2016/12/09


目の周辺等にできる白いブツブツの正体は稗粒腫

 顔に突然現れる謎のブツブツが気になってはいませんか?その正体である稗粒腫の発生原因や治療方法などをご紹介します。

 ふと気がつくと目の下にある白くポツポツとしたもの。

パッと見ではわからないこともあり、痛みやかゆみなどもないため自覚症状がない人もいるかもしれませんね。

これは「稗粒腫(はいりゅうしゅ・ひりゅうしゅ)」と呼ばれるもの。

稗粒腫とは一体何なのか、なぜ出来てしまうのかなど多くの謎を解説していきます。

スポンサーリンク

稗粒腫(はいりゅうしゅ・ひりゅうしゅ)とは?

【毛穴がふさがってできるニキビのようなもの】

 稗粒腫とは目の下などにできることが多い、直径1~2mmほどのポツポツとした物体です。

毛穴が皮脂などでふさがれてしまい、それが白い突起状になって見えるニキビの一種とも言われています。

また、ニキビなどで毛穴が傷ついた後に表皮が袋状に治ってしまったものともされるようです。

稗粒腫自体は良性であるため専門的な研究は進んでおらず、原因については現在明確にはわかっていないのだそう。

一般的には毛穴に詰まった脂肪分という認識が多いようですね。

 特別な原因がなくできるものは原発性稗粒腫、皮膚が剥がれた後や皮膚を削るような手術の後などにできるものは続発性稗粒腫と呼ばれます。

前者の場合は特に子供や若い女性に多いとされ、体質によっても発生率に差が生じるようです。

一般的な毛穴の詰まりとの違いは?

 毛穴が詰まるトラブルの代表的なものに角栓があります。

角栓とは皮脂や古くなった角質、ほこりなどが混ざってできたもの。

ニキビや毛穴の黒ずみの要因になる肌トラブルで、鼻など皮脂分泌が盛んな場所にできやすいですね。

ブツブツして見た目にも気になる“いちご鼻”も角栓が鼻の毛穴にたくさんできることが原因です。

 しかし稗粒腫は皮脂などが詰まっただけの症状とは少し異なり、袋状になっています。

目の周辺は一般的にニキビができにくい場所なのですが、稗粒腫の多くはで皮脂分泌が少ない目元に発生しますね。

小鼻の角栓は表面に出ているので取ろうと思えばピンセットなどで出すことができますが、稗粒腫の場合は袋状になっているため穴でも開けないと取ることができません。

スポンサーリンク

皮脂分泌や体質が関係している?

 
 毛穴が詰まってしまうということは、詰まりの元となる過剰な皮脂も理由の一つかもしれません。

古い角質が長く留まることも要因になりますから、ターンオーバーが乱れていたり洗顔がしっかりできていないことも考えられます。

 皮脂線が未発達な場合はそれに角質が溜まって生じるとも言われるため、体質や年齢的なものにも左右されるのかもしれませんね。

甘いものや油分の多いものを食べ過ぎた時に出やすいという話もあります。

いずれにせよ、皮脂の分泌状況と密接に関わっていると言えそうです。

稗粒腫の治療・予防方法

【放置しても自然に治るが、増えることもあり】

 上述のとおり良性の粒腫なので放っておいても健康的には問題ありません。

暫くすれば自然に治ることもあり、効果的と言えるほどの予防法もないようです。

逆に放っておくと数が増えてしまったという場合は、皮膚科や形成外科などでも治療を行ってくれます。

健康被害がないと言えど、やはり見た目で気になる方は多いでしょう。

治療は専用の器具で中の角栓を取り除くといった方法で、時間もさほどかからないそうですよ。

 ニキビを潰すこともそうですが、自力で取り出そうとするのはお勧めできません。

傷になって残ったり、そこからばい菌などが入って炎症を起こす可能性も考えられるためです。

余計なトラブルにも繋がりかねませんから、きちんと専門機関で処置してもらいましょう。

【考えられる予防策は?】

 効果的な対策がないと言われる稗粒腫。

原因から考えれば、皮脂の量やターンオーバーに気をつける対策となるでしょうね。

洗顔のしすぎや油物ばかり食べて皮脂過剰にならないようにしましょう。

良質な睡眠や角質ケアでターンオーバーを促し、古い角質がたまらないようにすることも重要ですね。

 筆者は昔ニキビができやすい体質でしたが、稗粒腫が気になったという覚えはありません。

一見ニキビのメカニズムと似ている気もしますが、ニキビができやすい人は稗粒腫もできやすいかといえば、単純に結びつくものではないように思えますね。

得策がない分ニキビよりも対策が難しいかもしれませんので、どうしでも気になる方は病院で相談することが確実かもしれません。

参考サイト
おすすめ記事

執筆者:rihira

一般社団法人 日本スキンケア協会
認定:スキンケアアドバイザー

注:2016年3月以前の記事はスキンケアアドバイザー資格取得前に書かれたものです。

この記事のタイトルとURLをコピーする

  あわせて読みたい