バラの病害虫と対策アブラムシ若葉や新芽に群がる緑の虫は「アブラムシ」です。
新芽や若葉の裏をよ~く見ると、小さな緑色の虫が付いていることがあります。 発生しやすい時期春から秋にかけて、バラのシーズン中は注意が必要です。 予防と治療3月初旬から、月に1回「オルトラン」もしくは「オルトランDX粒剤」などの殺虫剤を散布して予防します。1つの薬品を使い続けると耐性ができて、効果が低下する場合があるので、「スミチオン乳剤」と交互に使うことをオススメします。 発生しているのを見つけた場合は、すぐに取り除きましょう。ガムテープでペタペタするか、ハケで払えば簡単に取ることができます。 うどん粉病葉、茎、つぼみに白い粉がふいたら「うどん粉病」です。
葉や茎のやわらかい部分が、白い粉をふいたような状態になります。胞子が飛んで空気感染するので、 発生しやすい時期気温がグンと上がる真夏や、気温が下がる冬には発生しにくいですが、それ以外の時期には注意が必要です。 予防と治療若葉が出始める3月初~中旬から「バラの活力液」を使って予防しましょう。銀イオンの殺菌効果で、バラの葉を健全に保ちます。 毎年うどん粉病が出やすかったり、発生してしまった場合は「ハッパ乳剤」と「ベンレート水和剤」を交互に散布します。1つの薬品を使い続けると耐性ができて、効果が低下する場合があるので、2つの薬品をローテーション散布することをオススメします。 バラゾウムシ新芽やツボミが突然干からびたら「バラゾウムシ」の仕業。
新芽やツボミを突然しな~っとさせるのは、「バラゾウムシ」の仕業です。体長3ミリほどの、黒くて口の長い虫。 発生しやすい時期春の開花前から初夏まで注意が必要です。 予防と治療ツボミが付く前の4月から、月に1回「スミチオン」などの殺虫剤を散布して予防します。散布は、風の強い日(薬品が飛散するため)と気温が高い時間帯(薬害が出やすくなるため)は避けます。 見つけた場合は、すぐに捕殺します。捕まえようとするとポロッと落ちるので、下で受け止めるようにしてください。
黒星病(黒点病)葉にポツポツと黒い斑点が・・・バラにつきものの「黒星病」です。
黒星病にかかった葉は、黒褐色の斑点ができ、徐々に黄色くなって最終的には落葉します。 黒星病で株が枯死してしまうことは滅多にありませんが、植物は葉の光合成で栄養を作りますので、葉が少なくなれば、花付きが悪くなる、花が小さくなることはあります。 発生しやすい時期雨の多くなる5月から、11月まで注意が必要です。 予防と治療4月初旬から、月に1回薬品を散布して予防します。 また、根元に落ちた葉はそのままにしないで、こまめに拾うようにしましょう。
チュウレンジハバチ葉や花を、すごい勢いで食べるのは「チュウレンジハバチ」の幼虫
葉や花をよ~く観察してください。一心不乱に食べ続けているのは「チュウレンジハバチ」の幼虫です。 チュウレンジハバチの成虫は、初夏頃から見かけるようになります。この頃、成虫はバラの枝に卵を産み付けに来ています。バラの枝に2,3センチのパックリ割れた後があれば、それは産卵跡です。 発生しやすい時期5月から、7月まで注意が必要です。 予防と治療予防に「オルトラン」と「スミチオン」を散布します。卵が孵化すると、小さな幼虫が葉の裏に密生するので、薬剤散布は葉の裏側にしっかりと! 成虫を見つけたら捕殺。やわらかい枝にとまって産卵しているときには、動かないので簡単に捕まえられます。また、産卵跡を発見したら、針や爪でつぶします。 ハダニ葉が白くかすれた感じになっているなら「ハダニ」かも
葉に元気がなく、全体的に白っぽくなっているなら「ハダニ」かもしれません。 夏の高温期に乾燥が続くと発生します。ベランダなど、雨の当たらない場所では特に発生しやすく、注意が必要です。 発生しやすい時期7月から9月まで注意が必要です。 予防と治療予防として、乾燥を避けるため1日1回、葉裏に水を散布すると効果的です。 退治するには、「ハッパ乳剤」と「ダニ太郎」を交互に散布します。
コガネムシツボミや花に開いた穴の犯人は、「コガネムシ」です。
キレイなバラの香りをかごうと思ったら、そこにコガネムシが・・・しべや花弁を食べます。 また、株に元気がない場合は、土の中でコガネムシの幼虫が根っこを食べている可能性もあります。 発生しやすい時期通年注意が必要です。 予防と治療飛んでくる成虫を減らすには「ベニカ水溶剤」を散布。花やツボミに付いている虫は、捕殺します。 理由がハッキリしないけれど、花は少ないし株に元気がないなぁという時は、枝を持って横に株を揺らしてみてください。もし株がグラつくようなら、土の中でコガネムシの幼虫が根っこを食べて、根が短くなってしまっている可能性があります。
ヨトウムシ、ホソオビアシブトクチバツボミや葉を食害するのは「ヨトウムシ」などのイモ虫類です。
朝ガーデンに出ると、一晩でツボミや花、葉が穴だらけに・・・ 発生しやすい時期春の開花あたりから、秋まで注意が必要です。 予防と治療5月から「オルトラン」と「スミチオン」を交互に散布します。風の強い日(薬品が飛散するため)と気温が高い時間帯(薬害が出やすくなるため)は避けます。 イモ虫類は、大きくなると薬品が効きにくくなりますので、見つけたら捕殺が一番有効です。ひと目で見当たらなくても、葉などに食害の跡があったら、葉裏をすべてチェックしてください。
カミキリムシ「カミキリムシ」を見かけたら株元をチェック
枝が折れるようにしおれて干からびていたら、カミキリムシの成虫の食害かもしれません。 発生しやすい時期春の開花あたりから、夏まで注意が必要です。 予防と治療成虫を見つけたら捕殺します。もし株元にカミキリ虫が侵入した痕跡を見つけたら「キンチョールE」が有効です。 カイガラムシ枝や幹についた白い殻は「カイガラムシ」です。
枝や茎に白いかたまりがあったら「カイガラムシ」を疑って!この虫は、樹液を吸います。古い樹に付きやすいです。 発生しやすい時期通年注意が必要です。 予防と治療薬剤が効かないので、歯ブラシなどでこすり落とします。 |