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糖質制限のメリットとデメリット
糖質制限のメリット
食べる量の制限が余りないので、持続しやすい
食べる量の制限はないので、おなかが満たされる量を食べられます。カロリー制限で起こりがちな「空腹を我慢!」ということはないので、持続しやすいです。
油物が食べられる
糖質の多い食品はもちろん控えますが、脂質やたんぱく質の食品制限はないので、肉、魚、炒め物、揚げ物などの油を使った料理を食べても大丈夫です。但し、揚げ物の衣は糖質が多いので注意が必要です。
めんどうな計算が要らない
糖質の多い食品群を控えるだけなので、食事品目のめんどうなカロリー計算が必要ありません。
糖質の多い食品と少ない食品に掲載してありますので、併せてご覧ください。
減量と血糖コントロールに即効性あり
糖質制限を初めた方のほとんどが、すぐに痩せはじめるという結果がでています。
糖尿病の場合は(糖質制限量によりますが)、すぐに血糖コントロールの効果が現れ始めます。但し、経口血糖降下剤やインスリン注射をしている糖尿病患者さんは、低血糖発作を起こす可能性があるので、必ず、糖質制限をはじめる前にを一読下さい。
メタボリック・シンドロームが改善
通称メタボは、肥満(内臓脂肪型)に加え、高血圧、脂質異常、高血糖のうち2つ以上の症状を併せもっている状態のことを指します。
体重が減少するので、血圧は正常になります。また、脂質異常の症状である中性脂肪とLDL(悪玉コレステロール)の値は下がり、HDL(善玉)コレステロールの値は上がるため。高血糖も改善されます。
血糖コントロールに効果的
血糖値を上昇させるのは糖質が主な原因です。食事で摂る糖質が少なければ、食後の血糖値はあまり上昇しないので、インスリンの追加分泌はほとんどなく、血糖コントロールに効果的です。
糖質制限のデメリット
ごはん好き、甘党には、辛いダイエット
ごはん無しで食事をした気がしない時は、低糖質のコンニャク米やGI米を代用ごはんとして食べるのもよいでしょう。ビールだけでなく、低糖質の食品も進化しているので、昨今では様々な低糖食品がネットや店頭で入手することが可能となっています。
食費が高くなる
糖質制限で主に摂る肉や魚などの高脂質・高タンパク質の食材は、炭水化物の食材より価格が高いです。また、低糖のパンやスィーツなども価格が高い上に、送料がかかる場合もあるので、実質的に食費が割高になる傾向があります。
糖質を過剰摂取している人は糖質切れのイライラ状態に?
日頃から糖質を過剰に摂取している人に起こりやすい糖質切れのイライラ状態が挙げられます。糖質を摂り血糖値が上がると陶酔感と幸福感に満たされますが、血糖値が下がり始めると糖質をまた摂りたくなるという悪循環になりがちです。ニコチン中毒ならぬ糖質中毒から抜け出すには、やはり強い意志が必要なのではないでしょうか。
糖尿病の食事療法として糖質制限を推奨している医療機関が少ない。
現在、日本では糖尿病の食事療法として公式に認められているのはカロリー制限だけです。
糖尿病患者がかかりつけの医師に糖質制限を相談する場合、通常は反対されるケースが多いようです。しかし、臨床医を中心として糖質制限を取り入れる医療機関は増えてきていますので、まずはセカンドオピニオンとして推奨医の意見を聞くことからはじめてみては、いかがでしょうか?
糖尿病の食事療法としての正式なガイドラインがない
現在、日本にはどのような糖尿病患者に対して、どの程度の糖質制限を行い、どのようなやり方をするのか。という糖尿病患者に対する安全且つ有効なガイドラインがありません。そのため指導する医師が糖質制限の十分な理解がないと、誤った食事療法を進めてしまう危険性があるので注意が必要です。糖質制限の先進国、米国糖尿病学会では、ローカーボ・ダイエット(糖質制限)を公式に認めているので、日本でも早急にガイドライン作成など整備が必要ではないかと感じます。