ニベアやユースキン、イボコロリのシミへの効果は
シミにはトラネキサム酸やビタミンC、ハイドロキノンやアルブチンなどの成分を使うことを推奨します。それ以外の医薬品や化粧品は効果がないばかりか、思わぬ肌トラブルを招くリスクもあります。
プチプラという言葉はすっかり市民権を得ていますが、確かな効果のあるものなら値段は安いに越したことはありません。
しかもそれが特定の症状に対して効果があるなら?もし、女性の多くが悩まされる憎きシミが、ドラッグストアで数百円で買えるような商品で消えるなら夢のような話です。
ただ、餅は餅屋というように、それ専門に開発されたものよりいい働きをする、ということが実際にありえるのでしょうか?
それぞれの商品に含まれる成分をもとに、シミとの関係について探ってみました。
ニベアの特徴とシミ
ニベアは誰もが知る歴史あるスキンケア商品です。ニベアにはいくつかのラインナップがありますが、ここでは一般的に青缶と呼ばれるニベアボディクリームを取り上げます。
最近では多数の有名人が使用していた高級スキンケアクリームである「ドゥ・ラ・メール」と成分が酷似していると話題になりました。そのため、美肌に効果があるのではないかといった憶測が飛び交いました。
実際には、ニベアに効果のある成分は含まれていませんので、シミ改善はあまり期待できません。
しかし、スクワランやホホバオイルといった保湿成分が配合されているため、基礎的なスキンケアを行うことで肌の調子を整えるという意味では、シミへの間接的なメリットがあるという見方もできるでしょう。
ニベアは固めのクリームであるため、ゴシゴシと塗り付けては肌を傷つけてしまいます。塗る際にはしっかりと手で体温にあたため、伸びやすい状態にして使用しましょう。
ユースキンの特徴とシミ
ユースキンは一般的にひどいあかぎれやひび割れに効くと有名ですが、その用途によりさまざまな種類が展開されています。
シミに効果があるといわれているのはオレンジ色のキャップが目印のユースキンAです。
このユースキンAにはビタミンE、グリチルレチン酸、dl‐カンフル、グリセリンの4つの有効成分とヒアルロン酸ナトリウム、ビタミンCの2つのうるおい成分が配合されています。
この中でも特にシミにいいと言われているのはビタミンEとビタミンCです。ビタミンEには血流促進効果があるため、新陳代謝を向上しターンオーバーを促進してくれます。
ビタミンCにはメラニン色素の沈着を抑えるなどの作用があります。
つまりユースキンはシミに対していい働きをする面があります。また、ユースキンは赤ちゃんからお年寄りまで使用することができると記載されていますので、安心して使用することができるのもうれしいですね。
ニベアと同じくユースキンAも、スキンケアの常備アイテムとしておすすめです。
イボコロリの特徴とシミ
イボコロリは注意が必要です。
イボコロリは今更説明するまでもないほど有名な商品ですが、イボや魚の目に塗布するとその部分の皮膚がやわらかくふやけ白い皮膜となり最終的に剥がれ落ちるという医薬品です。
これはイボコロリに含まれるサリチル酸という殺菌効果の高い成分の作用によるもの。
同じようにシミにイボコロリを塗布し剥がれ落ちさせるという使い方をすることでシミへの効果があるといわれています。
しかし、この使い方はあまり推奨されるものではありません。実際、イボコロリは顔面や目の周囲、首などの皮膚の弱い部分への使用は禁止されています。
また乳幼児への使用も禁止されており、成人であっても健康な皮膚に塗布すると炎症を起こします。
はっきり言って、健康な肌にイボコロリを塗るのは自殺行為です。
これはサリチル酸が大変強い殺菌効果を持っており肌への負担が大きいからです。シミに使用した場合も、失敗すれば以前よりシミが目立つことにもなりかねません。いくら即効性があるとはいえ、シミへの使用は避けたほうがよいでしょう。
シミを消すなら飲み薬が有効
ここ最近、大きなムーブメントになっているのが「飲む美白」という考えです。つまり、シミ等の症状を飲み薬やサプリメントで解決するというもの。
外用薬は確かに効くときは効きますが、かつての白斑問題があったように、肌に直接塗るぶん副作用のリスクもあります。特にハイドロキノンなど効果の強いものほど肌トラブルを起こしがちに。
飲み薬やサプリメントなら、用法用量をしっかり守って続けるかぎり、そんなピンポイントに肌トラブルに見舞われる可能性は低くなります。
しかもシミは肌表面ではなく奥のほうで発生するので、身体の中からシミを除去するという考え方は理に適っているともいえます。