何度も繰り返す、しつこい大人ニキビ・・・。
同じ場所に何度もできたり、ニキビ跡がなかなか消えなかったり・・・。
顔にひとつニキビがあるだけで、なんだか憂鬱な気分になってしまいますよね。
綾瀬はるかさんや、篠原涼子さん、小雪さんなど、美肌で有名な芸能人は誰もが憧れます。
大人ニキビは、生活習慣や食生活・ストレスなどが複雑に絡み合って起こります。
若い頃にできるニキビと比べ、やっかいな存在です。
今回は大人ニキビの原因とその対策をご紹介しましょう♬
“思春期ニキビ”と“大人ニキビ”の違いは?
10代の頃に出来る『思春期ニキビ』と20歳を越えた頃から出来始める『大人ニキビ』は、いったいどのような違いがあるのでしょうか?
詳しく見ていきましょう。
思春期ニキビ
10代に入り思春期が始まる頃に出来始めるとされている思春期ニキビは、主に額・鼻・頬辺りの、いわゆるTゾーンにできやすい特徴を持ちます。
思春期ニキビは、思春期特有のホルモンバランスの乱れの影響で、過剰に分泌された余分な皮脂が毛穴に詰まってしまう事が原因です。
非常に脂っぽいキドキトしたニキビで、洗顔をこまめに行い清潔を保つようにしていると、徐々に落ち着いていきます。
大人ニキビ
思春期ニキビがTゾーンに出来やすいのに対して、大人ニキビはUゾーン、すなわち、もみあげからアゴ・口周りにかけてのフェイスラインに出来やすい特徴を持ちます。
大人ニキビが出来てしまうメカニズムとして、「古い角質の蓄積」と「肌の乾燥」が考えられます。
年齢を重ねると10代の頃に比べて肌の代謝機能が衰えることで、ターンオーバーが遅れはじめ、古い角質が垢として剥がれ落ちず、それらが皮脂と混ざり合い毛穴をふさいでしまいます。
加えて、UゾーンはTゾーンに比べて皮脂腺が少なく、乾燥しやすい部位のため、毛穴を塞いでいる古い角質をより硬く厚くさせます。
このふさがった毛穴に、ニキビの原因菌である“プロピオニバクテリウム・アクネス”、通称『アクネ菌』が繁殖することで炎症を起こし、『大人ニキビ』となってしまうのです。
大人ニキビをそのまま放っておくと・・・
大人ニキビはアゴやフェイスライン、口周りに出来やすいニキビですが、繰り返しやすく跡が残りやすい特徴も併せ持ちます。
なぜなら、ほぼ毎日メイクをする女性は多く、落とし切れないメイクの油汚れが毛穴に残り、メイク汚れと古い角質が混ざり合い炎症を起こすので、どうしても大人ニキビを繰り返しがちです。
また、年齢を重ねることで肌代謝はどんどん遅れていきますので、当然古い角質が毛穴に詰まりやすく、炎症も起こしやすくなります。
そして何度も毛穴つまりと炎症を繰り返し、炎症が落ち着いたとしても消えにくい茶色のシミや黒ずみ、ニキビ跡が残ります。
そのニキビ跡をケアせずそのまま放っておくと、シミのような色素沈着となりいつまでも肌に残ってしまうのです。
大人ニキビの原因は?
何度も繰り返しやすく、跡が残りやすい大人ニキビ・・・。
大人ニキビが出来てしまう仕組みは、上で説明した通りです。
では、大人ニキビが出来てしまう原因は、どのような事が考えられるのでしょうか?
