腋臭にはエタノール?気になる効果とデメリット
ワキガのニオイの原因は、アポクリン汗腺という器官から出る汗です。
しかし、汗をかいたと同時にワキガのニオイを発生させるわけではありません。
ワキガ臭を発生させるには、ある条件があります。
それは、「皮膚についた雑菌と汗が混ざり合うこと」なのです。
そもそも、皮膚に雑菌がいなければ、ワキガのニオイは解消できます。
そこで、殺菌作用としておすすめなのが「エタノール」です。
このエタノールは、皮膚にいる雑菌を死滅させる強力なパワーがあります。
今回は、ワキガのニオイを抑えるために、効果的なエタノールの作用とデメリットを紹介します。
ワキガ対策の1つとして、ぜひ試してみてください。
ワキガ対策にはエタノール?その効果とデメリットは
ワキガのニオイに効果的とされるのがエタノール消毒です。
その具体的な作用とデメリットをみていきましょう。
エタノールとは
そもそも、「エタノール」とはどんな物質なのでしょうか?
エタノールは、アルコールの一種です。
薬局では「消毒用アルコール」として販売されています。
「エチルアルコール」や「酒精」などと呼ばれることもあります。
「80%」の濃度に希釈されたものが最も殺菌作用が高いとされています。
ワキガ対策には消毒用エタノールがおすすめ
このエタノールには、「無水エタノール」と「消毒用エタノール」の2種類があります。
この2つのエタノールの違いは、アルコールの「濃度」にあります。
無水エタノールの濃度は、99.5vol%以上で、ほとんどがアルコールから成り立っています。
ただ、濃度が濃すぎるので、殺菌効果は期待できません。
無水エタノールは、水や精製水で薄めて初めて殺菌効果が出るのです。
それに対し、消毒用エタノールの濃度は76.9~81.4vol%になります。
初めから、アルコールのほかにある程度の水分が含まれています。
エタノールの殺菌効果が最も高くなる濃度は80%なので、消毒に1番適した濃度になります。
このことから、ワキガ対策に効果的なのは、「消毒用エタノール」ということになります。
ワキガのニオイの元を作り出す皮膚の雑菌自体を殺菌し消毒するのに適しているのです。
エタノールを使ったワキガ対策の仕方
エタノールでのワキガ対策の方法はガーゼやコットンにエタノールを染み込ませて、脇につけるだけです。
とても簡単に実践することができます。
ただ、効果を出そうとして脇の下を強くこすると黒ずみの原因になるので気をつけましょう。
ポイントは、“皮膚に押し当てる”ようなイメージです。
ガーゼやコットン、消毒用エタノールはすべて薬局やドラッグストアで購入可能です。
とても安価で手軽なので、気軽に試すことができます。
また、消毒用アルコール綿という、あらかじめコットンにエタノールを含ませてあるものもあります。
これは携帯用におすすめです。
ワキガへの効果
ワキガのニオイの原因は、アポクリン汗腺から出る汗が空気に触れ、雑菌を繁殖させることです。
これがワキガの「ニオイ菌」となります。
殺菌効果に優れているエタノールは、ニオイ菌の90~99%を死滅させることが可能です。
そのため、ワキガのニオイをなくしたり、ニオイを予防することができるのです。
人によっては、「エタノールを脇につけた瞬間から、ワキガのニオイがなくなったのを実感した!」という声もあります。
このようにエタノールの効果は大きいのです。
エタノールのデメリット
エタノールのデメリットは「持続時間の短さ」にあります。
エタノールの殺菌効果が持つ時間は、3~4時間程度しかありません。
そのため、7時間後には、雑菌が復活してしまうのです。
エタノールだけでワキガ対策をするのであれば、数時間ごとに、脇の下をケアすることが必要です。
つまり、1日に何度も塗り直す必要があるのです。
これは結構手間がかかる作業です。
またアルコールは、水にも油にも溶けやすく、「揮発性」があるのが特徴です。
そのため、肌につけるとアルコールと一緒に肌の水分や油分も奪われてしまいます。
その結果、かゆみや炎症を引き起こしてしまう可能性もありまます。
脇の皮膚は、肌の中でもとても「デリケート」な部分です。
だから黒ずみなどの肌トラブルを避けるためにも、毎日使ったり多用するのは控えましょう。
特に肌の弱い方は、注意が必要です。
心配な人は、事前にパッチテストをしましょう。
肌にエタノールをつけてかゆくなったり、赤くなったりした場合は使用しないでください。
エタノールは一時的に使うのがおすすめ!
ワキガ対策でエタノールを使う時は、どうしてもワキガのニオイを抑えたい時だけにするのが賢いやり方です。
そして、消毒方法は擦らず押し当てるように塗布するのが基本です。
また、エタノールだけに頼らず、制汗剤やデオドラントも併用しましょう。
「今だけワキガのニオイを抑えたい!」というピンポイントの時にうまく使えば、大きな効果を発揮してくれます。