株式会社CFC・MREグループ
化粧品販売・美容室・エステサービス
秋田県秋田市山王6-21-15
「社員第一主義」で100年続く会社づくり
株式会社CFC は1983年10月、秋田市山王で創業した。現在は事業の拡大に伴って、同社を含むグループ企業5社により株式会社CFC・MREグループを形成している。主要な事業はフェイシャルエステと自社ブランドの化粧品開発・販売、美容室経営などで、2016年1月現在で直営店17店舗を展開するほか、岩手県や山形県など東北地方にグループ企業を置く。サロンは完全メンバー制で、500円のワンコインから受けられる施術を提供。店舗スタッフの行き届いたサービスは支持を得ており、世代を越えて親子で来店するお客さまもいるという。
同グループの三浦宗博代表は創業以来、「社員第一主義」を掲げてきた。その理由は、会社の発展は社員の努力にかかっていると考えるからで、「経営とは、人を通じて事を成すこと。松下電器産業株式会社(現パナソニック株式会社)の創業者である松下幸之助さんは、同社で人間を作っていると言っていました。弊社では、人=社員を買ってもらっているんですね。新しいサービスや化粧品がお客さまの信頼を得るには、社員がお客さまから信頼される必要がある。だからこそ、会社は社員の成長にかかっているんです」と話す三浦代表。
オリジナルブランド「=MR」を発信
グループ企業のひとつ株式会社MREでは、オリジナルの化粧品ブランド「=MR(イコールエムアール)」を開発・販売している。糖化(黄ぐすみ)と活性酸素(酸化)に着目し、アンチエイジングを実現するスキンケアシリーズで、立ち上げ当時は無名だったが、着実に愛用者を増やしている。
新しいブランドが認知され広く愛されるには、社員が商品の特徴を理解し、お客さまそれぞれの肌の特徴を把握した上で、適切な提案をしなければならない。三浦代表が「社員の成長が会社の発展につながる」と力説するのはこのためだ。
ただ、三浦代表は社員の失敗を叱責しない。それどころか、失敗を推奨する勢いだ。「仕事も人生でも、うまくいくことより失敗のほうが多い。失敗があるから人は向上していくんです。失敗を数多くできる社員がいることが、弊社の強さであると思っています」という。
地域貢献への活動
同社の各店舗では、地元中学・高校・短期大学などから積極的にインターンシップ生を受け入れており、その数は毎年60〜80人にも登る。人材育成による地元学生のスキルの底上げを通じて、地域貢献を図りたいという三浦代表の思いが覗える。インターンシップを通じて、同社に入社した学生もいるという。
また、同社ではお客さまと社員が参加する合同ウォーキングのイベント企画や、地元の山林での植樹活動、全社員が給料の一部分を毎月出し合ってユニセフ募金を20年以上続けているなど、地域貢献の活動も行っている。
「女性が活躍する企業」「創業100年を目指す」
現在、株式会社CFCの代表取締役を務める江渡まゆみ社長は、創業時の社員でもある。もともとは、他の仕事に就くまでの間、つなぎのつもりで事務アルバイトをしていたが、勤務を通じて業務内容を学ぶうちに頭角を現し、やがて社長に就任し現在に至っている。
同グループは3つの大きな方針として「社員第一主義」「社風を愛し天風を仰ぐ」「日本の母が育つ会社」を挙げている。こうした三浦代表の社員を愛する思いが形となり、30年以上にわたって女性の活躍の場を創出してきた。社員の9割以上を女性が占め、結婚・出産を経て子育てをしながら働くケースも多く、長く働ける環境がある。「100年続く会社を作りたい」と語る三浦代表。その夢は、これからも続いていく。