以下が挙げられます。
- ターンオーバーの乱れ
- ストレス・生理などのホルモンバランスの乱れ
- 食生活の乱れ
- 間違ったスキンケア
ターンオーバーの乱れ
大人ニキビが出来るメカニズムで説明した通り、皮脂と古い角質が混ざり合って毛穴が詰まり、そこにニキビの原因菌である『アクネ菌』が影響し炎症が起こります。
思春期ニキビ・大人ニキビに関わらず、ニキビの主な原因は過剰に分泌される皮脂です。
それに加えて大人ニキビは、加齢などにより通常約28日のターンオーバーの周期が乱れることで、垢として剥がれ落ちなかった古い角質や、濃すぎるメイクの油分などが毛穴にたまり、炎症を起こしてしまいます。
ストレス・生理などのホルモンバランスの乱れ
ストレスや生理などのホルモンバランスの乱れも、大人ニキビの原因となります。
人はストレスを感じると、抗ストレスホルモンの『コルチゾール』を分泌させます。
コルチゾールは、ストレスに対抗する作用を持ちますが、同時に男性ホルモンの分泌を増やす作用もあります。
この作用により皮脂分泌が活発になり、大人ニキビに影響が及ぶのです。
また排卵期~生理が始まるまでの期間は、黄体ホルモン(プロゲステロン)と呼ばれる女性ホルモンの影響で、皮脂の分泌が過剰になりやすい時期です。
卵巣や子宮など婦人科系トラブルを抱えている人も、ホルモンバランスの関係で大人ニキビができやすくなってしまう事もあります。
食生活の乱れ
偏食や過剰な食事制限を伴うダイエットをしたり、ファストフードなどの欧米型の食事が多い方は、皮膚の健康に必要な栄養素が不足してしまったり、逆に特定の食品や栄養素の過剰摂取に陥りがちです。
食生活の乱れで栄養のバランスが悪くなると、大人ニキビやその悪化にもつながります。
以下の項目に心当たりはありませんか?
- 糖質・脂質の過剰摂取
- タンパク質不足
- ビタミン不足
脂質・糖質の過剰摂取
皮脂腺を刺激する作用があるため、皮脂分泌を増加させてしまいます。
大人ニキビだけでなく、生活習慣病の原因にもなってしまいますので要注意ですよ。
タンパク質不足
タンパク質が不足すると、新しい皮膚の生成が遅れターンオーバーが乱れてしまいます。それにより古い角質の剥離が進まず、結果として毛穴を塞ぎ炎症を起こす原因となります。
タンパク質が不足すると免疫力が低下し、アクネ菌に抵抗しきれなくなり、大人ニキビも引き起こしてしまうのです。
ビタミン不足
新陳代謝促進作用のあるビタミンA・B6が不足するとターンオーバーが乱れてしまい、皮脂コントロール作用のあるビタミンBの不足は、皮脂分泌を過剰にさせます。
抗酸化作用のあるビタミンCが不足すると、活性酸素が増加し毛穴の中でアクネ菌が悪さをすることで、これも大人ニキビを悪化させる原因となってしまいます。
間違ったスキンケア
大人ニキビは間違ったスキンケアを行っていたり、油分の多いメイクを日常的に使用し、そのメイク汚れが落とし切れていないことで出来やすくなり、悪化しやすくなってしまうことも・・・。
以下のようなことを日常的に行っていると、知らず知らずのうちに大人ニキビが出来やすい肌環境になってしまいます。
オイルクレンジングでメイクを落としている
オイルクレンジングは洗浄力が強く、一見お肌がスッキリした感じがありますが、肌に刺激を与えてしまう“界面活性剤”の配合量が多いため、大人ニキビには悪影響です。
使い続けると刺激・乾燥を引き起こし大人ニキビが出来やすくなるだけでなく、悪化してしまう事も考えられますので、使用を控えると安心です。
過度な洗顔
過度な洗顔は皮脂を落とし過ぎてしまいますので、結果として肌の乾燥を引き起こします。
先に述べたように、大人ニキビが出来るメカニズムとして『肌の乾燥』がその要因ですので、過度な洗顔は控えましょう。
乾燥が慢性化すれば、ますます角質が肥厚し、毛穴を塞いでしまうことで大人ニキビが悪化してしまいます。
洗顔後のスキンケアが不十分
20歳を越えると、肌機能は徐々に衰えていきます。
そのため、洗顔後は化粧水だけでは保湿が足りていません!
