鼻のできものやブツブツの正体は?鼻に出来るできもの10種類を解説

鼻の皮膚や穴の中にいきなり出現するできもの。赤く腫れていればニキビだと決めつけてはいませんか?鼻のできものは意外に種類があり、中には自分の力だけでは治癒が難しいものもあります。鼻の皮膚や粘膜にまつわる病気には、どんなものがあるのでしょうか?

目次

  • 鼻の中に違和感…できもの?
  • 【症状別】鼻のできものの種類
  •  鼻のできものの原因
  • 鼻のできものがニキビの場合の治し方
  • 鼻のできものがニキビではない場合の治し方
  •  鼻のできものが心配になったら皮膚科へ

鼻の中に違和感…できもの?

鼻の皮膚にできてしまうできものの代表と聞くと、多くの人がニキビを思い浮かべるでしょう。しかし、時にはニキビの薬を塗っても治らないこともあるのではありませんか?あまり知られていないかもしれませんが、鼻に関係する皮膚疾患には多くのものがあり、それぞれの色や大きさ、原因もバラバラ。時には穴の中にまでできてしまい、痛い思いをしたり巨大化して鼻から飛び出し驚くこともあります。そして鼻の中にできものがある場合は、外から見て何もおかしいところがなくても、長く続く鼻づまりなどの違和感を感じるもの。ニキビ以外の鼻にできる発疹は、基本的に専門医による診察が必要です。自己判断をして悪化を招くのではなく、できものにどんな特徴があるかをよく観察して正しい処置を施しましょう。

皆さんこんにちは、web皮膚科クリニックの編集長、水野春子です。鼻のできものと聞くと外側の皮膚を思い浮かべがちだけど、鼻の内側にできることもあります。初期のできものは外側からは気づきにくいから、息苦しさや痛みなどの症状が出ていないかを自己点検することが大切ね。
穴の中にできるものもニキビではないんですか?ニキビは全身にできると聞きましたが…
もちろん鼻の穴の中だって毛穴や皮脂腺があるから、ニキビだってできるわよ。でも、それ以外のできものである可能性もあるから、最初からニキビだと決めつけてはいけないわ。 

【症状別】鼻のできものの種類

白いブツブツがある

稗粒腫(はいりゅうしゅ・ひりゅうしゅ)

稗粒腫とは皮膚表面近くにできる袋のことで、中には直径1~2mm以内の大きさの角質が入っています。見た目は白い小さな粒のようで、炎症による痛みやかゆみはありません。時間とともに悪化することはなく、出現からしばらく経ってももとの大きさのまま変わりません。自然に消えることも珍しくないできものですので、そのまま放っておいても大丈夫でしょう。鼻の他にも目の周りにできることが多く、できやすい人とできにくい人の差は体質だと言われています。

粉瘤(ふんりゅう)

粉瘤はドーム状のしこりで、大きさ数㎜~数㎝の表皮で作られた袋のような腫瘍です。初期の色は白や肌色ですが、時間が経つにつれて黄色や青、黒などの色に変化することがあります。放っておくとそれ以上の大きさに成長していく可能性があり、自然に消えることはありません。しこりの周りからつまむと中から内容物である古い角質が出てくる場合がありますが、絞っても出てこない人もいます。粉瘤は基本的に痛みがありません。しかし、細菌に感染すると腫れと痛みが出て膿をもつことがあり、この状態を炎症性粉瘤と呼びます。

白ニキビ

白ニキビはニキビの初期段階のことを指します。皮脂や固くなった角質が毛穴につまり、その奥に新たに分泌された皮脂が溜まった状態です、見た目は白く、まだ炎症を起こしていないために痛みはありませんが、この状態が続くと内部でアクネ菌が増殖し炎症が起きる可能性があります。

赤いブツブツがある

毛嚢炎(もうのうえん)(毛嚢炎の一種に鼻せつがある)

毛嚢炎とは、毛穴を包んでいる袋の部分(毛包)にブドウ球菌が感染して起こる皮膚病のこと。初期の毛嚢炎は毛包の浅い部分が感染している状態で、赤い丘疹や膿をもった袋ができることがあり、周りが赤くなりますが痛みはありません。これを表在性毛嚢炎と呼びます。しかし、この状態が進むと丘疹や膿の袋が根を張って痛みが出てくるようになり、悪化した状態は深在性毛嚢炎と呼ばれています。

