2017/02/26

神経質で考えすぎる人はパニック障害になりやすい(改善法など)

 

パニック障害は精神疾患の中でも症状が激しく、一度発作を起こしてしまうとその後の生活に大きな支障をきたします。
では、パニック障害はどういった人がなる病気なのでしょうか?

この病気にはなりやすい人とそうでない人がおり、大きくは「性格」が影響します。
パニック障害に陥りやすい性格や病気の性質、そして改善方法などをまとめてみました。

パニック障害になりやすい性格

パニック障害になる方のほとんどが「物事を神経質に捉える」傾向があります。
小さなことを延々と考え続けたり、他人や自分の行動の細部を常に観察したりする性格です。
次のようなことが当てはまる人はパニック障害になる可能性がある人です。

  • 他人に言われたことを記憶して延々と考え続けるクセがある
  • 自分の犯した失敗に対して必要以上に反省し続ける
  • 決まり事を守らないことが許せない
  • いつも同じ行動をして、そこから外れることを嫌う
  • 自分の健康に対して真剣に考え、常に体の細部をチェックしている
  • 汗や自分の体臭などに過剰に気を使う(潔癖症)
  • 体に悪いものを食べたり飲んだりすることを極端に嫌う

こういった特性のある方は非常に神経質で、「例外を許さない」性格で、思い込みも激しいともいえます。
たとえば、それほど人体に悪影響を与えることもない食品添加物を摂取したときに、

  • 「もしかしたらこれで体を壊すのではないか?」
  • 「この添加物にはどんな害があるのだろう?」
  • 「食べてしまった毒をなんとか排出することはできないものか?」

など、過剰に反応してしまうのです。
これは「精神的な自爆」であり、自らストレスを作り出し脳を緊急事態へと誘導してしまう危険な思考ともいえます。

パニック障害の改善方法

パニック障害の原因にはいくつかありますが、このような性格が原因となるものに対しては心の持ちようを変えるしか方法がありません。
以下のように考えてみるようにしましょう。

1.自分以外のものを受け入れる

神経質な方は「自分は正しい」「これはこうでなくてはならない」といった自分の考えに固執する傾向にあります。
だらしない人を毛嫌いし、受け入れることができないのです。

仮に自分のような神経質な人がいても、固執する対象が違いますからそれも許すことができません。
神経質な人が許せるのは世界でただ一人「自分だけ」なのです。

「自分は間違っているのかも?」「固執するのは病気なのかもしれない」「楽天的な生き方があってもいいかも」と考え方に幅をもたせることで自らつくるストレスを減らすことができるのです。

2.「神経質は病気の一種だ」と考える

汗や体臭に対してケアを怠らなかったり、散らかっているのを見ると片付けなくてはならない、といった性格は「きれい好き」「ちゃんとした人」というイメージがありますが、行き過ぎていると病的になります。
また、それによって他人を評価したりすることで人間関係の摩擦をつくり、それがストレスの元となることもあります。

現実的に免疫力が低い人ほど潔癖症になることが多く、「体が弱いことの裏返し」が潔癖症の実態だともいえるのです。
これも先ほどの説明と同じで「キレイなことが正しい」「体臭は他人に迷惑をかけるから気をつけなければならない」などという”自ら作り出したモラル”に縛られた状態です。

まったく反対に「潔癖症は病気だ」「身なりに気をつけすぎることは病的な行為だ」という考えをもつことで、自分で作った呪縛から逃れられるようになるのです。

3.自然に触れてみる

自分の部屋や会社のデスク、また身だしなみなどは人間の手でコントロールできるものです。
しかし、それは大自然が相手だと通用しません。
風が吹いて雨がふり、虫もやってきますし、気温も匂いもみな自然の思うがままなのです。

天変地異があった後、人はなすすべもなく呆然と立ち尽くします。
圧倒的な自然の力の前に、それを「受け入れること」しか方法がなくなるからです。

しかし、このとき人の体の中は副交感神経が優位になりリラックスしているといいます。
悲しい災害の後であっても「人はそれを受け入れることでリラックスする」ことができるのです。

キャンプやピクニック、最初は緑地などに出掛けて座って過ごすだけでも効果があります。
自然に触れることで神経質な性格を矯正してみましょう。

パニック障害は自分の考え方から作られたストレスを蓄積していくことで爆発するように発症します。
普段からの細かなメンタルケアで事前に対処していく考えが必要です。

【この記事のまとめポイント】

  • パニック障害はなりやすい性格がある
  • パニック障害は自分の考えに固執する人がなりやすい
  • 自分以外のものを受け入れることで改善される
  • 「神経質は病気」と捉えることで改善される
  • 外に出て自然に触れることで改善される