HDLコレステロール - 余分なコレステロールを肝臓に運ぶ

数値が高くても大丈夫なHDLコレステロール

HDLコレステロールの健康診断の内容

区分項目基準値
脂質代謝HDLコレステロール40~119mg/dL

HDLコレステロールは善玉コレステロールのことで、血管の壁についている余分な脂質であるコレステロールを取り去ってくれます。健康診断では総コレステロールなどと同様に血液検査から診断します。

HDLコレステロールの基準値は40~119mg/dLです。元々、HDLコレステロールは女性が男性よりも高めです。これは加齢と共に女性ホルモンが減少して、体内のコレステロールが代謝されずに蓄積されるからです。

そのため、以前の基準値は男性が40~86mg/dL、女性が40~99mg/dLと、女性のほうが基準値は高めでしたが、近年の調査では健康を害するほどの男女差はないとの見解で、2012年4月に統一されました。

体験者のHDLコレステロールは84mg/dLで基準値内でした。過去の69mg/dL、63mg/dL、62mg/dLより少し上昇しています。

HDLコレステロールの結果で疑える病気

結果原因
基準値より高い
  • 体調による影響
  • 遺伝による影響
  • 家族性アポAI異常症
  • 家族性低HDL血症
  • 家族性LCAT欠損症
  • 肝性トリグリセライドリパーゼ
基準値より低い
  • 体調による影響
  • 遺伝による影響(LCAT欠損症など)
  • 動脈硬化
  • 脂質異常症
  • アポリポタンパク質A-I欠損症
  • 肝臓疾患(肝炎や肝硬変など)
  • 糖尿病
  • 腎臓疾患(腎硬化症や腎不全など)
  • バセドウ病
  • 喫煙者

HDLコレステロールが高い場合は遺伝による影響もありますが、それ以外では運動不足などが原因で総コレステロールの増加を伴うことが大半です。

逆にHDLコレステロールが低い場合は、動脈硬化、肝臓疾患、糖尿病、腎臓疾患、バセドウ病、虚血性心疾患などを疑うことができます。喫煙者もHDLコレステロールが減ります。

ただし、善玉のHDLコレステロールが低くても、悪玉のLDLコレステロールも低ければ、動脈硬化を始めとした病気の可能性は低くなります。

HDLコレステロールは善玉ではありますが、逆に高すぎても問題が発生します。HDLコレステロールの値が高すぎると、総コレステロール値も高くなっていることが多いためです。

HDLコレステロールに関する補足情報

善玉であるHDLと悪玉であるLDLの違い

コレステロールには善玉のHDLコレステロールと悪玉のLDLコレステロールの2種類があります。

水にわずかしか溶けないコレステロールは中性脂肪を包んだり、コレステロールの塊となって血流に乗って、すべての細胞に運ばれて細胞膜の栄養源となります。これはHDLコレステロールに多くのレシチンが含まれているからです。

さらにHDLコレステロールは体内に運ばれたあとに、使われなかったコレステロールをコレステロールの処理工場である肝臓に運んでくれます。

一方、LDLコレステロールも肝臓のコレステロールを体内の隅々に運んではくれるのですが、余分なコレステロールを回収することはしません。そのため、LDLコレステロールの多いと、体内にコレステロールを運んでばかりいる供給過多の状態に陥り、血液がドロドロになってしまいます。

コレステロール値をコントロールするには、食事と運動の2本立てが基本です。コレステロールを多く含むレバー、マヨネーズ、魚卵など、さらに体内でコレステロールを上げる脂身、チョコレート、乳製品は控えます。

逆にビタミンは不足しないように野菜や果物を多くして、さらに食物繊維もたっぷり摂っていきたいです。

HDLコレステロールの体験談

善玉であるHDLコレステロールは喫煙や脂質の多い食事、運動不足などによってその数値が下がるとされており、基準値である40mg/dL以上よりも低い値になると、動脈硬化などのリスクが高まります。

HDLコレステロール値を下げすぎないようにするためには、青魚の油分を摂ると効果が期待できるとされており、私もそれを実践したところ確かにHDLコレステロールが上がり、逆にLDLコレステロールは下がりました。

HDLコレステロールの基準値は40~119mg/dLとなっています。私はHDLコレステロールが少ないと動脈硬化のリスクが高まることを知り、禁煙と減酒を始め、さらにオリーブオイルやイワシなどの青魚を摂取することを心がけています。

HDLコレステロールとは「High Density Lipoprotein」という高比重リポタンパク質のことで、LDLコレステロールとは「Low Density Lipoprotein」という低比重リポタンパク質のことを指します。

HDLコレステロールを善玉、LDLコレステロールが悪玉です。私は先日までHDLコレステロールも増えたらダメだと思っていました。

HDLコレステロールの数値が正常値の範囲を大きく高まるような状態になると、それ自体は問題ないですが、総コレステロールも高くなっていることが多いので、体にとっては非常にリスクの高い状態になります。

やはり、私もすべてのコレステロールが高いです。通常の食生活をしていればHDLコレステロールの数値が下がりすぎることはあまりないと思われます。

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公開日 2011.09.14
更新日 2017.06.22
Kirito Nakano