毛嚢炎の一種として鼻せつという皮膚病がありますが、これは鼻の穴の入り口付近にある鼻前庭の汗腺や皮脂腺といった部分に、細菌感染が生じてできると言われています。鼻せつの症状が悪化すると、鼻づまりや発熱、頭痛に加え顔面まで腫れる顔面蜂窩織炎を起こすこともあります。また、細菌が血管から頭蓋に入り込み、頭蓋内合併症という重篤な症状を引き起こす可能性もありますので早期の治療が不可欠です。

マラセチア毛包炎

マラセチア毛包炎とはその名の通り、マラセチア真菌というカビの一種が毛穴に感染して起こる皮膚病のことです。先端に少し光沢のある赤くて小さな湿疹が毛穴と同じ場所にできます。初期のマラセチア毛包炎はあまり腫れることはありませんが、軽い痒みがあります。ニキビよりも小さいので、人によっては湿疹だと思わず肌がざらついているだけだと感じる人もいるでしょう。これが悪化すると湿疹が化膿して痒みが非常に強くなります。場合によっては跡が残ることもありますので、早めの治療が必要です。

赤くて痛いもの

赤ニキビ

白ニキビの内側にたまった皮脂を餌にしてアクネ菌が増殖し、皮膚が炎症を起こしている状態です。赤く腫れて痛みや痒みがあり、化膿はまだしていませんが症状が悪化すると共に膿をもった黄ニキビへと変化していきます。

面疔(めんちょう)

面疔は細菌感染症の一種であり、毛嚢炎が顔にできてしまったもののこと。同じ種類の皮膚疾患でも体にできたものが毛嚢炎、顔にできたものが面疔と覚えると分かりやすいですね。面疔もやはり発生にはブドウ球菌が深く関係しており、鼻を中心として手のひらで覆うことができる範囲にできると言われています。呼び方こそ違いますが、見た目や原因、初期症状、悪化とともに痛みが出てくる部分は毛嚢炎と同じです。

膿があるもの

黄ニキビ

黄ニキビは赤ニキビの炎症が進み、内部に膿をもった状態のニキビを指します。アクネ菌の他に皮膚の常駐菌であるが傷口などで増殖する、という性質を持つ黄色ブドウ球菌が化膿の原因となっています。ここまでくると皮膚の深い部分にまで炎症が広がっているため痛みや痒みが強く、治癒しても色素沈着やクレーターなどが残る可能性が多いと言えるでしょう。

鼻の中にできるもの

鼻茸(はなたけ)

鼻茸とは鼻の粘膜にできるポリープ状のできもののことで、キノコや洋ナシに似た形状で赤味がある・繊維質であるなど形や状態は様々です。悪化するとポリープが巨大化して鼻呼吸ができなくなったり、鼻の穴から外に出てしまうこともあります。また、大きくなった鼻茸が臭上皮という匂いを司る部分を圧迫してしまい、香りを感じにくくなります。鼻茸は、鼻づまりや嗅覚が鈍くなる・食事の味が分からなくなるといった症状で気がつくことの多い疾患です。しかし、大きさがまだ小さいうちは副鼻腔(鼻の内部にある空気の通り道)を塞ぐことはないため、初期の段階ではあまり気づかれることはありません。

副鼻腔乳頭腫

副鼻腔乳頭腫はその名の通り副鼻腔にできる腫瘍のことですが、その中でも良性のものを表します。乳頭腫そのものは全身にできる可能性がありますので、この場合は副鼻腔に限られた乳頭腫を示す病名ということですね。内方発育型と外方発育型に分かれますが、このうち内方発育型は時間の経過とともにがんに変化する可能性がありますので、注意が必要です。見た目が鼻茸とよく似ており、鼻の穴のみならず副鼻腔全体に充満しているパターンが多いと言われています。

