ダイエットを頑張る女性の皆さん、「辛い」と感じてめげそうになることはありますか?

食べたいお菓子を我慢したり、普段しない運動に精を出したり、ダイエット中は、何かとストレスを強いられる場面も多いですよね。

ダイエッター女子は、どんな時に「辛い」と感じるのか、皆さんの声を拾いながら、対処法も併せてまとめました。

ダイエットが辛い理由1:思うように痩せられない


ダイエットを頑張っているはずなのに、思ったように痩せることが出来ない。ダイエット中の人にとっても、最も辛いと感じる原因ですよね。

「思うように痩せられない」と感じる理由は、以下に挙げる4つが考えられる主なものです。

理由1.そもそも設定ミス


知恵袋に、こんな相談が寄せられていました。

「昨日の夜は79.9kgでした。深夜2時に目が覚め 体重をはかると 80.6kgになっていました。なんで? いまパニックでなみだがとまりません」

ダイエットをしようと決心して、「○月○日までに○kg痩せる」などの具体的な数値を目標設定することは重要なことです。

しかし、それはあくまで数か月をベースにした目標設定であり、1日単位で考えることは、そもそもの考え方が間違っている、と言わざるを得ません。

この相談者は、1か月前には85kgあったそうなので、1か月に5kgという素晴らしいペースで体重を落とすことに成功しています。

それを、1日やそこらでたった700g増えたからと言って動揺しているようでは、これからも続いていくダイエット生活に耐えられるかどうか、不安になりますね。

1kg程度は誤差の範囲と捉え、少しの増減に動揺しない鷹揚さも必要です。この事例の場合は、「夜中の2時に起きて体重をはかった」という点も問題です。

夜ぐっすりと眠って、途中で起きたりしないくらい深く熟睡していれば、身体の新陳代謝が進み、恐らく翌朝にはもっと体重が落ちていたと考えられます。

ダイエットは長期戦です。数日や1週間で結果を出そうと焦るのではなく、長いスパンで目標に向かってコツコツ進んでいく地道さが大切です。

理由2.自分で思っているより食べている


これもよくあるパターンです。職場で回ってきたお菓子を、断るのも失礼だからと受け取ったり、「これぐらい大丈夫」とつまんだりしているうちに、総じて結構なカロリーを摂取してしまっている、というケースです。

ダイエットのサポートになると思って飲んでいた清涼飲料水が、実は甘味料を含んでいて、決して低カロリーとは言えないものだったというのもよくある誤解です。

「水を飲んでも太る」と主張する人が時々いますが、大抵このパターンです。

理由3.停滞期


ストイックに食事制限をしている場合、身体が「飢餓状態だ!」とエマージェンシーを宣言します。

そうすると、送り込まれる食物から脂肪を出来るだけ溜め込もうとするシステムが作動して、いくら頑張っても痩せられない停滞期を招きます。

これは身体に備わった自然の摂理なので、闇雲に頑張っても、逆らうことは出来ません。その仕組みを利用して逆手に取るくらいの賢さがなければ、ダイエットをスムーズに進めることは出来ません。

思うように痩せられないの対処法


①ダイエットの目標設定は、数か月かかる代わりに、必ず実現できる範囲にしましょう。よくダイエットサプリの煽りCMにあるように、「1か月で15kg!」などというペースは、極端過ぎてアテに出来ませんので、鵜呑みにしないよう気をつけてください。

1か月に大体体重の5%減らすことが出来れば、理想的なダイエットペースです。上の事例で挙げた彼女は、85kgから1か月で5kgのマイナスということは、ちょうどよいペースということになります。泣く必要なんか全然ありません。

②食べたもの・飲んだものは、出来るだけ記録しておくと、自分で1日の摂取カロリーを把握するのに役立ちます。字で書くのが面倒なら、写真を撮っておくのもOKです。食べたものの写真で、おおよその熱量を出してくれるアプリを利用するのもいいと思います。

お昼食べ過ぎたら、夜にちょっと少なめにして調整すればいい、くらいの緩さでやると、長続きすると思います。

③停滞期は、ハードなダイエッターが一度は見舞われるピンチです。が、身体が飢餓状態だと誤認しているわけですから、少しハイカロリーなものを食べることで解決することが出来ます。

普段カロリーを気にしていると、カロリーが高いものを食べるのに抵抗があるかもしれませんが、ここは長いスパンを大事に考えましょう。おにぎりなど、糖質を取ってみると、燃料を得て再び体脂肪が燃えだすはずです。

それでも極力糖質を取りたくないという人は、おにぎりを冷やして食べてみてください。10℃くらいまで冷やすと、炭水化物は「レジスタントスターチ」という、消化されにくい糖質に変わります。お通じの改善にもなりますので、やってみてくださいね。

ダイエットが辛い理由2.我慢がストレス


ダイエット中の人は、大抵何かを我慢しているものですよね。大好きな唐揚げ丼をお腹一杯食べたいけど、太っちゃうから我慢。

大好きなケーキバイキングで甘いスイーツを心ゆくまで食べたいけど、これ以上太ると本当に危険だから我慢。特に、空腹を我慢するのは辛いものです。お酒を我慢して夜が辛い…と言う人もいるでしょう。

ダイエット中の我慢を辛いと感じている人に、よく考えていただきたいのが、「その我慢、本当に必要ですか?」ということです。

ダイエット=食べたいものを我慢、というのは、いつからか刷り込まれたダイエットイメージになってしまっていますが、「我慢によるストレスの方が問題」という専門家もいます。

