『ブラジリアンワックスを続けたら毛が薄くなった』とか逆に『脱毛したら毛が濃くなった』など嘘か誠がわからないような情報が飛び交っています。それは経験者しか分からないようなことであって、脱毛初心者からしたら気になるのも当然でしょう。
では実際どうなのか解説します。
ブラジリアンワックスを続けてもムダ毛は薄くならない
ブラジリアンワックスで脱毛したら、「以前より毛が薄くなった」と感じる人もいるようですが、ブラジリアンワックスを続けても「毛が薄くなる」ことはありません。
厳密に述べた場合、「ムダ毛が薄くなる=ムダ毛が生えてこなくなる」という捉え方ならそれは勘違いです。
永久脱毛はその名の通り、毛や毛根、周辺組織を破壊し、毛が生えてこなくなるようにする脱毛法です。
それに対し、ブラジリアンワックス毛を毛根から引き抜く脱毛方法であって、発毛組織自体はそのまま生きています。なので放置することで元の太さ、長さに戻ります。
では、
「ムダ毛が薄くなる=ムダ毛が薄くなったように感じる」という捉え方なら、それは事実です。
確かに脱毛直後の新しく生えてきた毛は薄くなったように感じます。では薄くなったように感じるのはなぜでしょうか。
毛の見え方により薄く感じる
多くの方がカミソリやシェービングを使い除毛されていると思いますが、カミソリやシェービングでカットされたムダ毛は、断面が大きく見え毛が濃くなったように見えます。
それに対しブラジリアンワックスは毛を毛根から抜き取ります。再び生えてきた毛は先端がとがった状態で生えてくるので、細く見え全体的に毛が薄くなったように感じるのです。
全体の毛量が減ったように見えるのは、いわば目の錯覚によるところが大きいのです。
毛根が傷つき発毛スピードが遅くなる
毛は毛根にある毛母細胞(もうぼさいぼう)の働きによって成長します。この毛母細胞は、周りにある血管から酸素や栄養を補給することで毛の成長に働きかけ発毛させます。
毛母細胞が傷つくことによって毛根に十分な栄養が伝わらなくなります。栄養を失った毛根は次第に弱り発毛スピードが遅くなります。発毛スピードが遅くなることで、全体的に毛が薄くなったように感じるのです。
よく眉毛を毎日抜き続けたら、「薄くなった」とか「生えてこなくなった」などといったことを聞きます。これは眉毛を継続的に抜くことで、毛母細胞にダメージを与え続けた結果が考えられます。
ブラジリアンワックスもこれと同じことが言えます。毛を毛根から抜き続けることで毛母細胞が弱り、発毛スピードが遅くなります。発毛スピードが遅くなることで、以前より毛が薄くなったと感じるのです。
ただ、これは継続的に脱毛し続けた場合の話であり、放置することで細胞が回復し、今までのように発毛スピードが戻ります。
脱毛により毛周期が乱れる
毛は毛周期(もうしゅうき)と呼ばれる成長期⇒退行期⇒休止期の3段階のサイクルを経て生え変わります。
| 特徴 | |
| 成長期 | 毛が新しく生まれて、成長して伸びていく期間 |
| 退行期 | 毛の成長が終わり、抜け落ちるまでの期間 |
| 休止期 | 毛が自然と抜け落ち、新しく生えるまでの期間 |
成長期の毛は退行期⇒休止期を経て次の毛に生え変わりますが、この時点で休止期にある毛はスタンバイ状態にあります。
成長期にムダ毛を引き抜いてしまうと、次の毛が生えてくるまでの期間が休止期にある毛より長くなり、毛の生え方にムラができます。生え方にムラがでることで毛が薄くなったように感じるのです。
ブラジリアンワックスを続けてもムダ毛は薄くならない
何年もブラジリアンワックスで毛根にダメージを与え続ければ毛が薄くなるんじゃないの?と思っている方もいると思いますが、ブラジリアンワックスはあくまで毛を毛根から抜き取るだけであって、発毛組織は生きています。
フラッシュ脱毛やレーザー脱毛のように毛根自体を破壊しているわけではありませんので、根本的な解決になりません。
ムダ毛が薄くなると思い込んで、頻繁に脱毛していても肌を傷つけるだけであって埋没毛(埋没毛)や毛嚢炎(毛嚢炎)と言った肌トラブルになりかねません。仮に薄くなったとしても一時的なことであって、放置することで元の状態に戻ります。
もし「ムダ毛を生やしたくない」「ムダ毛を薄くしたい」と望むなら永久脱毛を視野に入れてみることをお勧めします。
ムダ毛が薄くならないと言っても、脱毛後およそ2週間程度はツルスベ素肌を実感できますので、夏の間だけなど短期間の脱毛効果を望む人には最適な脱毛法と言えるでしょう。