女性なら誰でも気になる美肌の大敵が、お肌の「シミ」。調査でも、「シミ」は女性の肌のお悩み第1位になっています。
実際に、たくさんの種類の美白化粧品が薬局で売られていますよね。特に今すぐなんとかしたいトラブルといえば、顔にできる「赤いシミ」です。
実は、ぱっと見目立たなくても、ここには「がんのタネ」が隠れていることがあるのです。
ここでは、顔や肌にできる赤いシミの原因&治療法を紹介します。
肌・顔にできる赤いシミの原因とは?
肌への摩擦がいちばんの原因です。スキンケアをしっかり念入りにする人ほど、このキケンを抱えています。美白やシミに良いと思ってやっていたことが、実は悪影響だったという場合もあるのです。つまり何らかの原因で肌に刺激が与えられると、部分的に赤いシミができてしまいます。
毎日のスキンケア、このようにやっていませんか?
- 洗顔で顔をこする
- 化粧水、乳液、クリームなどをすりこむようにつけている
こんなケアをするたびに、肌はダメージを受けています。
赤いシミの原因
それは、こすったりしてできる摩擦による炎症です。
この炎症がシミの原因になる理由は、
【炎症が起きる⇒活性酸素が発生する⇒防御のため、体内でメラニン色素が生成される】
こんな流れで、シミができてしまいます。
何もスキンケアしない男性のほうが肌はキレイ、という事実
人気番組「ためしてガッテン」では、こんな実験がおこなわれました。
男性に毎日化粧をしてもらい、肌の状況を検証
すると、たった2週間で、キレイだった肌に赤いシミができてしまいました。
この実験から、男性にシミやそばかすが少ないのは、化粧・クレンジングをしていないからだった!ということがわかりました。
つまり…
シミを防ぐため日焼け止めを何度も塗りなおしたり、
バッチリメイクを落とすため、クレンジングで擦ったり…
こんなケアをやりすぎることが、赤いシミの原因になっていたのです。
“何もケアしないほうが、赤いシミができない”とは、なんとも残念な結果です。
赤いシミ 2つの治療法
基本的なポイント
洗顔料は、1日1回のみ!
1日に2回は洗顔をする女性は多いです。しかしメイク落としは肌に摩擦を加えやすいので、洗顔料を使うのは1日に1回だけにすることが大切です。
休日はノーメイクで過ごす
クレンジングを避けることも、予防になります。
肌にやさしい!洗顔方法
たっぷり作った泡をぽんぽんと顔に当てるだけで、メイクは落ちます。ウォータープルーフやポイントメイクでない限り、ほとんどこの洗顔でOK。
- 泡立てネットや泡立てボールで、泡をつくる
せっけんは何でもOKです。
- 顔に乗せる
おでこ、鼻筋のライン(Tゾーン)からのせます。
- 顔に乗せた泡のクッションで、パフパフするようにポンピングする
手のひらと泡で、やさしく洗います。顔に手が触れないよう、気をつけながらやってくださいね。
※目じりと小鼻は洗いにくいので、指でなでるように落とします。顔全体を、約2~3分かけて洗います。
皮膚科で処方。外用薬・内服薬での治療
皮膚科での顔のシミ取り治療は、老人性色素斑や雀卵斑(そばかす)、肝斑、炎症性色素沈着に効果のある方法です。
- 美白作用のある外用薬を塗る治療
- 身体の内側から美白する内服薬を飲む治療
※ただ、有効成分が高濃度で含まれるため、効果は高いですが副作用があるものも。気をつけて使う必要があります。
外用薬(ぬり薬)の種類
ハイドロキノン軟膏
漂白作用が強く、有効成分(5~10%)が高濃度で含まれています。
トレチノイン軟膏
コラーゲンを産生して皮膚のターンオーバーをうながし、メラニンを排出させ、お肌にハリや弾力・うるおいをよみがえらせる効果があります。
これらは経過観察した上で、シミの状態に合わせた薬の量や塗る回数が決められます。医師の指示をきちんと守って使ってください。
飲み薬の種類
トランサミン
メラニン発生の要因のひとつであるメラノサイト活性化因子をブロックし、メラニンの発生を抑えます。
ビタミンC誘導体
高い抗酸化作用があり、メラニンに働きかけて色素沈着を和らげます。身体の中では生成されず、内服することでシミ取りに効果を発揮します。
ビタミンE
若返り成分とも呼ばれる成分です。ビタミンCと組み合わせることで相乗効果が期待できます。
L-システイン
メラニンの還元力が高く、美白効果があります。ビタミンCと一緒に摂取すると、相乗効果が得られます。
まとめ
“赤いシミ”の正体とは、「摩擦により肌に炎症が起き、血管が見えていたもの」でした。
最初はうっすらとした赤いシミでも、活性酵素がだんだん蓄積されると、濃いシミに変わることもあります。そのため、肌をゴシゴシしないように気をつけてください。
肌の摩擦をやめると、1~2ヶ月で肌は生まれ変わることができます。