食事制限ダイエットで筋肉や基礎代謝が落ちるはウソ!?

食事制限のダイエットはよくない!!

空腹の状態が長いと基礎代謝が下がってしまって危険!!

筋肉が落ちていて脂肪は落ちていないからダイエットをやめるとさらにデブる!!

と色々なサイト、または雑誌やテレビなどで言われてますが

はたして、食事制限のダイエットは本当によくないことなのでしょうか?

基礎代謝が落ちる?

まず食事制限のダイエットが、よくないといわれる原因は、空腹時間が続くと、基礎代謝が下がり、筋肉も落ちるといったものです。

まず基礎代謝が下がってしまう原因は私たち人間は食料不足に直面し、食べ物を長時間食べれなくなってしまった時、飢餓(きが)状態になり、生きる手段として基礎代謝を下げ、消費エネルギーを抑える働きがあることです。このことにより日ごろのカロリー消費量が悪くなり、脂肪が減らないといった結果を導きだすといわれています。
このことは、いろいろなダイエットサイト、雑誌、またはテレビなどでも紹介されたことがある内容となるのですが、実はこの原因には、まったく根拠がないんです!!

基礎代謝が下がってしまうことに関してですが、人間の体は長時間食事をしないと飢餓状態となり、確かに基礎代謝は下がるでしょう。
しかし、1日、2日食事をとらなかった程度で人間は飢餓状態にはなりせん。つまり1日食事をしない程度で基礎代謝が下がってしまうということはありえず、下がるまでには最短でも60時間かかるのです。

むしろ48時間程度の断食をした場合、10%も基礎代謝が上昇することもあります。これは人間の動物的な性質で、一定時間食事をしないと食べ物を見つけるために体が活性化し、アドレナリンとノルアドレナリンが分泌されるので、基礎代謝が上がるからなんです。

そして60時間を超えると食べ物を探すために活発になるようにするよりも、エネルギーの消費を抑えたほうが良いと体が判断するので基礎代謝がようやく下がるのです。

ですので、食事制限で一日一食の食生活だとしても、それが原因で基礎代謝が下がるといったことはないのです。

筋肉が落ちる?

次に食事制限のダイエットだけでは筋肉が落ちてしまうということですが、これは多くの人が信じていて、さらには多くのダイエットサイトでもこのように言われていることですが、しっかりと筋肉が落ちてしまう原因を説明しているサイトはすくないのが現状です。

ほとんどのサイトが、

「食事制限のダイエットだけでは、脂肪ではなく筋肉が減っていて、ダイエットをやめると元の体重に戻るだけでなく、最初よりも脂肪が増えてしまう!!だから食事制限のダイエットはやめて、運動によるダイエットをしましょう!!!」

「食事制限=筋肉が落ちる」程度の説明しかしていないので多くの誤解を生みます。

私たちが生きる上で必要になるのがブドウ糖です。

血中のブドウ糖を維持するために、体内にあるアミノ酸がブドウ糖に作り替えられるのですが、このアミノ酸は私たちが食べるお肉などのタンパク質から作られるものなのです。

しかし長時間アミノ酸を含む食事(タンパク質)をとらないと、その代わりに筋肉からタンパク質が徐々にとられていきます。

これだけを聞くと、結局、食事制限をすると筋肉が落ちてしまうと思われるかもしれませんが、長時間アミノ酸を含む食事をとらないといったことにさらに詳しくお話ししていきます。

大きめのステーキとカッテージチーズがトッピングされた緑野菜のサラダ、デザートにベリーといったタンパク質の摂取量が100gほどの食事をした場合、(女性の推奨摂取量は40gなのでここまで食べる必要はないです)実は、24時間当たり体内でアミノ酸が作られるのです。つまりタンパク質をしっかり摂取すれば、血中にアミノ酸がある状態となり、筋肉からタンパク質がとられることはないのです。

結果、一日一食のような食事制限ダイエットでも、タンパク質をしっかり摂取していれば筋肉が落ちることはなく、逆に言えば、どんなに三食食べていても、ブドウ糖やタンパク質の摂取量が少ないと、筋肉は落ちてしまいます。

食事制限のダイエットで筋肉が落ちてしまったという人は、野菜しか食べないといった極端なダイエット方法を実施されているかたがほとんどということです。

次章

食事制限で代謝が下がる。筋肉が落ちると色々なところで言われていますが、今回の講義を聞いてくださったかたは、それは行き過ぎた表現であることが理解していただけたのではないでしょうか?

では、空腹時間が長くても問題ないことが理解していただけましたので、次は、

朝食を抜くと太ってしまう。

食事の回数を増やして、一回のカロリーを下げたほうがダイエットになる

といった話が本当なのかどうかについて講義を行っていきたいと思います。