肌のキメも整える!馬油を使ったオイルスキンケア

馬油と聞くと、スキンケアというより火傷、切り傷、手荒れの時に塗る、薬のようなイメージが強いですよね?

馬油は人間の皮脂に最も近い成分の油脂なんです。そんな馬油をスキンケアオイルに使用すると、馬油ならではの働きで肌のキメを整える効果が期待できます。

馬油をスキンケアオイルに利用して、肌のキメを整えましょう!

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馬油とは?

馬油(ばあゆ)とは、馬の脂肪から抽出された天然の油脂です。

一般的には動物の油脂は飽和脂肪酸、植物の油脂は不飽和脂肪酸なのですが、馬油の場合は動物の油にも関わらず、不飽和脂肪酸が63%と植物性脂肪と動物性脂肪の間のような油脂で、私たち人間の皮脂との脂肪酸のバランスがとても近く、そのため、肌との相性が良いのです。

肌の上に乗せると肌に浸透してしまうので、油なのですが、すぐにサラサラになります。

また、馬肉が食用になっているのと同様に、食べることもできる油なので、副作用の心配がほとんどなく、安心して使用することが出来ます。

昔から、火傷、切り傷、手荒れなどに対する民間の治療薬として用いられていて、赤ちゃんからお年寄りまで使用できるものなので、うちでは子供のケア用に常備してありました。薬局で売っているので簡単に購入することが出来ます。

私が使っているのも薬局でよく売られている馬油100%のソンバーユです。“効能”のところを確認すると、「お肌に潤いを与え、キメを整えます」とズバリ書いてあります。

常温ではクリームのようにベタっとしていますが、手に取った瞬間に体温で油にしてはサラッといているとっても軽い感じの液体に変わります。

匂いは全然気にならず、ほぼ無臭です。匂いがきになる商品もあるようです。

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肌のキメを整えるスキンケアオイル!馬油の特徴

今までの記事で何度か書いていますが、“肌のキメが整っている”というのがどういう状態かというと、手の甲を見ると分かりやすいのですが、小さい溝とそれによって区切られた三角や四角がありますよね?この溝を皮溝(ひこう)、皮溝によって区切られた三角や四角のことを皮丘(ひきゅう)と呼びます。この三角や四角の形が小さな三角形に形が揃っていることを「キメが整っている」といいます。

キメが整っている肌は潤っているので、皮丘がふっくらと盛り上がり、肌の表面に凹凸がないので、当たった光をうまく反射できるので、毛穴も目立たず、艶やかで透明感があるきれいな肌に見えます。

馬油のどんな効果が肌のキメを整えるのか、馬油の特徴を紹介します。

 

浸透力が強い

これが、馬油の最大の特徴だと言えます。

人間の皮脂にとても近いので、肌なじみが良く、表面に油膜を張って肌の水分を蒸発するのを防ぐだけでなく、角質層まで浸透します。

角質層の中にある細胞間脂質(セラミド)と近い成分なので、角質層が細胞間脂質で満たされた潤いのある状態にしてくれます。

しかも、馬油は角質層へ浸透することで、その後で付けた化粧水も角質層へ浸透させてくれる働きがあり、いつものスキンケアの効果をアップさせてくれます。

肌のキメが整うには、肌が潤っていることがとても重要です。肌は乾燥すると、皮丘が萎み、肌のバリア機能がなくなり、ターンオーバーが乱れ、乾燥から肌を守るために皮脂が過剰に分泌され、毛穴が詰まってしまうなど、肌トラブルやお肌の老化スピードを加速させる原因になります。

肌のキメは、肌の水分量と皮脂の分泌量のバランスが丁度よく、ターンオーバーが正常な、健康な状態であるときに整います。

肌のキメを整えるには乾燥は大敵ですので、馬油の浸透力と化粧水のブースター効果は肌のキメを整えるのに有効であるのが分かりますよね!

また、ワセリンやミネラルオイルは肌の表面を保護して水分の蒸発を防いでくれますが、角質層の中までは補ってくれません、馬油は角質層の中まで補う働きがあるので、自分の肌が本来持っている健康な油分バランスにする効果が期待できます。

 

血行を良くしてくれる

馬油を塗ることで、肌の表面に油膜ができます。馬油による油膜で肌が覆われることで、保湿だけでなく、保温されます。そして、馬油の最大の特徴ともいえる高い浸透力によって細胞が刺激されて、その結果、血行が促進されます。

血行が良くなると、肌の代謝が良くなりますので、肌のキメを整えるのに重要となるターンオーバーを促してくれます。肌の代謝が上がることから、しみが薄くなる効果があると言われているんですよ!