お肌を乾燥から守れば角質の肥厚を防げますので、しっかりと保湿をしましょう。
肌質にあった“化粧水(ローション)➡乳液(エマルジョン)➡美容液(エッセンス)”を選択し、この3ステップが基本ですので、化粧水で終わらせてしまっては、保湿が不十分です。
大人ニキビを予防・改善するには
「素顔も美しくいたい!」
「ニキビをメイクで隠すのはもうイヤ!」
大人ニキビを予防・改善するには、どうしたら良いのでしょうか?
対策をご紹介しましょう♬
- 質の良い睡眠でターンオーバーを整える
- 適度な運動でストレスを撃退
- 栄養バランスの良い食生活を心がける
- “油汚れ&角栓”と“保湿”を意識したスキンケア
質の良い睡眠でターンオーバーを整える
肌のターンオーバーは睡眠時に行われますので、ターンオーバーを整えるためにも『睡眠』はとても大切です。
眠り始めてから3時間は、ターンオーバーを活発にする“成長ホルモン”が一番多く分泌されると言われています。
また、ターンオーバーは約6時間かけて行われるので、6時間以上の睡眠が理想的です。
しっかりと質の良い睡眠をとるためにも、就寝前3時間前までに食事を済ませ、1時間前までに入浴を済ませる事が望ましいですね。
忙しい現代人にはなかなか難しいかもしれませんが、せめて寝る前にスマートフォン・パソコンを控えたり、筋トレをしないように心がけ、休日は早めにベッドに入りましょう。
適度な運動でストレスを撃退
適度な運動はストレスを撃退してくれますので、皮脂分泌の過剰を引き起こす、抗ストレスホルモンの『コルチゾール』を抑制してくれます。
その他にも、血行が良くなることでターンオーバーを促し、汗をかくことで毛穴詰まり改善の手助けをしてくれます。
たった1日運動をしただけでは十分な効果は得られません。
継続することに意味がありますので、週2~3回程度、無理なく続けられるウォーキングやヨガなどの有酸素運動がオススメですよ♬
仕事などで忙しく、なかなか運動の時間が取れない方は、通勤時に一駅歩く、エレベーターやエスカレーターではなく階段を使うなど、日常生活にちょっとした運動を取り入れるよう心掛けてみましょう!
栄養バランスの良い食生活を心がける
大人ニキビに悩む方は、食生活の見直すことも大切です。
大人ニキビを発生させにくく、悪化させにくい健康な肌を手に入れるためにも、バランスの良い食生活を目指しましょう!
そのためには以下の栄養素を含む食材を積極的に摂ると良いですね。
例えばこんな食材がオススメです。
- ビタミンA(新陳代謝促進作用)➡卵黄・バター・プロセスチーズ・うなぎなど
- ビタミンB群(皮脂コントロール作用)➡豚・にんにく・レバー・しじみなど
- ビタミンC(抗酸化作用)➡赤青ピーマン・アセロラ・パセリなど
逆に、天ぷらなどの揚げ物は大人ニキビにとって絶対にダメ!ではありませんが、使い古した油など、“酸化した油”で揚げた食材は避けましょう。
酸化した油は非常に質が悪く、質の悪い油は大人ニキビを出来やすくし、悪化させかねません。
大人ニキビ予防・解消のためにも、揚げ油は使い回しをせず、使う油は毎回新しいものを用意しましょう。
“油汚れ&角栓”と“保湿”を意識したスキンケア
大人ニキビを予防・改善するためには、どのような事を心がけたスキンケアが効果的なのでしょうか?
