剃刀 → 電動シェーバー → 抜くタイプと変遷した脱毛器具で傷めてしまった肌をなんとかしようと、最初に使ってみた家庭用脱毛器はノーノーヘアでした。
ノーノーヘア(no!no!HAIR)はヤーマンから販売されている「サーミコン方式」の脱毛器です。熱線で毛を焼き切り、毛を焼くときに結晶化が起きるので、長く使い続けると永久脱毛の効果も期待できるというもの。発売当時の価格は29800円でした。
私は肌が過敏で外からの刺激に弱く、すぐ埋没毛になるし、毛を抜くなど刺激があるとすぐに炎症を起こしてしまいます。「肌に負担をかけない全く新しい方式」と聞いて、とても期待しました。
ノーノーヘアを買った頃、私が一番気になっていたのは「埋没毛」でした。剃刀で剃ったり、毛を抜いたりすると、次の毛が生えてくるときに皮膚の下で丸まってしまい、毛が外に出られなくなる埋もれ毛の状態が「埋没毛」です。
ムダ毛処理をしたことがある方は経験があると思いますが、埋没毛になってしまうと毛が伸びる時にとても痒く、つい掻き毟ってしまって傷になる。傷跡は残るし、色素が沈着して黒くなるし、見た目がとても汚くなるのでイヤなものです。
ワキもスネも埋没毛があり、肌荒れして酷い状態だったので、とりあえずはそれが軽減すれば良いと考えていました。また、ノーノーヘアはフラッシュやレーザーを使う他の脱毛器よりも安く、手軽にできるとあってぜひ使ってみようと思ったんです。
買って以来、3年間使いました。
買って良かったと思う点は、肌が傷まなくなったことです。熱線で毛を焼き切ると毛が焦げてチリチリになり、それを付属のバッファでこすりとるのですが、この方式だと肌の表面すぐのところで毛が切れるので、埋没毛になりません。毛先は熱で焼けるかバッファでこすられるので、チクチクもしません。
痒くなることがないので掻き毟ることもなく、肌荒れは全くしなくなりました。
剃刀のように皮膚に細かい傷をつけることもなく、炎症も起きません。肌へのリスクがとても小さいので、荒れることがなくなりました。
腕や脚を処理するのなら、ノーノーヘアが一番いいと今でも思っています。両脚となると範囲が広いので、レーザーやフラッシュで処理をするのは時間がかかるもの。ノーノーヘアだと、肌の上を滑らせていくので、両脚を処理しても10分くらい。コツは深追いしないことです。
処理を始めたばかりの頃は、太い毛を処理しているので剃刀でそーっと剃ったようになります。見ただけではわかりませんが、触るとジョリジョリする感じです。
なので、人と触れ合う機会がある場合にはお勧めできないですが、そうでない時なら、別に問題はないと思います。
処理を続けていると、だんだん細い毛が増えてきます。個人差は当然あると思いますが、私の場合は2ヶ月くらいでところどころに細くなった毛が見られるようになりました。
下は1年ほど使い続けた時の、スネの状態です。
毛はすべてが同じ時に同じだけ伸びているわけではなく、それぞれに周期があってまばらに伸びたり抜けたりしています。どんな方法で処理しても、1回の処理で毛が生えなくなるということはありません。
気長にやることが大切です。もちろん、価格と効果、期間にはある程度比例するところがありますよ。たとえばクリニックで受けられるハリ脱毛は、毛根を完全に焼切るのでその場で永久脱毛が完了しますが、1本1本処理するので全身が終わるにはかなりの年月と料金が必要です。
女優さんやモデルさんには必要な処理かもしれませんが、私たち一般人にはそこまでの処理が必要かどうか。価格と効果が見合っていれば、それで十分だと思います。
ノーノーヘアは費用対効果以外にも、他の脱毛法に比べて良い点があります。レーザーやフラッシュ脱毛は、処理後は日に焼けたり水に入るのを避けなくてはなりませんが、ノーノーヘアは処理後の肌のほてりが治まれば、すぐに水にも入れます。日焼けしても特に問題はありません。
ただ、日焼け後の肌は乾燥しているので、十分にケアをしてあげないといけませんけどね。
ノーノーヘアは「使い続けると毛が細くなるシェーバー」と考えて良いと思います。剃刀を使うよりもずっと肌に優しいので、肌を傷つけずに済み、肌荒れしやすくて悩んでいる人にはとても良いと思います。