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先日とある方から「シリコンとは髪に悪いのか?」についてのご質問を頂きましたので、ここでご説明したいと思います。
まずシリコン。正式には「シリコーン」というそうです。wikipediaによるとシリコン実は様々な用途に使われています。

一般的には自動車のコーティングや洗濯の際の柔軟剤にも使われている馴染みのある物質です

特に化粧品やサロンワークにおいては、熱絶縁体(髪を熱から守る)・分散剤(手触り感Up)として主に使用されているのが一般的です。

このシリコーンいつから「悪者」扱いされる様になったのでしょうか?
それはシャンプー等に使い始められる様になってきてからだと思います。
あのTS○○KIやL○Xが売れ出した頃からでしょうか?

低コストで手触りのよいシャンプーを作ろうとするとどうしても「矛盾」が出てきます。その矛盾を埋める為に「シリコーン」を入れる様になったのではないかと推測されます。

そしてそれが一般化し、サロンワークに悪影響を及ぼしてきてるのではないかと思います。

では本題なのですが、このシリコーン本当に悪者なのでしょうか?

筆者の独断と偏見ですが、それは目的と用途をしっかり持ってやれば、シリコーンも使えるのではないかと思います。


冒頭にもありましたが、サロンワークでシリコーンを使う場合は熱絶縁と分散効果(手触り)です。
今の所シリコーン以外でこの効果を狙えるのは無いと思います。

まず、一番避けなければならない事。それはシャンプーに入っている「シリコーン」は使わない方が得策です。シャンプーとトリートメントでの一番の使用上の違いは「こする」という行為です。
シャンプーの場合は多かれすくなかれ「こする」動作があるので、シリコーンが毛髪内部に浸透する場合があるので、避けた方がいいと思います。
特に男性の場合「洗髪」ではなく髪を地肌から洗う「洗頭」の場合が多いので、シリコーンが毛根にまで入り、髪の発育を妨げる事があるので、男性のシャンプではまず、使わないほうがいいでしょう!

次にトリートメントについてです。これは一般的なインバス・アウトバストリートメントや業務用のトリートメント全てに言える事です。
トリートメントは基本は「シリコーン」だと思って頂いた方がいいです!
(但し、髪の補修に使うPPT等はこの限りではありません)

よく「シリコーンのないトリートメントない?」と言われますが、それはコンディショナーの事を指す方が多いです。

英語に訳しても役割が違うのがお解かりだと思います。
conditioner・・・髪の「コンディション」を整える
treatment・・・髪(の痛み)を直すその為に治療する

トリートメントの主成分は「シリコーン」+保護成分と思って頂いていいと思います。
トリートメントはシャンプー」と違って「こする」行為はありません。「塗る」動作が大半を占めます。
塗るので髪だけに塗る(塗布)できるので、シャンプーの時よりもリスクは低いと思います。
サロンワークではむしろ熱から髪を守る「プラス」に転じる場合もあります。


ここで一番重要なのは「お店にこのシリコーンを剥離(取る)する環境があるか否か」という事です。
塗布するものは多々あるが、剥離するものがないのではつじつまが合わなくなるのも当然だと思います。
そこでこの剥離の出来るものをいくつかご紹介したいと思います。
まず一番簡単なのが、薬品で剥離する方法です。
デミさんの「ヘアシーズンズ」シリーズの中にある「クレンジングリキッド」という商品
この商品を使えば剥離は簡単に出来ます。


このクレンジングリキッドの使用方法ですが、シャンプー前にお湯で髪を濡らした後、このクレンジングリキッドを塗布し(ショート目安5ml・ロング15ml)チェンジリンスですすいでもらった後、通常のシャンプーをしてもらいます。



応用なのですが、油の持つ成分を利用して「乳化」させて剥離する方法もあります。
但しこれは「加圧スチィーマー」のある場合に限られますが・・・
方法としては「ホホバオイル」を髪全体に塗布し、スチィームを噴霧します。
その後噴霧しながら揉みこんで乳化させるのですが、最初柔らかい髪があるタイミングで硬くなります。
髪が硬くなったら乳化が完了のサインです。そのタイミングでシャンプー台で洗い流して頂ければ
シリコーンは剥離出来ます。
(但しこの時シャンプーすると思いますが、ここでジメチコン入りのシャンプーでは洗わないで下さい
なるべくベタイン系のシャンプーがオススメです)


足したり引いたり出来る事が出来れば、シリコーンとも上手に付き合っていけるのではないでしょうか
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