以下の2点を心がけ、クレンジング・洗顔を行い、適切なスキンケア剤の選択を行いましょう♬
- クレンジング剤と洗顔料選び
- “保湿”を心がける
クレンジング剤と洗顔料選び
大人ニキビに悩む方は、日々のスキンケアに問題があることも考えられます。
メイクをサッと落としたいがために、洗浄力の強いオイルクレンジングを日常的に使用していたりすると乾燥が進んでしまいます。
さらにメイクをしたまま寝てしまうと、そのメイク汚れが毛穴に詰まり大人ニキビに発展してしまいます。
肌に合わないクレンジング・洗顔料を長期間にわたって使用していると、大人ニキビだけでなく、乾燥・シミ・シワ・くすみなど、様々な肌トラブルの原因となりますので注意が必要です。
クレンジング
クレンジングの種類は、次のように様々です。
- オイルクレンジング
- クリームクレンジング
- ミルククレンジング
- ジェルクレンジング
等々……。
こうした中から肌質・肌状態にあったクレンジング剤を選択し、その日のメイクはその日のうちに必ず落とすようにすると良いですね!
オイルクレンジング
メイクとの馴染みが良く、洗浄力が強いため濃いメイクには有効だが、お肌が必要とする皮脂や潤いも洗い流してしまう。界面活性剤による肌刺激も強く、日常的に使用するには不向き。
クレンジングクリーム
クリーム状のテクスチャーで、手と肌の間でクッションのような役割をし、摩擦が起きにくい特徴を持つ。油分を含んでいるので、クレンジング後も肌がしっとりしやすい。
敏感肌にオススメだが、洗浄力はやや低いため濃いメイクには向かない。
ミルククレンジング
オイルクレンジングなどに比べると洗浄力が低いため、濃いメイクやウォータープルーフの日焼け止めを使用している肌には向かないが、潤いは残してクレンジングできる。
乾燥肌、ナチュラルメイクの方にオススメ。
クレンジングジェル
弾力のあるテクスチャーが特徴のクレンジング料。手による肌の摩擦を抑えつつ、潤いを残し優しくメイクを落とす事が出来るバランスの良いクレンジング剤。
肌に優しい分、マスカラなどのウォータープルーフのメイクを落とすにはやや洗浄力が弱いため、アイメイクリムーバーなどのポイントメイク落としを併用すると良い。
洗顔料
毛穴に詰まった古い角質である角栓は、酵素系洗顔料又はピーリング系洗顔剤でなければ落とすことが出来ないのです。
メイク・皮脂汚れを落とせていても、毛穴を塞ぐ角栓を落とせなければ、大人ニキビの原因である炎症は防げません。
大人ニキビの予防・改善に、タンパク質汚れである角栓をしっかり取り除ける、酵素系洗顔料がオススメですよ♬
“保湿”を心がける
クレンジング・洗顔時に何度もゴシゴシこすって洗ったり、長時間クレンジング剤や洗顔料を肌にのせたままにしていると、肌に必要な皮脂まで洗い落としてしまい、大人ニキビの大きな原因である「肌の乾燥」を引き起こしてしまいます。
洗顔は1日2回程度にとどめ、タオルでの拭き取りもこすらず軽くお肌にあてて水分を吸い取るようなイメージでおこないましょう。
先に述べたように、20歳を越えたら、化粧水(ローション)➡乳液(エマルジョン)➡美容液(エッセンス)の3ステップが保湿の基本です。
自分では肌質を見極めきれなかったり、どんなスキンケア製品を選んだら良いか迷った際には、信頼のおけるエステティックサロンに足を運んで、プロエステティシャンのアドバイスを受けてみるのも、ひとつの選択です。
保湿をしっかりと行い、大人ニキビの原因となる『角質の硬化』を防ぎましょう!
大人ニキビは予防・改善できる!
いかがでしたでしょうか?
生活習慣やスキンケアを少し見直すだけで、大人ニキビは予防・改善ができます。
何度も繰り返す大人ニキビに悩んでいる方は、ぜひ今日から対策を取り入れてみて下さい♬
ニキビをメイクで隠す日々とはもうサヨナラ!
美しい素肌でこの夏を乗り切りましょう。