化粧水が合わない時の対処法｜原因と余った化粧水の活用術

「いつもの化粧水なのにピリピリ」「種類を変えたらお肌が赤くなった…」という経験はありませんか？それは化粧水がお肌に合っていないサインです。その原因は、

• 一時的なストレス
• 寝不足
• アレルギー体質

など、いくつか考えられます。ここでは合わない時の症状や原因、お肌に合う化粧水の選び方を詳しく解説していきます。

さらに、余った化粧水の上手な活用法もあわせてご紹介いたします。化粧水が余ってしまっても心配いりませんよ。

※本記事内のエイジングケアとは、年齢に応じた保湿・ハリのお手入れのことです。
※本記事内の美白とはメラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐこと（医薬部外品の場合）、メーキャップ効果により肌を白くみせることです。（化粧品の場合）

1.化粧水が「合っていない」サイン

化粧水が自分のお肌に合わないと、1～3日のうちに、

• かぶれ、赤み、かゆみ
• ピリピリとした刺激
• にきび

といった症状が現れます。重い症状だと「カサカサ肌、色抜け、黒ずみ」などになることも。もしこのような症状が出たら、化粧水が合っていないサインです。

◇​​もし、この症状が出たら…

我慢して使い続けず、すぐに水で洗い流してください。その後こすったりせず水で何度か冷やして肌が落ち着くのを待ちましょう。

また、その日は特別肌が刺激に弱くなっているので、

• 紫外線を避ける
• アルコールや刺激物をなるべく食べない
• 薄めのメイク

を心掛けてください。それでも症状が治まらなかったり心配な場合は、我慢せず皮膚科を受診しましょう。

ではなぜ、化粧水が合わなかったのでしょうか？

2.化粧水が肌に合わない理由

化粧水がお肌に合わない原因は肌状況や体質など人によって異なりますが、主に以下の５つが考えられます。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

2-1.間違ったスキンケア

お肌の負担になるスキンケアを行っていませんか？

• クレンジングと洗顔に２分以上かける
• オイル・シートタイプのクレンジングを使う
• 泡立てない・ゴシゴシ洗顔する
• 化粧水を強い力でパッティングする

せっかく高い化粧水を買っても、間違ったスキンケアではお肌に逆効果になってしまいます。また、マッサージやパックのやりすぎもお肌が弱る原因に。

弱ってしまったお肌には、毎日使っていた化粧水では刺激が強くて肌トラブルが起きてしまったのかもしれません。
おすすめの化粧水は、「」でご紹介します。

2-2.ホルモンバランスの変化

• そろそろ生理がきませんか？
• 妊娠中・産後ではないですか？

生理前や妊娠中はホルモンバランスが変化するため、普段よりお肌が敏感になる方が多いようです。

この時期はいつもの化粧水でも、お肌に合わなくなることがあります。
一時的なものなので、この時期だけ敏感肌向けのやさしい処方に変えてあげるとよいでしょう。

2-3.ストレス・生活習慣の乱れ

忙しいと疎かになりがちな正しい生活習慣。こんな日々が続いていませんか？

• 昼夜逆転の生活
• 睡眠不足
• 過剰なストレス

乱れた生活習慣はそのままお肌に表れ、いつもは問題ない成分でも刺激が強くピリピリしてしまいます。
まずは刺激になる成分が少ない「低刺激性の化粧水」に替えましょう。以下の成分が成分表記の前から３つ以内にない化粧水※がおすすめです。
※成分表記の前から3つ以内に表記されているものは、配合量が多いことを示します。

いちいち探していられない！という方は、敏感肌用の化粧水を選びましょう。低刺激性のアイテムが豊富ですよ。
おすすめの化粧水は「」でご紹介しています。

もちろん「6時間は寝る」「適度に運動する」など、できることから改善していくことも大切ですよ。

2-4.バランスの悪い食生活

食事による栄養補給はお肌にとても大切です。

• 不規則な食事時間
• 偏ったバランス
• 多量なインスタント食品や清涼飲料の摂取

こんな食生活が続くと必要な栄養が行き届かず、お肌も荒れて弱ってしまい、化粧水が合わなくなる可能性があります。
なるべく「同じ時間」に「３食バランスのとれた」食事を意識しましょう。

