真っ白で透明感のある美白肌を手に入れるために、上手な美白成分の活用術を教えます。
手作りコスメだからこそ、緻密な計算をもとに美白成分を活用できます。
だって、自分で作れるんですからね。
そのメリットを最大限に生かす…
「美白のゴールデンルール」
を参考にしてください。
美白成分の考察
- ハイドロキノン
ハイドロキノンは、アメリカなどでは長く使われポピュラーな成分ですが、以前は日本での使用が禁止されていたんだ。
だから、皮膚科医が処方するという形だった。
強力な抗酸化力があり、チロシナーゼ活性阻害(メラニンの生成を抑制)はすばらしいと言われている。
その効力ゆえ、敏感な方には刺激がある成分でもあるんだ。
また、酸化安定性も弱く、化粧品に配合した時、変質・変性を起こしやすいというウィークポイントを持っているんだよ。
ただね、
強力な効力を持つのが惜しいと思うなら、「ハイリスク・ハイリターン」と覚悟して使うのも考え方なのかのしれないね。
個人的には、医師に処方してもらうのが安心だと思うよ。
一般的にアルブチンといわれるものはβ-アルブチンを言います。以前から使われていたのはβアルブチンは、効果がイマイチ!でした。
α-アルブチンは、β-アルブチンの数倍の力を持ち、ハイドロキノンと同等の美白のポテンシャルがあると言われます。
α-アルブチンは、江崎グリコが開発した独自の配糖化酵素により、ハイドロキノンにはトラブルが多いのですが、α-アルブチンはトラブルがほとんどない成分です。
シルクペプチドの保湿性は高く、特筆すべきは環境の温度及び湿度に応じて、水分を保持・解放を巧みにコントロールするポテンシャルがあるといわれていることです。
シルクペプチドが皮膚へと浸透すると、水分を保持と魅力的な光沢を提供するだけでなく、メラニンの成長を制御するポテンシャルも期待できます。
特に乾燥肌の美白成分として注目してほしいのです。
シルクペプチドのアミノ酸構成は、NMF(天然保湿因子)と同様のアミノ酸構成ですので、保湿性に優れ、バリア機能を修復しつつ美白効果が期待できる【潤い美白成分】です。
味噌や醤油を作る職人の手はなぜ白い!という疑問から研究が進み、コウジ酸の美白効果が発見されました。
コウジ酸は、美白成分としてチロシナーゼ活性阻害の働きがあり、ちょっと気になる特性として、紫外線を浴びた時にもメラニンを作らせず、できてしまったシミも体外に排出してくれるといわれます。
コウジ酸の美白の働きは、ハイドロキノンみたいなスピード感はありませんが、じっくりと確実に働きハイドロキノンを凌駕するベネフィットが期待できます。
ハイドロキノンをはじめとする多くの美白成分は、メラニンを作るB16細胞まで傷つけてしまったりするのですが、コウジ酸はB16細胞を傷つけることなく美白作用を発揮してくれます。
それゆえ、低刺激で副作用がほとんどないといわれます。
皮膚科医でも、ハイドロキノンでは刺激や副作用が起きる方にコウジ酸クリームが処方されているそうです。
フェニルアラニンは、NMF(天然保湿因子)の主成分で必須アミノ酸の一種で、毛髪に多く含まれ保湿性にすぐれています。
近年、スキンホワイトMSH)が持つ保湿力よりも、一般的な美白成分とは違う新たなアプローチからの美白のポテンシャルに注目を集めました。
そのようなポテンシャルから、市販化粧品にも広く配合される成分となりました。
臨床データでは、
・肌色が均一になった…100%
・お肌が明るくなった…83%
・シミが薄くなった…100%
・シミの数が減少した…73%
という結果が確認されています。(アジア系有色人種に7日間使用)
これらのデータから、効果&即効性に優れた成分といわれています。
スキンホワイトMSHを使ったホワイトニングの黄金律
スキンホワイトMSHは、ナイアシンアミド・グルコサミンとの相性が良く、ホワイトニング効果において相乗効果を生むことがわかりました。このデータをもとにP&Gでは、これら3成分を主力とした美白化粧品を市販しています。