鼻のできものにはニキビの他に、こんなに種類があったんですね。でも、初期症状は赤い湿疹というだけのものも多いし、ただのニキビと間違えてしまいそうです。
その通り。残念ながら、できものの中には悪化しないとニキビと見分けがつかないものもあるわ。だからこそ、少しでもニキビと違う症状が現れたり違和感を感じたりしたら、すぐに皮膚科での診察を受けるのが早期治療の秘訣よ。できものの種類や症状が簡単に確認できる表を作ってみたので、気になることがあったら確認してみてね。
​できもの種類​できる場所​出る症状
白ニキビ全身表面が白い発疹ができる
赤ニキビ全身赤く炎症を起こし、痛みがある
黄ニキビ全身痛みや痒みがあり、膿をもつ
稗粒腫主に顔面白い小さな発疹ができ、痛みはない
 粉瘤全身ドーム状のしこりが時間と共に大きくなる。細菌感染によって腫れと痛みが出る場合あり
毛嚢炎(面疔)顔・額・背中・脇の下・膝・ふくらはぎ・陰部など
赤く、時により膿をもつ丘疹が1~数十個でき、悪化すると共に痛みが出る
マラセチア毛包炎顔・背中・胸など毛穴に沿って光沢のある赤い小さな湿疹が発生し、悪化によって強い痒みが出る
鼻茸鼻の粘膜巨大化するにつれて鼻呼吸ができなくなる・香りが感じにくくなる
副鼻腔乳頭腫鼻の内部(副鼻腔)慢性的な鼻づまりが起こる

 鼻のできものの原因

ニキビ

ニキビそのものができてしまう原因は、皮脂や乾燥によって固くなった角質が毛穴につまることです。生活習慣が乱れたりストレスを溜めると、ホルモンバランスが崩れやすくなって皮脂の分泌量が増えます。鼻はもともと皮脂線が多い部位ですから、ホルモンバランスが崩れるとなおさらニキビができやすくなるでしょう。また、洗顔のし過ぎや保湿不足などで肌のバリア機能が損なわれると、皮膚を守るために皮脂がますます分泌されるようになります。鼻や額が油っぽいからといって1日に何度も洗顔するなどの間違ったスキンケアは、余計にニキビを招いてしまうのです。

ニキビではないもの

稗粒腫

稗粒腫が出現する過程には2通りあり、原発性稗粒腫続発性稗粒腫に分けられます。原発性稗粒腫は、毛穴の奥にある毛包や皮脂を作る役割を果たす腺が未発達のものに、繊維性たんぱく質・細くて柔らかい毛・角質といったものがつまってできます。これは新生児や成人女性に多いとされ、体質的なものが関係していると言われています。一方、続発性稗粒腫は皮膚がはがれる皮膚病・傷が治った後・皮膚を削るような手術の後などに、汗を分泌する管が再生する過程で末端が塞がったことが原因でできます。完全に外的要因によって起こりうるできもののため、怪我が治った跡などにはできやすくなりますが、体質は関係ありません。

粉瘤

粉瘤は何らかの原因で表皮下に嚢胞という袋のようなものができ、その中に古くなった角質が溜まっていく、という過程を踏んで完成していくできものです。古い角質(垢)は体内に吸収されることがないため、時間の経過と共にどんどん大きくなっていきます。粉瘤ができてしまう原因の多くは不明とされていますが、毛包上部の毛漏斗部(毛穴の出口に近い位置にある皮膚)がめくれて袋ができるのではないか、という説もあるそうです。

毛嚢炎

毛嚢炎は黄色ブドウ球菌コアグラーゼ陰性ブドウ球菌、またはその両方が毛包に同時感染して起こる皮膚疾患です。毛包部分が軽く傷ついている、長時間皮膚が湿っている、ステロイド剤を塗っているなどの条件下において発症しやすくなります。そのため、毛嚢炎が鼻にできたものを指す鼻せつができる原因は、鼻に指を入れたときに傷がついたり鼻毛を抜くこと。鼻はもともと湿った環境であるため、そういった行動で内部に傷がつくと起こりやすくなるのですね。

マラセチア毛包炎

マラセチア真菌はカビの一種ですが、誰の皮膚にでも住んでいる菌です。しかし、このマラセチア真菌が1つの毛穴の中で異常に繁殖すると、毛包炎を起こします。マラセチア真菌にはいくつか種類がありますが、その中でもマラセチア・ファーファーという種類の菌が毛包炎の原因として考えられているとのこと。この菌の性質として、毛穴に侵入するとすぐに皮膚細胞が異物だと認識してしまうというものがあります。そのため、マラセチア・ファーファーが増えると免疫反応を起こし、炎症性サイトカインという炎症反応を進める働きをする成分が分泌され、赤いできものができるのです。これらは皮脂や湿気を好むため、顔はマラセチア毛包炎にかかりやすい部分だと言えるでしょう。