通常の化粧水の代用には、お肌に刺激を与えない敏感肌用がおすすめです。おすすめの化粧水は「」でご紹介します。

2-5.アレルギー体質

化粧水に含まれる特定の成分で、人によってはアレルギー反応を起こしてかぶれてしまうことがあります。化粧水には、

• 保湿成分
• ひきしめ成分
• 界面活性剤
• 香料

など、様々な種類の成分が配合されています。その中の特定の物質にアレルギー反応を起こし、かぶれや赤みなどが起こるかもしれません。

メーカーの化粧品に共通した成分があれば、そのメーカーすべての化粧品が合わない！ということもあります。

◇あれ？と思ったらまず皮膚科へ

化粧水を選ぶ前にアレルギーが起きる成分を皮膚科で特定してもらいましょう。自分の反応するアレルギー物質が入っていない、ぴったりの化粧水を選べるようになります！

ここまで、化粧水がお肌に合わない５つの原因を紹介しました。あなたはどのタイプでしたか？次は、アレルギーさん以外の方に合った化粧水を選ぶコツを解説します。

3.自分に合った化粧水の選び方

アレルギーさんは、アレルギー物質が入っていない化粧水を選べばよいですが、他の方はどんなふうに選べば良いのでしょうか？

◇アレルギーではない人は「敏感肌」

化粧水が合わない理由がアレルギー以外だった人は「敏感肌」です。

敏感肌とは、化粧品や洗顔料・紫外線といった外からの刺激に対して弱いお肌のことです。

通常お肌は、外の刺激から守るバリア機能をもっています。
しかし、間違ったスキンケアや食生活により水分と皮脂が減少し、お肌が乾燥するとバリア機能が低下した「敏感肌」になってしまうのです。

では、敏感肌はどんな化粧水を選べばよいのでしょうか？

◇敏感肌さんにおすすめの化粧水ランキングTOP３

敏感肌さんが化粧水を選ぶ際には、

• 高保湿成分の「セラミド」配合
• 刺激になる成分が少ない

…というアイテムかを見極めます。セラミドは高保湿な成分で、乾燥したお肌を潤すのに特におすすめです。またアルコールや香料が多いとヒリヒリしやすいので、成分表の前から３つ以内にないかも確認しましょう。

こちらが「セラミド配合」で敏感肌におすすめの化粧水です。

※本記事内の口コミは個人の感想であり、効果・効能を示すものではありません。

１位：アヤナス ローション コンセントレート（DECENCIA）

ポーラ・オルビスグループ「DECENCIA（ディセンシア）」より、敏感肌用エイジングケアブランド「ayanasu(アヤナス)」の化粧水「アヤナス ローション コンセントレート」です。

ナノサイズのヒト型セラミドが肌の角質層までしっかり浸透。お肌にみずみずしい潤いを与えてくれます。

「敏感肌に対して優しく低刺激性」というコンセプトに加え、乾燥による小じわなどの気になるサインのケアやエイジングケアも出来る高保湿処方が特徴です。

◆実際に使った方のクチコミ

◆WEBでお得に試す方法

現在、こちらの化粧水のほか美容液・クリームが入った10日分のトライアルセットが初回限定1,480円（税込）、送料・振込手数料無料でお試しできるキャンペーンを行っています。

30日以内なら全額返金保証つきで使用後も返品可能なので、一度は試してほしい商品です。

２位：つつむローションセラム E（DECENCIA）

ポーラ・オルビスグループ「DECENCIA（ディセンシア）」より、敏感肌向けベーシックケアブランド「つつむ」の化粧液、「」です。

角層内部の水分保持機能に着目し、必須保湿成分アミノコンプレックスを贅沢に配合した化粧液が角層内に潤いを与えます。

その他、水分蒸散を防ぐエモリエントプール成分も加え、潤いを与える・育てる・保つという３つの機能にアプローチします。

◆実際に使った方のクチコミ

◆WEBでお得に試す方法

こちらの化粧水が入っているトライアルセットは14日間分で税込1,470円。クレンジング・洗顔・フェイスクリームがセットになっており、スキンケア全体の流れを見直すことができます。