その黄金律とは…
です。お試しください。
ナイアシンアミドが不足すると、肌荒れを起こしたり、粘膜がただれたり、ホルモン合成の低下などを招きます。
ナイアシンには近年の研究によって、皮膚に対してセラミド合成を促し、バリア機能を修復したりとお肌の保湿メカニズムを再構築するポテンシャルがあります。
また、かゆみを抑えるポテンシャルがあることがわかってきました。
また、皮膚の外層にメラノソーム(メラニン小体)の転写を阻害する(つまり、メラニンを肌表面に現れるのを阻害する)独特のメカニズムでシミ・色素沈着クスミを防ぐことが確認されています。
特にグルコサミンやスキンホワイトMSHとの相乗効果を発揮してくれます。
N-アセチルグルコサミンとナイアシンアミドは、二つの異なるアプローチで色素沈着を改善します。
N-アセチルグルコサミン・・チロシナーゼを直接的に阻害するわけでなく、メラニンの産生を低下させる酵素の活性化を阻害させない。
ナイアシンアミド・・・皮膚の外層にメラノソーム(メラニン小体)の転写を阻害する。
という二つのアプローチからなります。
2006年初頭、「 International Consensus on Glucosamine Skin Benefits」で世界中のプロクター・アンド・ギャンブル美容科学者と一流の皮膚科医のグループによって、グルコサミンのデータを確認・精査しました。グルコサミン,N-アセチルグルコサミン,N-acetyl-D GlucosamineこれによってN-アセチルグルコサミンによって、シミの原因となる過剰メラニンの減少を確認し、皮膚細胞のメラニンの量を減らすと断定しました。
この時のより深い研究を精査した中で、N-アセチルグルコサミン+ナイアシンアミド製剤を含む3つの研究データが検討されました。
そのデータは、皮膚における主要な構造タンパク質であるメラニン・コラーゲンの増加減少を示した。
キンボール博士監修の研究を含め、200以上を対象とする3つの二重盲検プラセボ対照臨床試験では、色素沈着や肌のトーンの改善やシミのサイズの減少を示しました。
研究は、皮膚科学のアメリカアカデミー(AAD)の 2006年3月にAADの年次総会で発表され、N-アセチルグルコサミンとナイアシンアミドを併用して配合すると、色素沈着・シミ・顔色のムラ・メラニン分布の量を著しく減少させたと結論づけました。
この事がナイアシンアミドとN-アセチルグルコサミンのペアリングが黄金律といわれる裏付けとなっています。
ホワイトニング成分の定番!ファーストチョイスは、これ!
皮膚に浸透した後に、生体内で酸性ホスファターゼなどのリン酸酵素(この酵素は人間の皮膚上に豊富にあります)によって簡単にアスコルビン酸(ビタミンC)に変わります。
抗炎症・皮脂過剰分泌抑制・抗酸化・美白(チロシナーゼ活性阻害)・コラーゲン合成活性化・創傷治癒のポテンシャルがあるとされ、老化・ニキビ・シミ・タルミ・クスミなどの改善が期待できます。
ビタミンC誘導体の中でも歴史のある成分ゆえ、機能の有効性の臨床データばかりでなく、その安全性のデータも多く信頼度の高いビタミンC誘導体と言えるでしょう。
酸化防止剤・イオン導入などにも使われます。
前のページで「チロシナーゼ活性阻害の落とし穴」という項目でも書いたように、いろいろな化粧品に配合されている数ある美白成分は、あくまでもメラニンを「作らせない」ように働きかけることはできるけど、できてしまったメラニンには無力なんだよね。
ところが、「ビタミンC誘導体」は、唯一、できてしまったメラニンを無色へと変えることができる成分なんだ。
正常にターンオーバーがされていれば、メラニンは28日間で角質層へと上がり、剥がれ落ちるんだけど、皮膚の深いところのメラニンはなかなかそうはいかない。
ビタミンC誘導体は、皮膚の深いところの細胞の増殖を活性化させることで、ターンオーバーをを促進し、できてしまったメラニンを一生懸命排泄しようとしてくれるんだ。