面疔

前述した通り、面疔は毛嚢炎が顔にできたもののことを言います。毛嚢炎は皮膚に傷がついていたり、肌が長い間湿っている時に細菌感染して発症しやすくなりますが、皮脂が多く湿った状態になりやすい鼻や、顔全体に皮脂分泌量が多い脂性肌の持ち主は注意が必要です。また、鼻パックなどによって皮膚に傷がつくと、そこからも細菌感染を起こしやすくなります。

鼻茸

鼻茸の原因は、一般的にウイルス感染やアレルギー性鼻炎によって副鼻腔炎を発症することにあると言われています。アレルギー性物質や細菌が鼻腔の粘膜を刺激すると、炎症細胞が集まります。その後、化学伝達物質のヒスタミンなどが放たれると粘膜の血管が腫れて肥大、ポリープ化してしまいます。身近なものでいうと、風邪や花粉症などが鼻茸を引き起こす原因となるとのこと。鼻炎は放置せずに内科・耳鼻科で早期に治療しておきましょう。

副鼻腔乳頭腫

現代の医学では副鼻腔乳頭腫のはっきりした原因を特定することはできていませんが、ヒトパピローマウイルスが鼻の粘膜から感染したことが原因ではないか、という説もある模様。ヒトパピローマウイルスはどのような場所にも存在している細菌で、現在は150種類もの数が確認されています。このウイルスは感染者の皮膚との接触や性行為以外にも、医療器具やドアノブなどの物質に触れることなど、すべての接触感染によって皮膚や粘膜にある小さな傷口から体内へと侵入します。しかし血液に入り込むことはなく、ウイルス血症(細菌が血流内から全身に運ばれること)は起こりません。

ニキビ以外のできものも、感染時の肌の状態に大きく関わっているの。つまり、肌を作るために必要な正しい生活習慣ができていなかったり、免疫力が低下して肌の環境が悪化していたりすると余計に発症しやすくなるのよ。
体内を整えることは、すべての皮膚疾患を予防することに繋がるんですね。それを考えると、食べ過ぎや寝不足、疲労で体が弱っている時の肌はとてもリスクが高いことになるんじゃないですか?
生活習慣の乱れと聞くと内臓系の病気を想像しがちだけど、体に蓄積されたダメージは肌にしっかりと現れるわ。もし鼻にニキビやそれ以外のできものができたなら、体が悲鳴を上げている証拠なのかもしれないわね。

鼻のできものはスピリチュアルな意味があるって本当?

できものの中でもニキビはできた位置によって意味があると言われています。鼻にできたニキビは仕事で失敗したり、収入が減るなどお金に関係するトラブルに巻き込まれる前触れとのこと。恋愛面においては、鼻の頭にできるニキビは好きな人と両思いである暗示。すでに恋人がいる人は、その相手との仲がより深まることを表しているようです。

鼻のできものが繰り返す場合って何が考えられる?

鼻のできものの多くは肌環境が悪いことが原因です。薬を塗って一度治っても根本的な問題が解決していないと、鼻のできものは何度でも繰り返します。つまり、肌の扱い方が間違っていたり生活習慣が乱れていたりすれば、新たな発疹ができやすい状況が長く続いてしまうのです。次の章では鼻のできものを根本から解決するために、具体的な治療法についてご紹介していきます。

鼻のできものがニキビの場合の治し方

白ニキビの治し方

食生活を見直す

お菓子やコンビニ弁当など、脂質・糖質・炭水化物が多い食事は、皮脂の分泌を過剰にしてしまいます。ニキビの第一段階である白ニキビを治すには、食物繊維やビタミン、ミネラルが十分に含まれた食事へと切り替えることが重要です。その中でもビタミンは正常なお肌を作るために欠かせない成分ですので、積極的に取り入れるようにしましょう。

