2016/12/09
[体験談]皮膚科で処方されるニキビ治療薬について
ニキビが酷かった頃に何度かお世話になった皮膚科。治療の経験を記すことで今後受診を検討している方や、治療中で色々と思うことがある人などに参考になればと思います。
私が初めて皮膚科に訪れたのは高校生の時でした。目的はやはり「ニキビの治療」。その当時といえば、今ほど“ニキビは皮膚科で受診”という考えがメジャーではなかったかと思います。今でこそ広告などのおかげで気軽にニキビ治療を行える人も増えたと思いますが、あの当時はなんだか気恥かしさがあったものです。
治したい意志はあるけれど、先生とはいえ他人には話しにくい悩みであるニキビ。誰でも最初は受診することに抵抗があるのではないでしょうか。どんな治療があるのか、どの程度治るのか、ニキビだけでなくニキビ跡の治療もしたい。ニキビに悩む人の定番の問題とともに、筆者が皮膚科で行った治療はどんなものだったかをお話します。
ニキビの治療は飲み薬と塗り薬が基本
自分で行うニキビ対策といえば洗顔や美容液などになります。病院ですので“治療”という形になるので、専用の薬などがニキビ対策として取られます。初めに処方されたのは塗り薬でした。塗り薬には「ディフェリンゲル」と「ダラシンTゲル」の二種類が処方されました。どちらもニキビ治療薬として定番のものです。処方されたこれらの薬を塗布して経過を見ましたが、残念ながらあまり効果が感じられませんでした。
塗り薬の効きが悪かったため、次に処方されるのが飲み薬になります。私が処方されたのは「抗生物質」でした。それとこれは薬とは異なりますが、ビタミン剤の処方も一緒になされました。ビタミン剤はビタミンB群だったかと思います。この時はお肌といえばビタミンC、のイメージだったので、ビタミンBを出されたことが印象深く記憶されています。肌荒れを防ぐのにビタミンBが有効ということは後になって知りました。
抗生物質は長期間服薬できませんので、一定期間飲んでお休み。その間はビタミン剤と塗り薬になります。飲み薬とビタミン剤のほうは最初効果的だと感じましたが、飲んでいるうちに身体が慣れてしまうのか、途中でほぼ効果を感じられなくなりました。
上記以外には「硫黄カンフルローション」という塗布するお薬を処方してもらったことがあります。これはどちらかというと古くからあるニキビ薬らしく、ディフェリンゲルとダラシンTゲルが効かなかったために処方してくれたのでしょう。サラサラの液体ですが黄色っぽい沈殿物があり、よく振ってから塗ります。塗った後は黄色粉が付いたような状態になるので当然外出などもできず・・・夜にのみ塗る感じに。これも私のニキビには効果がありませんでした。
踏み込んだ治療「ピーリング」
ニキビ治療としては有名な「ピーリング」。ピーリング石鹸やジェルといった、自宅で手軽に実践できるピーリングも一般的になっています。しかし、皮膚科で行うピーリングというのはそうしたものとは質が違います。ピーリングとは果物の酸などを用いて古い皮膚をはがし、新しい皮膚の生まれ変わりを促進する治療法です。ここで使用する酸の濃度はものによって規定があり、皮膚科でできるピーリング剤が最も濃度の濃いものを使用できることになっています。エステなどでもピーリングが行えますが、皮膚科の方がより強力な酸を取り扱えることになります。
私も皮膚科でピーリングを行ったことがありますが、塗った直後はかなりピリピリと痛み熱を帯びます。エステサロンで行った際にはリラックスした雰囲気やちょっとしたマッサージなどのプラスアルファ要素がありますが、やはり病院ですので“THE・治療”という雰囲気で行われました。塗布方法自体は変わらなかったと記憶していますが、やはり塗った後のピリピリ感が強かったと思いますね。痛みに弱い人は少々辛い治療になるかもしれません。相談すれば酸の濃度なども調節してくるとは思いますが…。
私は二箇所の皮膚科で処置・処方を受けたことがありますが、いずれも行う治療の基本は同じです。ですから、より相談しやすい病院、先生とのコミュニケーションがとりやすい病院を重視することが大切だと思います。ただ、私が通っていたのは何年も前のことなので、現在はもっとニキビ治療が進み、大きな病院と小さな病院では差があるかもしれませんが。治療内容に関しては事前の下調べを前提として、自分にあった場所を選ぶことが重要です。
執筆者:rihira
一般社団法人 日本スキンケア協会
認定:スキンケアアドバイザー
注:2016年3月以前の記事はスキンケアアドバイザー資格取得前に書かれたものです。