今までのバージョンは、Office 365 上での提供()でしたが、今回の Power BI 2.0 からは単独のサービスになって、しかも無料版も提供されるようになりました!

Power BI に関して、自習書を執筆したので、その冒頭部を以下でご紹介します!


Power BI を利用すれば、レポートの作成や共有ができることはもちろん、さまざまなデータソースからデータを取得したり、取得したデータの加工(いわゆる ETL:Extract/Transform/Load やクレンジング処理)までもを行うことができます。しかも、これらはプログラムを一切記述することなく実現することができるので、まさに BI を強力に(Powerful に)推進できるツールです。

Power BI を利用すれば、次のような分析レポートを簡単に作成できます。

で、を作成することができ、棒グラフはもちろんのこと、折れ線グラフや円グラフ、Treemap、ウォーターフォール(滝)グラフ、地図(マップ)、散布図(バブル)、ゲージ、Funnel(漏斗)、複合グラフ(2Y軸)、面グラフなどを簡単に作成することができます。

次の写真は、スマートフォンから Power BI サイトにアクセスしているときの様子です。


■ Power BI の主な特徴

Power BI の主な特徴をまとめると、次のようになります。


● 無料で利用できる(登録にクレジット カードは不要)

Power BI には、無料版と有料版があり、データ容量が 1GB までなら無料で利用できる。登録にクレジット カードは不要。無料版と有料版との違いについては後述


● ノン コーディングで、見栄えの良いレポート/ダッシュボードを作成できる


Power BI サイトは、で描画されているので、スマートフォンタブレット端末からレポートを参照/編集できる。



● オープン データの取得も可能

Power BI は、Web 上のデータソースCSV ファイルや Excel ファイル、HTML

タグ、XML ファイル、JSON ファイル)を取得することもできる。したがって、政府自治体が一般公開しているオープンデータを取得して、レポートを作成することができる。

● ライブ レポートにも対応(Twitter のリアルタイム分析なども可能)
Power BI は、(Microsoft の提供するクラウド サービスの 1つで、ストリーム データを処理することが可能)と組み合わせれば、ライブ レポート(リアルタイムに、動的更新されるレポート)を作成することもできる。や、(Internet of Thingsデータの可視化などで利用することもできる。大量トランザクション データの場合は、(Microsoft の提供するクラウド サービスの 1つで、高速なデータ蓄積が可能なサービス)と組み合わせることで対応できる。


Microsoft の提供するクラウド サービスの 1つで、機会学習機能を提供)と組み合わせれば、機械学習/予測を利用したレポートを作成することもできる

● さまざまなデータ ソースからのデータ取得が可能(マッシュアップもできる)
Power BI は、さまざまなデータ ソースからデータを取得することができる

以下のデータ ソースからデータ取得が可能で、今後、さらに増える予定有り。Web ページ内の Table タグや URLアクセスが可能なファイル(ExcelCSVXMLJSON、Text など)、Hadoopファイル(HDFS)、SQL ServerOracleDB2MySQLPostgreSQLODBC、Teradata、SybaseAccessMicrosoftAzure 上の各種サービス(AzureSQL Database、AzureSQL Data Warehouse、Azure HDInsight、BLOB/テーブル ストレージ、Marketplace)、Active DirectorySalesforceGitHub、SweetIQ、Google Analytics、Twillio、QuickBooks、Facebook、Zendesk、OData、Exchange、SharePoint リスト、Dynamic CRM など

● データの加工処理が行える(ETL/クレンジング処理が可能)
データソースから取得したデータに対しては、ETL(Extract/Transform/Load)およびクレンジング処理が行えるので、グラフやチャートを作りやすい形にデータ加工できる。異なるデータ ソースをまたがったリレーションシップも作成できるので、マッシュアップが可能

● 自然言語(Natural Language)で、レポートを作成できる
質問形式でレポートを作成することができる。今後、Windows 10 で提供された音声認識アシスタントであるコルタナ()を利用して、人間の声でレポートを作成できるようになる( として提供予定)

● データの定期更新が可能
データ ソースからの定期的なデータ取得が可能(スケジュール設定ができる)

● インタラクティブなグラフ操作が可能
グラフで選択した項目に連動して、他のグラフが変化する。スライサーやフィルター機能を利用したデータの絞り込みも可能

● レポートの共有が可能
作成した Power BI ダッシュボードは、複数のユーザーで共有することができる

● 新しい機能がすぐに提供される(常に進化)
Power BI サイトは、クラウド上のサービスなので、新しい機能がすぐに提供される。本ドキュメントを執筆している2ヶ月の間にも、2回の Update がかかるなど、常に進化している

続きは自習書をぜひご覧いただければ幸いです。自習書のダウンロードは、以下のページから行えます。https://www.microsoft.com/ja-jp/server-cloud/Solutions-BI-Data-Analytics.aspx


■ 2015/11/13 追記
Power BI では、グラフをカスタマイズできる「カスタム ビジュアル」機能もあって、そのうちダウンロード可能なものが以下のサイトで公開されています!https://app.powerbi.com/visuals
ダウンロードしたカスタム ビジュアルは、Power BI Desktop を使って、以下のように[インポート]メニューから簡単に取り込むことができます。カスタム ビジュアルのうち、「Word Cloud」を利用した例が次のようになります。これは、このブログの 10月のアクセス数(検索単語)を「Word Cloud」で表示したものです。このように見栄えの良いグラフも、カスタム ビジュアルを利用することで、簡単に表現できるようになります。
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