ギリシャ
シミ島-迷路のような村を散策
相変わらず経済危機のニュースで世間をお騒がせしているギリシャ。
一部での誇張された報道に物申したい気持ちはあるけれど、それはさておき……「ギリシャを旅行しても大丈夫?」と心配されてる皆様には、安心して来て頂きたいと思います。ストやデモはあるものの一時期ほどではないし(経済危機が騒がれる前からあったことですし)、スリなどに気をつけるのは他の国を旅するときにも心に留めておかなければならない常識です。
四季それぞれによさがあるギリシャですが、島の風景が一番美しさを増すのはやはり夏の太陽の下なのではないでしょうか。夏のご旅行をどうしようか迷っていらっしゃる方は、是非ギリシャも候補に入れて頂きたいです。
今回ご紹介するのは、以前にも取り上げたドデカニサ諸島のシミ島です。
ロドス島から日帰りで訪れる人も多い島ですが、比較的マイナーな島なので、素朴さも残っていておすすめの島のひとつ。もし行かれる機会があれば、港周辺だけでなくホリオ(村)にも足をのばしてみてください。
10年ほど前からホリオには新道からバスでも行けるようになったのですが、島の雰囲気を堪能するにはカリ・ストラータと呼ばれる石段の道を頑張って上るのがおすすめです。
イァロス(港周辺エリア)とホリオ(高台にある村)を繋ぐこの道は、古くは商人や船長が住むネオクラシカル様式の美しいお屋敷が建ち並び栄えていたメインストリート。戦争でその多くが破壊されてしまいましたが、今でも当時の面影が残っています。
このシックな色合いのおうちも、カリ・ストラータの途中にある建物。
石段はジグザグに上り、日陰で休み休み行くと疲れにくいです。
どんどん歩いていくと、カリ・ストラータが大きく折れ曲がる絶景スポットに出ます。そこを過ぎたらホリオまであと少し……道が狭まり、レストランやお店の建ち並ぶエリアに出るので、適当なところで横道に入って「迷路」で迷ってみるのはいかが?
複雑に入り組んだ細道は、まさに迷路。
歩いている人もほとんどいないので、ちょっと非日常な感覚にとらわれます。
白い壁にブルーの鎧戸と鮮やかなブーゲンビリアの組み合わせは、まるでポストカードのよう。
ちょっと格好いい外灯とか、
天使が微笑むドアノッカーなど。家のディテールがとても素敵なので、そういうのがお好きな方にはたまらないのではないでしょうか?
ちなみにドアノッカーは「ファティマの手」の形のものがポピュラーでよく見かけます。
ある家の外壁に飾られたイコン。ギリシャ人はとても信心深い人が多く、宗教が日常に溶け込んでいます。
古い石垣とイチジクのトンネル。
こういうさびれた感じもいいですよね。ここでも猫に出迎えられました。
最後には白い教会のところに出ました。
そろそろ日が傾いてくる頃……タベルナが開く時間まで、見晴らしのいいバーでゆっくりドリンクを楽しむのもいいものです^^
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現地記者:アナグノストゥ直子
アテネ在住の主婦兼ときどき何でも屋。
普段は主にブログでギリシャ料理レシピや食に関する話題を発信しています。
http://blog.livedoor.jp/sevam_a/
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