30日間全額返品・返金保証がついており、使用後でも対象となっているので、気軽にお試し頂くことができます。

3位：モイストケアローションW〈医薬部外品〉（資生堂）

様々なタイプのデリケート肌向けに開発されたブランド「dプログラム」の、乾燥肌向け敏感肌ライン「モイストケア」シリーズより、薬用化粧水

乾燥やメイクなどの刺激で弱まったお肌の角質層へ、無理なくやさしく浸透しながら、しっとりなめらかなお肌に整えます。

アレルギーテストの実施や、ニキビのもとになりにくい処方を導入し、デリケートな素肌をこだわりの低刺激性処方でいたわります。
 

4.肌に合うか不安なときは…

敏感肌さんもアレルギーさんも、選んだ化粧水で肌トラブルが起きないかを確かめてから使いたいですよね。

そんな時は、化粧水を顔に使う前にこの「簡易パッチテスト」を行いましょう！

なんともなければ、お肌に合う可能性が高い化粧水です。

さて、ここで困ってしまうのが「合わなかった化粧水」です。せっかく買ったのに捨てるのはもったいないですよね。そこで、次はその活用方法についてご紹介します。

5.合わない化粧水を有効活用

ぴったりの化粧水に変えたら、買ったけど「肌に合わなかった化粧水」は捨てるしかないのでしょうか？

もちろん、そんなことはありません！使わない化粧水を捨てずに活用する７つの方法をご紹介します。

①ボディーローション

顔には合わない化粧水でも、身体になら使えることがあります。全身だと少し心配な方はヒジ・ヒザ・カカトなどお肌が厚いところに使ってみてくださいね。水分が奪われやすいお風呂上りは特におすすめです！

②髪のケア

さらっとした化粧水は髪のケアにぴったり。保湿力があるのでパサつきが気になる時はもちろん、寝ぐせ直しにも良いですよ。100円ショップなどで売っているスプレーボトルに移し替えると使いやすくなります。

③ハンドクリームと混ぜる

少し濃厚なハンドクリームに混ぜてみてください。夏にも使いやすい感触になるのでおすすめです。水を混ぜるわけではないので、保湿効果も損なわれません。

④お風呂に入れる

入浴剤感覚でまるごと湯船に入れるのもおすすめです。日頃から使う化粧水ではもったいなくてできませんが、合わなかった化粧水なら思い切り使えますね！

⑤鏡のくもり止め

布やコットンにとって鏡を拭くと、汚れが取れてくもりも防止できます。家具や家電など家中の拭き掃除にも使えますが、商品によってはすべりがよくなりすぎてしまうことがあるので注意してください。

⑥キーボードやリモコンの掃除

アルコールの入った化粧水向きの活用法です。綿棒に染み込ませて使えば、細かいところまできれいにできます！

⑦友達や家族に使ってもらう

友達や家族など身近な人に譲るという方法もあります。
ただし、譲り受ける人は、どの化粧品でもトラブルを起こしにくく、強い肌質の人に限定し、お肌に合わなければすぐに使用をやめて貰う旨を伝えましょう。

また、品質保持のため使用期限や開封後の取り扱いには十分気をつけましょう。

6.まとめ

化粧水が肌に合わない時のサインや対処法は、参考になりましたか？

化粧水をつけて少しでもピリピリしたりかぶれたらお肌に合っていません。その原因は、

• 何らかの理由による敏感肌
• 特定の成分によるアレルギー体質

ぴったりの化粧水を使って、美しい肌を保ちましょう！

※本文中の内容は、時期によって公開時の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。