ビタミンの主な働きと多く含まれる食品

ビタミンA…皮膚や粘膜の働きを助けてウイルスへの耐性をつける。チーズ・ほうれん草・卵などに含まれている。

ビタミンB…新陳代謝を助ける作用があり、角栓や皮脂が毛穴に詰まることを予防する。卵・レバー・納豆などに含まれている。

ビタミンC…皮膚を作るコラーゲンの合成に必要不可欠。美白効果もあり、柑橘系の果物・イチゴ・ブロッコリーなどに含まれている

質のいい睡眠をとる

角栓が毛穴に詰まることが1つの原因とされている白ニキビを治すためには、肌のターンオーバーを正常化させることが大切です。また、肌の修復や新陳代謝は眠っている間に促されるため、睡眠時間の十分な確保・睡眠の質を良くすることは欠かせません。良い睡眠をとるポイントは、眠る前のスマホやパソコンを控えること。布団に入る2~3時間前にブルーライトなどの強い光を見ると眠れなくなることがあり、眠ることができたとしても浅い睡眠となってしまいますので、注意が必要です。また、昼間に運動をして適度に体を疲れさせることも、質の良い睡眠を得るための方法としてはおすすめ。ある調査によると、一度に30分の運動を一週間に3~4回行っている人は、不眠症の人よりも睡眠時間が約1時間長く、途中で起きることも少なかったという結果が出ています。体内に取り入れる食事を見直すことも大切ですが、効率的に体を休めることも重要だと覚えておきましょう。

ストレスを解消する

ストレスを感じた時に体内に現れる男性ホルモンノンアドレナリンは皮脂の分泌を促進する作用があるため、ストレスの溜め過ぎは白ニキビに直結してしまいます。社会人になって仕事をするようになると、まったくストレスを溜めないというわけにはいきません。だからこそ、こまめにストレスを解消していく時間を作るのが大切です。毎日が忙しい人は1曲だけ音楽を聴いたり、15分だけお茶の時間を設けるだけで、ストレスの感じ具合が変わってきます。忙しない毎日なりにストレスから離れる瞬間を作っていくと、白ニキビの改善に役立つでしょう。

赤ニキビの治し方

ニキビを根本的に治すには、生活習慣の改善に加えて外側からのケアも必要になってきます。ここでは白ニキビの治し方にプラスして、炎症を起こしたニキビに効果的なスキンケアについてご紹介していきましょう。

正しいスキンケアを行う

正しいスキンケアとは肌に必要な皮脂を残して顔の汚れだけを洗うことと、必要な保湿成分をしっかりと吸収させることです。顔の皮脂量が多いと洗顔に力を入れ過ぎてしまう人が多いので注意。使用するのは熱いお湯ではなくぬるま湯にし、洗顔料は泡立てネットなどでホイップ状になるまで泡立てましょう。肌は手でこすらずに泡だけを転がすようにして洗います。その後は20~30回すすいでぬるま湯を取り換え、洗顔料が残らないないようきちんと繰り返し洗って下さい。化粧水は大量につければいいというわけではなく、規定量を2・3回に分けてつけるのが基本です。つけ終わったら顔全体を手の平で包み込み、体温で温めるようにすると化粧水の浸透力がアップしますよ。化粧水の後の美容液は適量を手の平にとって広げ、顔全体になじませます、鼻の両脇や目の付近は指を使って丁寧になじませ、最後に顔全体を手で押さえましょう。最後に乳液ですが、こちらは美容液や化粧水をつけて1~2分経ってから使って下さい。乳液をつける時は指の腹で顔の中心から円を描くように頬・額・顎の順に伸ばしていきます。目や口元は乾燥しやすい部位のため、少量を指先にとって馴染ませ、重ね付けするとよいでしょう。皮脂腺の多い鼻は、一番最後につけると毛穴のつまりを予防できますよ

ここまでが正しいスキンケアの方法です。日々の忙しさから適当に肌を扱いがちな人は、今一度丁寧にスキンケアを行ってみてはいかがでしょうか?

 ニキビ専用のスキンケアアイテムを使う

スキンケア製品の中には、ニキビの原因となりがちなお肌の乾燥やビタミン不足を効果的に解消してくれる商品もあります。ここでは、できてしまったニキビやニキビ跡を改善してくれる2つのスキンケアアイテムをご紹介します。

ノブAC

ノブACクレンジングジェル 110g 2,160円(税込)

ノブACウォッシングフォーム  90g 2,160円(税込)

ノブACフェイスローション  120mL 2,376円(税込)

ノブACモイスチュアジェル 40mL 2,700円(税込)

ノブAC トライアルセット メイク落とし(15g)・洗顔料(15g)・化粧水(20ml)・保湿ジェル(6g)が一週間分入って1,620円(税込)

ニキビの原因の1つである乾燥肌を、外側からしっかり解決してくれるノブACシリーズ。肌に必要な保湿成分(リピジュア・ヒアルロン酸Na)とニキビ予防成分(アラントイン・感光素201号・ビタミンB6誘導体)配合で、うるおいたっぷりな健康卵肌へと導きます!

