今週は、ヘッドスパ専門サロン「スカルクイック」の店長
中原佳世さんにお話を伺いました。

★ヘッドスパではどんなお手入れをしていただけるのですか?★
普段落としきれない毛穴の汚れを落として、
頭皮のツボをもみほぐすことで
リラックスしながら毛先まで栄養が
行き渡るようにすることがメインです。
当店の場合、まずはマイクロスコープを使って
頭皮の状態をチェックします。
それから、座ったままの状態でやさしく
頭をもみほぐすプレマッサージを行います。
そしてシートを倒した楽な体勢で、
アロマオイルでのマッサージを行い、
最後にシャンプー・トリートメントでのケアになります。
マイクロスコープでチェックした状態を
見ていただけると分かりやすいのですが
通常のシャンプーでは、毛穴の汚れを
落としきれていない方が意外と多いんです。
施術後にもカメラで撮影して、前後の写真を見ていただくのですが
「こんなに汚れていたんだ~」と驚かれる方が本当に多いんですよ。
実は毎日のシャンプーひとつでも差が出るんです。

★正しいシャンプーの仕方って?★
シャンプー剤をつける前の予洗いが大切です。
これで、汚れの50%程度は落ちると言われています。
髪の表面が濡れた程度で、すぐに
シャンプー剤をつけてしまう方が多いと思うのですが
だいたい4~5分、少なくとも2~3分は
予洗いをしていただきたいですね。
あと、シャンプー剤のつけ方にもポイントがあります。
シャンプー剤の原液を、そのまま頭頂部のあたりに
つけてしまうという方が多いでしょうが
私たちがお薦めしているのは、お好み焼き屋さんなどで
目にするソースが入ったボトルを使う方法です。
これに、1回分のシャンプー剤とお湯を入れて、よく振ります。
それを少しずつ全体的にかけながら洗っていただくと
泡立ちも良く、シャンプー剤の使い過ぎを防ぐことにもなります。

あと、泡立てる時は、頭頂部から泡立てることが多いでしょうが
えり足から頭頂部に向かって、
指を頭皮に密着させたまま泡立てていってください。
頭頂部から洗っていくと、どうしても髪がかかって、
きちんと毛穴を洗うことができなくなってしまうので
下から洗っていただくと毛穴がきちんと洗えますよ。
また下から上に動かしていくことで
リフトアップ効果やマッサージ効果が高まります。
あとは、しっかりとシャンプー剤を洗い流すことです。

★他にポイントは?★
みなさんお忙しいでしょうから、毎日は難しいと思いますが
できることなら週に1度くらいは、シャンプー前に
オイルマッサージをすることをお薦めします。
オイルを塗ったら、余計にベタつきそうな
気がする方も多いと思いますが
すすぎが足りないためにシャンプーや
トリートメント剤が毛穴につまっていることがありますし
スタイリング剤を使っていると、それがつまりの原因にもなってしまいます。
こうした汚れはすべて油分ですので、
マッサージオイルの油分で溶かし出すことができるんです。
お顔のクレンジングと同じ効果があるんですよ。

スタイリング剤を使っていると、
髪にもメイクをしている状態ですので
お休みの日などは、入浴前にオイルマッサージを行って
毛穴の大掃除をしていただければと思います。
特に男性は、加齢により油分が多くなりますので、
ぜひ実践していただきたいですね。

★どんなオイルを使えば良いのですか?★
頭髪用のマッサージオイルというのも販売されていますし
ホホバオイルなどは手に入れやすいですので、
そういったものでOKです。

★マッサージのポイントは?★
頭には、たくさんのツボがありますので、
どこを押しても気持ちが良いと思いますが
頭皮を動かした時に、目尻も一緒に
上がっていくくらいの柔らかさになるように、
日ごろから、もみほぐしてあげると良いでしょう。
あとは、シャンプーと同様に、えり足から
始めていくと血行を促進しやすいです。

★ほかに気をつけておくことはありますか?★
私がお薦めしているのは、夜シャンです。
寝グセがつくから、疲れているからと
朝シャン派の方もいらっしゃるかと思いますが
スタイリング剤をつけたままの状態で寝てしまうのは、
化粧を落とさずに寝てしまうようなものです。
1日活動した頭皮には老廃物や
外側からのほこりなどの汚れが毛穴に詰まりやすいため
1日の汚れは夜のうちに洗って、きちんと
乾かしてから眠ることをお薦めします。
男性もスタイリング剤をつけていれば、
髪に化粧をしているようなものですので
スタイリング剤を使っている方は
特に夜シャンをお薦めします。
汗をかきやすかったり、どうしても
寝グゼが気になるという方は、
朝はぬるま湯のみで軽く洗い流してください。
洗浄力の高すぎるシャンプーを使うことで、
必要な皮脂を落としてしまいますし
皮膚を保護するバリア機能が弱まってしまうので
朝は、すすぐだけで十分です。