役:酵素

シミを取るには、新しい細胞をどんどんつくって、皮膚の奥にいすわっている古いメラニンをどんどん押し出して、垢としてはがしていく必要があります。
この代謝をおこなっている主役は、酵素です。
酵素はたんぱく質を材料として体の中でつくられます。

体内では、何万もの代謝が行われていますが、これら全ての代謝に酵素が関わっています。また、1つの代謝に1種類の酵素が関わっていますので、酵素が1種類でも不足すれば、私達の体は無事ではすみません。皮膚の代謝がわるくなってもおかしくはないのです。

新しいアミノ酸が足らないと…

また、皮膚は、他の体組織と同じように、DNAの暗号にもとづきアミノ酸を順番につなぎあわせてつくられます。そのアミノ酸はたんぱく質を消化分解してできたものです。

しかし、皮膚を構成する材料である新しいアミノ酸が足らないと、古いアミノ酸を使うしかありません。多少傷があろうと汚れていようと、しかたがありません。
こうしてつくられた皮膚に、シミの1つがあってもおかしくはありませんね。

ですから、たんぱく質を不足することなくとることで、シミの予防になり、シミを早く取ることができるのです。

たんぱく質の必要量

たんぱく質の必要量は、「2015年度版日本人の食事摂取基準」によると、30代~40代女性で1日につき推奨量が50gとなっています。
(「推奨量」とは日本人のほとんどである97%~98%の人が必要量を満たすと推定される1日の摂取量です。)

あるいは、たんぱく質の必要量は体重の1,000分の1という説もあります。これは、例えば、体重が50kgの人なら、一日に必要なたんぱく質量は50g、ということです。
ただし、プロテインスコアー100のたんぱく質の一日必要量が体重の1,000分の1、という意味です。

プロテインスコアー

プロテインスコアーとは、アミノ酸比率からみたたんぱく質食品の良質度を、100をいちばん良質基準として、数字で表したものです。

これが100のものは、鶏卵とシジミがあります。
毎日シジミを食べるのは無理としても、鶏卵なら食べることはできそうです。しかし、毎日鶏卵ばかり食べていても飽きてきます。

そこで、たんぱく質食品の中から、プロテインスコアー80以上のものを、鶏卵とシジミ以外で、高い順番に並べてみると、

 サンマ
 豚肉
 マトン
 アジ
 カジキ
 鶏肉
 イカ
 そば
 ロースハム
 プロセスチーズ
 牛肉

と、なります。

たんぱく質をしっかりとろうとすれば・・

しかし、これらの良質たんぱく質を、一日に必要な量をとろうとしても、とてもとりきれないのです。仮に必要量とったとしても、超満腹になってしまう量をとらねばならないのです。

例えば、体重50kgの人で、鶏卵なら約7個、豚肉なら約400g、サンマなら一日に約2匹半を食べる必要があります。

しかし、例えば豚肉をそれだけ食べようとすると、抱き合わせに含まれている脂肪分も同時にとりますので、超カロリーオーバーになってしまいます。

植物性たんぱく質なら良質?

また、大豆などの植物性たんぱく質は、一般的に、良質たんぱく質といわれています。確かに大豆のたんぱく質を全て利用できればカロリーは低く抑えることができます。

しかし、大豆には、アミノ酸消化阻害酵素が含まれています。
たんぱく質はアミノ酸に分解されないと体に吸収できません。ですから、大豆食品はせっかく多くのたんぱく質を含んでいても、それを吸収する効率が悪いのです。

また、体内に吸収しても、アミノ酸にまで分解できなかったたんぱく質は、腎臓がフル回転で捨てなければなりません。そのため、その分腎臓に負担をかけ痛めることになります。

かといって、吸収できない分を見越してとったら、かえって卵でとるよりもカロリーが多くなってしまいます。
例えば、体重50kgの人で、豆腐で約5丁半食べる必要があります。カロリーでいうと、豆腐だけで約1,000キロカロリーです。

良質の大豆プロテイン

このように、たんぱく質を吸収効率や利用率を考えてしっかりとることは、大変むずかしいのです。

カロリーが心配な方や小食の方、環境ホルモン等が心配で動物性のものを避けている方は、良質の大豆プロテインを補助的にとるのが効率的で簡単です。

良質のプロテインは、20種のアミノ酸が全て含まれていて、消化吸収されやすいように製造されています。