亜鉛華軟膏のニキビへの効果と副作用、塗り方について!
亜鉛華軟膏はアトピーの汁対策、化膿、炎症に対して効果的な塗り薬です。中身は白色のクリームになっており、匂いやべたつく感じもないため保湿クリームに近いですね。
亜鉛華軟膏は薬局やドラッグストアでは売られておらず、皮膚科で処方してもらいます。薬価は1gあたり2.67円となっています。かなり値段は安いとされますね。
そしてこの亜鉛華軟膏はニキビに対しても効果があるとされます。特に炎症のあるニキビに対して有効とされます。
ここでは亜鉛華軟膏のニキビへの効果と副作用、塗り方についてお伝えします。
亜鉛華軟膏のニキビへの効果
亜鉛華軟膏には有効成分として酸化亜鉛が配合されています。この酸化亜鉛にはニキビに対して2つの作用が得られるとされます。
1つ目の作用は抗炎症作用があることです。亜鉛華軟膏を塗ることで酸化亜鉛が浸透して、赤ニキビやニキビ跡の炎症を鎮静させることができます。
ただし酸化亜鉛は非ステロイドなので抗炎症作用としての効き目はステロイドよりも劣ってしまいます。
2つめの作用はケロイド状のニキビの汁を吸収して、患部を保護する作用があります。これによりケロイド状のニキビや化膿を伴うなどの治りを早めることができます。
また皮脂分泌が活発な方で亜鉛華軟膏を塗ることによって、初期ニキビを予防することができます。その他にも亜鉛華軟膏はアトピーの汁対策に非常によく使われますね。
このように亜鉛華軟膏はニキビに対して効果があるとされます。酸化亜鉛は通常のニキビ薬には含まれないので試してみる価値はあるでしょう。
ただし亜鉛華軟膏には殺菌作用がないため、ニキビの元であるアクネ菌を殺菌することはできませんので注意してください。
亜鉛華軟膏のニキビへの効き目
亜鉛華軟膏をニキビに塗ることによってどれくらいで効いてくるのかというと
・ニキビやアトピーの汁は塗ってすぐに吸収されて目立たなくなります。
・赤ニキビの場合にはおよそ1週間ほどで鎮静されていきます。
・ニキビ跡の赤みの場合には2~3週間ほど塗り続けることによって改善されていきます。
以上のように亜鉛華軟膏はニキビに対して効いていきます。ステロイドよりも効き目は遅くなりますね。
また殺菌作用はないため黒ニキビや白ニキビなどには効かないとされます。
亜鉛華軟膏の副作用
ただし亜鉛華軟膏はステロイドなどの強い成分は配合されていないので副作用が起こることはほとんどありません。
しかし稀にですが、皮膚のかぶれ、かゆみ、化膿、炎症などの症状が起こる可能性があります。もし副作用が生じた場合には使用は控えるようにしましょう。
基本的に敏感肌や乾燥肌の方でも使用可能なので、ほとんど副作用の心配はいりません。※赤ちゃんのニキビに対しても使用することができます。
亜鉛華軟膏のニキビへの塗り方
亜鉛華軟膏でニキビを治す場合の塗り方について解説したいと思います。
①基本的に1日2回朝と夜の洗顔後に塗るようにしていきます。化粧水をお使いなら化粧水を使った後に塗っていきます。
②小豆ほどを手に取って、ニキビ部分にのみ塗るようにしていきます。それでも効果がなければ使用は控えましょう。
③ニキビに塗ったら後は触らないようにしてそのまま放置するようにしましょう。
④赤ニキビには2週間、ニキビ跡には1か月塗るようにしていきます。それでも効果がなければ使用は控えるようにしましょう。
以上のように亜鉛華軟膏はニキビに対して塗っていくようにします。ニキビが治った場合には使用は控えるようにしましょう。
また亜鉛華軟膏にはジェネリック薬品としてサトウザルベ軟膏というものがあります。
会社:佐藤製薬
有効成分:酸化亜鉛
薬価:1gあたり2.84円
用法用量:1日2回朝と夜の洗顔後に塗るようにします。
皮膚科によってはこのサトウザルベ軟膏が処方されることがありますが、有効成分は同じなのでニキビへの効き目は同じとされます。※中身のクリームもほとんど同じとなっております。
亜鉛華軟膏と同じ効き目の市販薬
亜鉛華軟膏と同じ酸化亜鉛を配合した市販薬というものがあります。それがポリベビー軟膏です。
会社:佐藤製薬
有効成分:酸化亜鉛、トリクロロカルバニリド、ジフェンヒドラミン
値段:30gで350円
用法用量:1日2回朝と夜の洗顔後に塗るようにする
ポリベビーには酸化亜鉛だけでなく、殺菌作用のあるトリクロロカルバニリドやかゆみの元であるヒスタミンを阻害するジフェンヒドラミンが配合されているので、多様な効果が得られます。
皮膚科を受診せずに亜鉛華軟膏の効果を試したい場合には、ポリベビー軟膏を試してみるようにしましょう。
ということで亜鉛華軟膏のニキビへの効果と副作用、塗り方についてでした