馬油を使用していると、ターンオーバーが促されて、一度シミが濃くなることがあるらしいのですが、その後も馬油を使い続けることで、シミごと角質が剥がれ落ちていくそうです。

 

抗酸化作用、殺菌作用がある

馬油は肌に塗ることで、角質層の中まで浸透し、肌の表面を油膜で覆いますが、高い浸透力で肌の角質層に入り込むことで、肌の内部の空気を追い出してくれ、肌の酸化を防いでくれます。そして、肌の表面を油膜が覆うことで、外部からの細菌の侵入を防いでくれます。

肌が酸化すると、肌のキメが乱れ、粗くなる原因になります。

また、細菌の侵入を防げれば、肌荒れのリスクを軽減できます。肌荒れしていてはキメは整いませんので、肌荒れの原因となる細菌を避けてくれるのは嬉しいですね!

 

馬油で肌のキメを整えよう!~入門編~

肌にとって嬉しい効果がたくさんある馬油、火傷、切り傷、手荒れなどに使用するだけでは勿体ないです!毎日のスキンケアにも取り入れていきましょう。

一番基本的な使用方法は、洗顔後や入浴後に使用する方法です。

馬油の場合は一般的なスキンケア用のオイルとは使用方法が異なりますよ。

 

①洗顔後、または入浴後に馬油を付ける。

洗顔後に濡れた状態で肌に塗ることで、馬油が角質層へ浸透しやすいと言われています。

このとき、水道水の塩素が気になるという理由で、一度タオルで水をふき取った後で、温泉水を散布し直している方もいるようです。

付ける量は、少量で大丈夫です。お米1粒程度で顔全体に伸びるほど、馬油は伸びがよいです。

その人によって、不足している油分の量が異なりますし、付け過ぎると過剰に皮脂が出てしまっている状態と同じになり、酸化すれば肌に悪影響ですし、ニキビの原因にもなるので、特に皮脂の分泌量が多い人は注意が必要です。少ない量から試してみてください。

馬油の付け方は、肌のキメは摩擦で乱れてしまいますので、少量の馬油を手のひら全体で温めた後、その手のひらで、優しく押し込むように浸透させます。

キメを整える為には肌を摩擦しない事も大事です!

 

②馬油が浸透するまで、2~3分待つ

馬油が角質層へ浸透するのに、少し時間が掛かります。馬油を塗ってから、そのまま2~3分待ってください。

もし3分以上待っても、肌がサラサラにならずベタベタとしている場合は、肌に付けた馬油の量が多すぎるということですので、優しく気になる部分をティッシュで押さえてください。

ちょっと話はそれるのですが・・・

このティッシュで押さえるという行為は、お化粧の最中にもやったりしますが、その際にティッシュにシワが寄ったままで肌に押し付けるとお肌のシワの原因になるそうです。

ティッシュはシワが寄らないようにきれいに畳んで指に巻き付けて使用するといいですよ!

 

③化粧水、乳液などいつものケアをする

化粧水は馬油の後です。一般的なスキンケア用のオイルの場合は、化粧水などで補った水分に蓋をする役割をするので、順番が逆ですよね?

馬油は角質層まで浸透することで、その時に次に行うスキンケア化粧品が角質層へ浸透する道ができ、馬油の後に付けた化粧水を角質層まで浸透させてくれます。

肌の表面が油で覆われているはずなのですが、不思議と化粧水が浸透していき、しっとりとしますよ。

化粧水が浸透したら、乳液やクリームなどで、水分が蒸発しないように蓋をします。

 

肌のキメを整えるためには、化粧水を付けるときも摩擦厳禁ですので、くれぐれもコットンでパッティングなどはしないでください。

馬油を付けるのと同じ要領で、手のひらでやさしく浸透させてください。そうすると、馬油の効果でちゃんと浸透します。

 

入門編のちょっと応用

馬油は皮脂にとても近い油脂ですので、馬油→化粧水→馬油と、スキンケアの最後に再び馬油を使用するのもオススメです。

朝の洗顔後であれば、化粧乗りが良くなり、馬油の油膜が肌の潤いを長時間キープしてくれるので、化粧崩れも防いでくれます。

ですが、付け過ぎると逆効果になりますので、べた付かない程度に付けましょう。

この場合も、べた付きが気になる部分をティッシュで優しく押さえるようにふき取ります。

 

私は、馬油→化粧水→馬油をしていますが、全然化粧崩れやテカりは気になりませんし、化粧乗りも良く、乾燥もしないので、これからも続けようと思っています。

 

また、敏感肌や肌荒れで化粧水すら染みてしまって辛いという場合は、洗顔後に馬油のみを塗るという方法もあります。

刺激になる化粧水などの化粧品は使用せず、馬油で今の肌にある水分を保護するという使い方です。その場合、内側からのケアなどで肌が回復してから、化粧水での水分補給を開始するようにします。

 

内側から肌がしっかりと潤っていて、肌が十分に水分を保持できている人の場合も洗顔で失った皮脂を馬油で補うだけで、肌の状態が良い人もいるようです。

しかし、特に乾燥が気になっている人の場合は、水分が足りていないという事ですので、肌のキメが整い、肌が内側から自分の力で潤うまでは、化粧水で水分を補うようにした方がいいと思います。

