2016/12/09
技ありスキンケア「ハンドプレス」を駆使しよう
スキンケアの種類や方法は様々ありますが、みなさんお決まりの方法とはどんなものがありますか?例えば化粧水や乳液などの付け方。付け方っていっても、そんなに種類があるもの?と思われた方もいるかもしれませんね。ただ単純につけるだけではなく、「ハンドプレス」を使った方がよりよく効果を得られるようです。
スキンケアの方法「ハンドプレス」とは
化粧水や乳液、クリームなどのスキンケア用品を肌に塗布する際に用いられる方法の一つに「ハンドプレス」があります。この方法は、化粧水などの浸透力を高めるために、両手で顔を覆うように手のひらでゆっくりと肌を押さえながら塗布する方法です。顔全体に伸ばしてつけたあとにハンドプレスする方法や、少量ずる化粧水を手に取り、それをハンドプレスしてまた同様に繰り返すという方法があるようです。
手のひらの熱と程よい圧力がスキンケア用品の浸透力を高めるといわれています。ただ押さえつけるだけではありますが、動かさなくとも軽いマッサージのような効果も得られるようです。両手で顔を覆うという行為自体が自律神経の安定化も促し、精神の安定や血液の流れを良くするともいわれています。温かい手で行う方がより効果を得られるようですね。
ハンドプレスを行うには
スキンケアの前の工程である洗顔を行います。洗顔前には手を綺麗に洗っておきましょう。特に泡洗顔を行う人は、手を綺麗にしておくことで泡立ちが良くなります。洗顔後はタオルで水気を取りますが、こすったりせず肌を押さえるようにして取り除きましょう。
次に、実際にハンドプレスを用いてケア用品を塗布していきます。塗布する前に、手が冷たい場合は少し温めてから行いましょう。温かい手が化粧品も温めるので、それを滑らかにして浸透力を高めます。逆に冷たい手で皮膚に触れれば血管が収縮してしまい、浸透力が鈍ってしまうようです。手が冷えがちな人は、事前にお湯などに入れて温めておくとよいでしょう。
化粧水を手にとり、温めたものを顔全体に塗布していきます。まんべんなく伸ばしたら両手で顔を包み込むように覆い、文字通り軽くプレスするように押さえましょう。頬だけでなく、鼻筋、額、顎などもしっかり行います。一度に全て行うのは無理でも、部分的に分けてハンドプレスを繰り返しましょう。化粧水が終われば同様に、乳液や美容液もハンドプレスで浸透させていきます。一度のハンドプレスにつき10秒ほどずつ行い、じっくりと美容成分を染み込ませていきます。これをしばらく行うことで、肌が手に吸着してくるようです。こうした現象が一向に起きない場合は、化粧水の量などを増やして改めてハンドプレスを行ってみてください。
「パッティング」とどう違う?
パッティングとは、肌へ叩き込むようにして化粧品をつける方法。また、コットンに化粧水を染み込ませたうえでパッティングを行う人も多いかと思います。パッティングのメリットですが、手で馴染ませるだけの方法よりも高い保湿力と血行改善効果が得られるそうです。ここだけ聞くと、パッティングの方が良いんじゃないか・・・と思ってしまいそうですが、良い面ばかりでもないようです。
それはパッティングのデメリットである肌へのダメージの心配です。軽い力とはいえ何度も何度も皮膚を叩くことは、ダメージの危険と隣り合わせと言えるのではないでしょうか。プロのエステティシャンやメイクアップアーティストなど、その方法を心得ている方ならまだしも一般女性で完璧なパッティングが果たしてできるでしょうか。
また、血行改善であれば何もパッティングだけに頼らずともよいはず。顔面体操やオイルなどを用いたマッサージなど、皮膚を傷つけないような方法の方が安心といえるでしょう。肌への刺激、摩擦を限りなく少なくすることが、一番単純なスキンケアといえるのではないでしょうか。
もちろんどちらにも良し悪しや相性があるかと思います。ハンドプレスは時間をかけて行うものですので、忙しい朝などには不向きかもしれません。それでもお肌への優しさを考えれば、是非実践してほしい方法でもあります。
おすすめ記事
執筆者:rihira
一般社団法人 日本スキンケア協会
認定:スキンケアアドバイザー
注:2016年3月以前の記事はスキンケアアドバイザー資格取得前に書かれたものです。