ニキビ後の赤みが消えない!日常のセルフケアでの治し方
2017年4月10日 20:10なかなか消えないニキビ後の赤み。病院に行くほどではないと思ってしまい、長びいて悩んでいるという人もいるようです。しかし、ニキビ後の赤み(炎症後紅斑)の改善には、どのようなことが必要なのでしょうか。ニキビには段階に応じて皮疹が変化します。
(1)面皰・微小面皰
閉鎖面皰から毛包が角栓により閉鎖され、毛包内に皮脂が溜まった状態、いわゆる白ニキビ。
(2)開放面皰
毛孔が閉大し毛包内に残った皮脂が酸化し、黒色の残留物が見られる状態、いわゆる黒ニキビ。
(3)炎症後紅斑
紅色丘疹や膿症が改善した後に認められる毛孔に一致した紅斑。炎症後の局所の血流増加によります。
(4)炎症後色素沈着
紅斑丘疹や膿症が改善した後に認められる毛孔を中心とした色素沈着をいいます。
(5)萎縮性瘢痕
炎症後皮疹や面皰改善後の陥凹した瘢痕でicePic型、boxcar型、rolling型に分類されます。
(6)肥厚性瘢痕/ケロイド
紅色丘疹や膿症など炎症を伴ったニキビの後に硬く盛り上がった瘢痕が残ることがあります。ニキビの大きさにより大きく広がった線維化したものをケロイドと言います。
(7)嚢腫
真皮内で線維性の被膜を持ち、皮膚表面が硬く盛り上がった嚢腫を形成することがあります。
このうち(3)の炎症後紅斑がニキビ後の赤みです。
ニキビ後が赤くなる原因
ニキビは、目に見えない小さな毛穴のつまりから始まります。そこに皮脂が溜まり、ニキビ菌が増殖して炎症を起こすことが、赤いニキビの原因です。その炎症が周囲の組織にまで広がると、皮膚に瘢痕(はんこん:傷やニキビの跡)が残ります。これが、ニキビ跡の赤みです。大切なのは肌のターンオーバーを活性化すること
瘢痕を作らずにニキビ跡の赤みを早く改善させるためには肌表面に古い角質層が残っていると、肌のターンオーバーがスムーズにいきません。美容成分の吸収の妨げにもなります。保湿して活性化を促しましょう。古い角質層を取り除くためにグリコール酸含有のピーリング効果のある石鹸を使用しても良いでしょう。気温の低い季節は角質層の水分が減り、新陳代謝も低下します。入浴やマッサージで血液の循環をよくし、新陳代謝を高めることも重要です。正しいスキンケアを続けることが重要
間違ったスキンケアで悪化させてしまうと赤みが長引くばかりか肌に瘢痕を残すことになるのでニキビは早期の治療が必要です。こじらす前にそのため、まずは皮膚科や美容皮膚科などの医療機関で相談しましょう。そのうえで、日常でのスキンケアや生活改善を行いましょう。スキンケアでは、なるべく皮膚に負担を与えないように心がける必要があります。クレンジング、洗顔、保湿…といったスキンケアの工程で、皮膚への刺激を与えてしまいがちなクレンジングや洗顔から見直すようにしましょう。
正しい洗顔方法を心がける
ニキビのスキンケアの中では洗顔はとても重要です。古い角質や埃、メイクアップなどの残りが残存すると皮膚の刺激性因子となることがあり毛包の角化をすすめてしまう原因になります。洗顔は清潔な手で行いましょう。正しい洗顔方法として、次のようなポイントがあげられます。
- 顔をごしごしこすらないこと
- すすぎはしっかり
- 保湿も重要
- 洗いすぎない
新陳代謝を高め、ニキビの元になる皮脂の分泌を抑制するために、正しい生活習慣を心がけましょう。
- ストレスを減らす
- 紫外線を防ぐ
- 食事に気をつける
- 睡眠をとる
- 栄養をとる
- 運動をする
- 便秘を解消する
監修:渡邊千春
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