SiBODY VCスターターセット

VCローション20ml・薬用VCエッセンス8ml・VCビタール2g×7包

初回限定 1,800円(税抜)次回本製品購入に使うことのできる20%OFFクーポン付き・全国送料無料)現在スターターセットは欠品中、予約注文のみ

生活習慣の乱れで体内のビタミンが不足すると、ニキビやニキビ跡ができやすくなります。SiBODY のVCスターターセットなら、美しい肌に必要なビタミン成分を外側からしっかり補給してくれますよ。こちらの商品に配合されているVC200は、通常のビタミンCの200倍の効果があるのだから驚き!もちろんビタミンだけではなく、グリチルリチン酸カリウムプラセンタ5種類の植物エキスなど、肌をニキビや乾燥から守るためにかかせない成分がぎっしり詰まっています。

黄ニキビの治し方

市販薬を使う

膿んでしまった黄ニキビに効果的な外用薬は、ドラッグストアなどでも見つかりますよ。ここでは、その中でも効果があると言われている2つの薬をご紹介します。

  • テラコートリル軟膏

抗生物質であるオキシテトラサイクリン塩酸塩が、黄色ニキビの原因となるアクネ菌や黄色ブドウ球菌を殺す働きをしてくれます。また、ヒドロコルチゾンという弱いステロイドが配合されているため、肌の炎症を鎮める効果もあります。

  • ペアアクネクリームW

アクネ菌によるコメドの生成や炎症を抑えるイブプロフェンピノコール配合。加えて、イソプロピルメチルフェノールがアクネ菌・黄色ブドウ球菌を殺菌し、これ以上ニキビが悪化するのを防いでくれます。よく伸びてべたつかず透明になるクリームですので、塗った上からメイクをしたい時におすすめです。

皮膚科で治療する

皮膚科での黄ニキビ治療は、抗生物質・ビタミン剤などの内服薬治療と、抗生物質・毛穴のつまりを除去する薬などの外用薬治療に分けられます。この2つの治療で改善が望めない場合は、ニキビのひどい部位に直接抗生物質やステロイド剤を注入する注射治療や、レーザーによる治療が行われることもあります。内服薬・外用薬だけなら1回の治療費は2,000円ほどと安く済みますので、市販薬を使って効果が出ない時は皮膚科での治療を受けてみましょう。

鼻のできものがニキビではない場合の治し方

稗粒腫

稗粒腫の治療は針で小さな傷口を作り、指で絞って内容物を外に出すという圧出法が行われるのが基本です。自分でもできないことはありませんが傷口が大きくなりやすく、そこから雑菌が入って化膿する危険もありますので、最初から皮膚科を訪ねた方が無難でしょう。また、病院によっては針による治療の他に、レーザーによって稗粒腫の治療が行われるところもあります。麻酔を使う必要はありますが、レーザー治療でできる傷口は小さく跡が残りにくいのがメリットです。

粉瘤

皮膚の中にできた袋に古い角質が溜まってできる粉瘤は、袋を取り除かない限りは再発します。個人で粉瘤に穴を開けて絞っても、またすぐにしこりができる可能性が高いため、最初から皮膚科での診断を受けた方が良いかもしれません。

粉瘤は、皮膚科において簡単な外科手術によって袋ごと中身を取り除く治療が一般的です。その治療法は2種類に分けられ、小切開摘出術とヘソ抜き法(くり抜き法)があります。小切開摘出術とは、粉瘤の穴を中心として紡錘形に皮膚を切開し、粉瘤の中身を袋ごと外に出して皮膚を縫合する治療法です。一方、ヘソ抜き法とは皮膚に穴を開ける器具を用いて粉瘤に穴を作り、強く圧迫して中身を外に出します。その後、小さくなった袋を体内から除去して縫合します。病院によっては縫合しないこともあり、その場合はガーゼなどで傷口を保護するか、特殊な絆創膏で穴を塞ぎ、湿潤液によって自然に治癒させるという処置を行います。粉瘤が炎症を起こしている場合はすぐに外科手術を行わず、抗生物質の処方や切開によって炎症を抑えてから手術へと移行します。

毛嚢炎(面疔)

皮膚の浅い部分で炎症が起きている程度の、症状が軽度のものは自然に治癒することが多いため、放っておいても大丈夫だと思います。ただし炎症が進んで痛みが出てきた場合は、放っておかず病院での治療を受けましょう。

