Vビームレーザー (色素レーザー)
V-beam Laser
Vビームレーザー
Candela社: Vビームレーザー
Vビームレーザー(色素レーザー)は、""や""の治療に最も適したといわれている強力なレーザーです。595nmの波長のVビームレーザーは血液成分のヘモグロビンに最も選択的に吸収され、周囲組織へのダメージを最小にして色調の薄い病変でも鋭い反応性をもつことができます。
今までのヘモグロビン治療に用いるレーザーは585nmの色素レーザーでしたが、これらの波長は皮膚深達度が劣るため、深い病変には効果が期待できませんでした。
また、パルス幅という他機種では設定することのできない血管の太さに合わせた出力設定が可能なのもこの機種の特長で、より深く届く595nmの波長も持ち合わせることが"Vビームはキレがよい"といわれる由縁です。
当院で扱うVビームレーザーは可変パルス幅の最新色素レーザーであり、厚生労働省承認機です。""の種類に合わせてパルス幅を設定することで太さを問わずに異常血管を効果的に治療することが可能です。
Vビームレーザーの特長
従来の色素レーザーはパルス幅が固定でしたが、Vビームレーザーはパルス幅可変式のため、様々な血管異常に対応可能です。従来の色素レーザーに比べ、波長も長くなっているため、皮膚の奥深くまで届くため効率の良い治療を実現します。
また、レーザーの熱エネルギーによる血管周囲のダメージを抑えるための冷却システム(DCD)がついているため、周囲組織のダメージを限りなく抑えることができるようになりました。以前は周囲組織のダメージを考え弱いエネルギー照射を行ってきましたが、これが改善されたためVビームレーザーは以前よりも強いエネルギー照射をすることで血管異常をより効率良く治療することができます。
治療の流れ
1.医師による診察。
2.スタッフによる詳細説明及び承諾書類。
3.施術前写真(記録用)。
4.Vビームレーザー施術。
5.患部へ軟膏塗布。
6.アフターケアの再説明。
Vビームレーザー施術後のアフターケア
1.Vビームレーザー施術当日から入浴可能。
2.入浴後、軟膏を塗ります。
3.施術当日から内出血が出来ていることがあります。
4.内出血は1〜2週間で自然に吸収されます。
6.日焼け止めを忘れずに外用してください。
Vビームレーザーの合併症
内出血
レーザー照射により内出血が起こります。施術後1〜2週間程で自然に吸収されますが、お化粧でも隠しきれない場合もあります。
腫脹(腫れ)
レーザー照射により一時的に腫脹が起こります。施術後5〜7日間程で自然に消失しますが、周囲には若干むくんだ印象を与える場合があります。
炎症後色素沈着
レーザー照射により生じる熱で皮膚に炎症が起きるため、施術後に炎症後色素沈着が起こります。メラニン治療程強くはありませんが、炎症後の色素沈着は数ヶ月で消失します。当院では必要があればアフターケアとしてトレチノインおよびハイドロキノンの外用とビタミンCなどの内服を行って頂き、炎症後色素沈着が起こりにくいように配慮しております。
Vビームレーザー施術について
| 施術時間 | 1分〜10分(施術範囲により異なる) |
|---|---|
| 施術後通院 | 特に不要 |
| 麻酔法 | クリーム麻酔(御希望の方、所要20分) |
| ダウンタイム | 内出血があった場合1〜2週間 |
| メイク | 当日より可 |
| 洗顔 | 当日より可 |
| 入浴 | 当日より可 |
※Vビームレーザー施術直後に照射部に少し痛みをみとめることがあります。
※Vビームレーザー施術後は処方薬を指示通り使用して下さい。
※Vビームレーザー施術後は直射日光をなるべく避けて下さい。
※極度の日焼けをしている方、日光過敏の方、てんかん発作の既往歴のある方、妊娠中の方などはVビームレーザーの施術をお断りする場合があります。
Vビームレーザーの保険適用について
単純性血管腫、苺状血管腫、毛細血管拡張症の場合は保険適用となります。 ※保険診療の場合、初診料や再診料は別途必要となります。 ※自費診療の場合、初診料3,000円+税、再診料1,500円+税がかかります。 ※自費診療については、各種クレジットカードがご利用頂けます。
各施術後は最低3ヶ月の経過診察が必要となります。
※平成24年4月1日 診療報酬改定
Vビームレーザー 3割負担の場合 1割負担の場合 10平方cm未満 ¥6,500 ¥2,200 〜50平方cm未満 ¥12,500 ¥4,200 〜100平方cm未満 ¥20,000 ¥6,700 〜150平方cm未満 ¥27,500 ¥9,200 〜180平方cm(上限) ¥32,000 ¥10,700 自費施術料金
その他の注意点
Vビームレーザーは最新の色素レーザーです。今までの経験に基づき、太さの違う血管異常に対応することができ、施術後の合併症も少なくすることができます。血管腫(赤アザ)、毛細血管拡張症(赤ら顔)治療のゴールドスタンダードです。"赤アザ"にお悩みの方、一度診察にいらして下さい。