だから、シミが消えてゆくってわけ。
つまり、
ビタミンC誘導体は、「できてしまったシミを消す」唯一の成分なんだよ。
だからこそ、Dr.コスメでも主力のエージェントなんだね。
また、紫外線により引き起こされるメラニン生成(チロシナーゼ活性)を阻害するといった他の紫外線吸収剤には見られない「W(ダブル)美白」の機能を有しています。
紫外線によって生成されるシミは、UV防御は絶対条件!UV防御も併せ持つ美白成分は、フェルラ酸だけです。美白目的の手作りコスメには、いつも配合しておきたい成分でしょう。
ウワウルシエキスは、アルブチンやエラグ酸、タンニン、メチルアルブチン、ガロイルアルブチン、ガロイグルコースなど美白成分をたくさん含んでいます。
エラグ酸とアルブチンのチロシナーゼ活性阻害作用による美白力はもちろん、抗炎症・収斂・保湿・抗菌が期待できます。
美白成分としてアルブチンを7%も含むことからも、有効な美白エキスといえるでしょう。
ある実験では、5%濃度のウワウルシエキスでチロシナーゼ活性阻害作用が75%、10%濃度では100%という数字をたたき出しています。
肌のキメを整え、しっとり保湿も合わせ持ち、抗炎症・消炎のポテンシャルから「かぶれ」などの治療に昔から使われていました。
このことからも手作りコスメの美白ケアには使いやすい素材だと思います。
無機塩(塩化カリウムや硝酸カリウム)やフラボノイド(クエルシトリンなど)、タンニン、ベルゲニン、アルブチンなどを含み、抗炎症や抗菌・抗酸化・美白・保湿などが期待できます。
民間薬として古くから活用されている。抗炎症・消炎のポテンシャルから、かぶれ・やけど・虫さされなどの治療に昔から使われていました。
そして…
UV・日焼け・美白対策がテーマなら、どうしても伝えたい特性があります!!
それは、DNA修復効果!
紫外線で破壊された細胞内のDNAを元通りに修復してくれるポテンシャルがあります。
これ、ユキノシタしかできない唯一無二のポテンシャルです。
その上、コウジ酸より強力な「美白力」、生薬随一の「シワ予防」「クスミ防止」があると評価されています。
UV対策・日焼け後のケアに使わない手はないでしょう。
マメ科の多年草、東北甘草(ウラルカンゾウ)の根およびストロンから抽出されるエキス。「リコリスエキス」とも言われます。
「生薬の王」と呼ばれる甘草は、4000年もの昔から薬用植物として使われてきました。
トリテルペノイド配糖体 (サポニン) を6~14パーセントを含有し、その代表的成分の「グリチルリチン酸」をはじめ、フラボノイドとしてリクイリチン・リクイルゲニン・イソリクイリチン・イソリクイリチゲニンを含んでいます。
生体の防御に関与する細胞を強化する網内系賦活作用で体の抵抗力を高めること、含まれるグリチルリチン酸によって副腎皮質ホルモンの分泌を正常に調整し、抗アレルギー・抗炎症・抗ストレス・女性ホルモン様などを持つと言われています。
現在、優れた刺激緩和・消炎を期待して化粧品に広く使用され、また、含まれるグラブリジンがコウジ酸に匹敵する美白力のあることが見出され、美白化粧品にも積極的に活用されています。
敏感肌・アレルギー肌の方の美白成分としての利用には、最も適した成分だと思います。オススメですね。
そのチロシナーゼ阻害力は、L-アスコルビン酸より刺激性がなく、明確なチロシナーゼ阻害力から肝斑が改善したという臨床データも提示されています。
また、日本の研究によって紫外線吸収効果も確認されています。
何よりも、抗アレルギー・抗酸化・抗炎症のポテンシャルも持ち合わせているので、敏感肌やアレルギー肌の美白成分として大変有用だと言えるでしょう。
美白成分については、このあたりで…
もっと書きたい成分もあるけど、「長ぇ~よ」って言われそうなのでこの辺で勘弁しておきます。
次からは、この美白成分をどのように使いこなせばいいのかをお話しさせていただきますね。