皮膚科にて行われる毛嚢炎の治療は抗生物質の処方が一般的ですが、炎症がひどく薬だけでは治療できない場合は、切開して排膿することがあります。しかし、早い段階で抗生物質を飲み始めれば、ほとんどの場合は切開することなく快方に向かうと言われています。

マラセチア毛包炎

水虫用市販薬でも治せないこともありませんが、人によっては作用しづらいこともあります。効果の出ない薬を使い続けているうちに悪化する可能性もありますので、やはり専門機関を受診するのが基本です。

皮膚科での治療は、抗真菌作用のある内服薬と外用薬によるものが行われます、加えて、個人で抗真菌剤を含む市販の石鹸を購入してもらい、皮膚を清潔に保つために毎日の使用をお願いするとのこと。また、綿などの汗をよく吸収する素材を使った下着を着用するよう指導する病院もあります。

鼻茸

鼻茸はごくまれに鼻をかんだ時に取れることがありますが、痛みがあります。これは清潔な環境下で正しい処置によるものではありませんので、こう鼻によって鼻茸を除去するのはおすすめしません。

鼻茸の状態が軽度の場合は、病院にて抗生剤・消炎酵素剤などの処方が行われます。その他にも、抗生剤や血管収縮剤入りの薬液を霧状にして、鼻から吸い込むネブライザー療法が行われる可能性もあります。気管支喘息を併発しておらずに粘性の鼻水が出る鼻茸の場合は、細菌感染を原因とした副鼻腔炎を起こしているかもしれません。その際はマクロライド系の抗生物質を少しずつ長い間服用する、マクロライド療法が行われます。また、アレルギー性鼻炎や喘息を併発している鼻茸に関しては、抗アレルギー薬の内服に加えステロイドを使った治療が施されます。なお、鼻茸の大きさによっては手術による切除が必要になってきます。手術は麻酔を使用後、内視鏡などの器具を用いて慎重に切除していき、ポリープが除去できたら出血を止めるためにレーザーや電気凝固で患部を固めるというもの。ここまでが、鼻茸に施される治療の流れとなります。

副鼻腔乳頭腫

副鼻腔乳頭腫は良性といえども腫瘍であるため、基本的に自力での治療はできません。放置によって悪性に変質する可能性もありますので、異変に気が付いたらすぐに耳鼻科の受診をお願いします。

放っておくことでがんになることもある副鼻腔乳頭腫は、手術による完全除去が基本です。手術は2通りの方法があり、歯肉を切開する方法と鼻の穴から内視鏡を入れて行う方法に分けられます。現在では内視鏡を使う方法が主流ですが、腫瘍の大きさによって歯肉切開法が選択されることもあると言われています。

薬で治せる鼻のできものはある?

症状が初期の段階であるうちは、市販の薬によっての治癒が望める場合があります。

毛嚢炎(面疔)に効く薬…フルコートf
毛嚢炎の炎症を抑えてくれるフルオシノロンアセトニド(ステロイド)と、原因菌である黄色ブドウ球菌などを殺菌するフラジオマイシン(抗生物質)配合。皮膚科にて処方される外用薬と同程度の効果が見込めると評判の薬であり、炎症が完全に消えるまで塗り続けるのがコツだそうです。

マラセチア毛包炎に効く薬…ダマリンL液
マラセチア毛包炎や水虫、インキンタムシの治療に用いられるイミダゾール系の抗真菌薬。ダマリンLそのものは水虫用ですが、マラセチア毛包炎に塗って治ったという実例があります。

こちらでご紹介した市販外用薬はとても有能なものですが、患部の状態や体質などによって思うように効果が出ない場合があります。しばらくの間使用して改善の見込みがなければ、悪化する前に皮膚科などの専門機関を受診しましょう。

 鼻のできものが心配になったら皮膚科へ

鼻という1つの部位に現れるできものには多くの種類があり、その原因や改善法にも色々なものがあります。まだ症状が初期のうちや、市販薬で太刀打ちできるものであれば自力での治癒も可能ですが、少しでも難しいと思ったらきちんと病院を受診すること。最初はただのニキビだと思っていても、それが無数に増えたりかゆみが出てくることで違う疾患だと気づくはずです。鼻は顔の中心であり人に見られるパーツなので、無理をせずに皮膚科や耳鼻科できれいに治してもらって下さいね。