 

脱皮することがあります

馬油を使い始めて一か月の間くらいで、肌がカサカサと剝けてくることがあるようです、ターンオーバーが促された結果そうなるようで、脱皮が終わると下からきれいな肌が出てくるそうです。かゆみや痛みなどが無い場合は馬油を使い続けてみてください。

私は、手荒れがひどくなってきたので、手に馬油を使用したところ表面が少しカサカサになってきて、現在脱皮中です。

肌が荒れてカサカサしている時とは違って、かゆみや痛みは一切ないです。

顔やデコルテは全くそんなことがないので、肌荒れの程度によっても差があるのかな?と思います。

 

馬油で肌のキメを整えよう~応用編~

洗顔後や入浴後の馬油を使用した基本のオイルスキンケアに慣れて、馬油の良さが実感できた方は、さらに馬油を使用したスキンケア方法がありますよ!

 

馬油洗顔

洗顔によって肌の潤いが奪われてしまうのを防いでくれる洗顔方法です。

手と顔は乾いた状態でスタートします。

夜に実施する場合は、化粧は落としてからやります。

一見、オイルクレンジングのように化粧を落としてくれそうですが、馬油の特徴を思い出してください!最大の特徴である高い浸透力で溶けた汚れが肌に浸透してしまうこともあるそうです。

ちなみに、私は朝も手と顔をぬるま湯で洗ってからやっています。

 

<馬油洗顔の手順>

①ティースプーン1杯程度の馬油を手のひらで温めます。

 

②温めた馬油を肌に優しくなじませます。

優しくマッサージをすることで、毛穴の皮脂汚れを改善することができます。

また、馬油の血行を良くする効果によって、くすみの改善にも繋がります。

肌のキメが乱れないように、あくまでやさし~くマッサージしてください。

汚れを取ろうと頑張って擦り過ぎないように気を付けてくださいね。

 

③ティッシュで馬油を優しくふき取ります。

この時、全部の馬油をふき取ろうとしなくて大丈夫です。

ここでも、肌のキメを守る為に擦らず優しくふき取ります。

 

④ぬるま湯で優しく洗い流します。

ベタベタ感はなかなか無くならないのですが、流していると手が軽くなる瞬間がありますので、そこで流すのを止めます。

 

⑤べた付きが気になる場合は泡洗顔をする。

特に皮脂の分泌量が多い人は泡洗顔することで、ニキビや化粧崩れを避けることが出来ると思います。

私は気になるので、泡洗顔していますが、十分しっとりしています。

 

馬油パック

乾燥が気になるときにオススメなスキンケアです。

朝の洗顔時でもいいですが、入浴時にリラックスしながら行うのもいいですね!

私も子供と一緒のお風呂が終了したら、是非とも湯船に浸かりながらやりたいです。

 

夜に実施する時は、馬油洗顔と同様にメイクは落としてから行います。

 

<馬油パックの手順>

①洗顔します。

汚れまで浸透してしまわないように、まずは洗顔して肌をきれいにします。

朝の場合は、ぬるま湯で汚れを落す程度でいいと思います。

 

②顔全体がパックできるくらいの多めの馬油を手に取り温めます。

 

③温めた馬油を、顔全体に優しく塗ります。

 

④10分くらい馬油を浸透させます。

このときに、血行を促進するために優しくマッサージしてもいいですね!

 

⑤ぬるま湯で優しく洗い流します。

馬油洗顔と同様で、べたべた感がなかなか消えませんので、洗い流す前にティッシュで優しくふき取ってもいいと思います。

 

⑥べた付きが気になる場合は泡洗顔をします。

馬油の塗り過ぎは、ニキビなどの原因になりますので、自分の肌に合わせて洗顔をしてくださいね。

 

まとめ

馬油はとても浸透力が高く、角質層まで浸透し、角質層をセラミドで満たされた状態にしてくれるだけでなく、化粧水の浸透力までアップしてくれます。

馬油をスキンケアオイルとして使用することで、肌に潤いを与え、ターンオーバーを促すことで、肌のキメを整えるだけでなく、シミを薄くしたり、毛穴の皮脂汚れを解消したり、肌に嬉しい効果が色々あります。

化粧水の前に使用する場合は、ほんの少しの量で、その効果が実感できるので、スキンケア商品としてはコストパフォーマンスもとても良いです。薬局で簡単に購入できますので、気になる方は肌のキメを整える為にも是非試してみてくださいね!

塗る馬油の量など、適切な量というのはその人の肌の状態によって違います。自分にあった量やおスキンケアの方法、頻度など、肌の様子を観察しながら、上手に馬油をスキンケアオイルとして用していきましょう。

最後に、馬油は人の皮脂にとても近い成分なので、ほとんどの人にとっては安心して使える油脂なのですが、中には合わないという人もいるそうです。少量を試してから使用開始することをお勧めします。

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