身体を痩せさせてくれる成長ホルモンは、空腹のときに多く分泌されるので、空腹を我慢することそのものが無駄というわけではありません。

うまく脳内をダイエットモードにすることが出来た人は、空腹を楽しいと感じるはずです。そういう人は、空腹の時間を長くするチャレンジをしてみてもいいと思います。

しかし、空腹が辛い、ストレスだと感じるなら、辛く感じない方向にシフトチェンジを図った方が、ダイエットが効率よく進むかもしれません。ストレスが溜まると、思考がネガティブになり、より一層痩せにくい身体を作ってしまう可能性があります。

我慢がストレスになっているときの対処法


ダイエット中といっても、「絶対に食べてはいけないもの」は存在しません。何事も、過剰なのが問題なのであって、ダイエットを頑張っているご褒美に少量口にするくらいはOKです。

チート・デイをもうけて、好きなものを食べるようにした方が、ダイエットが長続きするという意見もあります。

空腹が辛いなら、腹持ちがよくダイエットの邪魔をしないおやつを摂ることで、小腹を満たすのもひとつの手です。

ナッツやドライフルーツなどは、抗酸化作用もあり、アンチエイジングの効果も期待できる手軽なおやつです。

食事の1時間前に手のひら分のナッツを食べておくことで、空腹になり過ぎるのを防ぎ、食事全体の量を減らしてダイエットに成功した女性ドクターもいました。

ストレスは、むしろダイエットの敵です。色々と工夫して、出来るだけ辛いと感じないダイエット法を探る努力をしてみてください。

ダイエットが辛い理由3.食事内容に飽きる


一食をダイエット食品に置き換えたり、きのこやもやし・こんにゃくといった低カロリー食材ばかり食べているダイエッターが、「同じものばかり食べるのが辛い」とよく口にします。

これも、真面目に続けているダイエッターほど陥りやすいストレスかもしれませんね。低カロリー食品は、食べた一瞬はお腹を満たすことが出来ても、カロリーが低いので、脳が満足を得られない可能性が高いです。

そうなると結局、「もっと食べたい」と欲求が出てきてしまい、食欲と戦うことにもなりかねません。

食事内容に飽きた時の対処法

置き換えダイエットや、低カロリー食品に偏った食事は、短期間で体重を落とそうという短期決戦に限るなら有効ですが、長く続けるには向いていないダイエット法です。

まとまった体重を時間をかけて落とすなら、途中で飽きないよう、食事内容にも工夫が必要です。

そもそも、ダイエット中であっても、極端に糖質をカットしたり油抜きをしたりというやり方は、栄養バランスを崩すことになり、ダイエットに効果がないばかりか、肌艶がなくなったり、体調を崩したりといった不調の原因となってしまう可能性があります。

特に女性は、鉄分や亜鉛、ビタミン類、たんぱく質などを食事から十分にとる必要があります。

ダイエット中ほど、バランスよく色んなものを食べることをおすすめします。「肉だけ」「糖質だけ」のような偏った食事をしなければ大丈夫です。

そして、「きのこだけ」や「豆腐だけ」といった極端な低カロリー食も、同じように不健康だということを忘れないでください。

低カロリー食が停滞期を招くというのは、既に説明した通りです。もし、身体がジャンキーなものを欲しているなら、たまに食べるのは全然OKです。無理のない、飽きないダイエットを続けましょう。

ダイエットが辛い理由4:運動が苦痛


ダイエットで体脂肪を減らすには、摂取カロリーよりも消費カロリーが上回ればいいわけだから、と運動に精を出すダイエッターも大勢いますよね。

でも、例えば週に3回か4回は必ずウォーキングをしているのに、何週間経っても、目立った変化がなく、思うように痩せられない、と落ち込んだりしていませんか?

ちゃんと運動しているのに、体重が落ちない。これは辛いですよね。でもこれ、半分合っていて、半分間違っているんです。

ウォーキングや軽いジョギング程度で消費するカロリーは、実は非常にわずかなものです。お茶椀一杯のご飯分のカロリーをウォーキングで消費しようと思ったら、息が上がるくらいの速度で40分連続して歩かないと、消費出来ません。

また、身体はそれぞれ体質等の個人差も大きく、そう簡単に机上の計算通りにはいかないのが現実です。単純に摂取カロリーと消費カロリーの引き算で出るようなものではないということを認識しましょう。

ダイエットに取り組むにあたって、運動をするよりも、食事内容を改善した方がよいと言われるのは、このためです。摂取カロリーを最初からコントロールする方が、激しい運動で消費するより何倍も手軽で簡単なのです。

運動が辛いと感じた時の対処法


ダイエットで運動をするのは、綺麗に筋肉をつけてシェイプアップをはかるのと同時に、筋肉量を増やし、基礎代謝を上げるためです。筋肉は、眠っている間もエネルギーを消費し続けますので、体脂肪を分解し、綺麗に痩せる助けになります。

ただし、その変化が現れるのは、一朝一夕のことではありません。特に、30を超えた大人の身体は、基礎代謝が落ちて、筋肉もつきにくくなっている場合が多いです。地道に取り組んで、効果が出てくるのは3か月後、くらいに思っておきましょう。

ただ、筋トレを始め、身体を動かすことは、毎日きちんと取り組んでいれば、ほぼ必ず結果となって報いてくれます。身体を絞れるだけでなく、活性酸素の生成を抑え、若返りの成分である成長ホルモンを活発に分泌させて、身体全体を若返らせてくれる作用があります。

体重のわずかな増減にこだわらず、体型その他トータルでダイエットを考える余裕を持ってくださいね。

「辛い」と感じずダイエットするには


ダイエットを「辛い」とこぼすダイエッターの多くに共通していることがあります。それは、「正しい知識が不足したままダイエットに取り組んでいる」ということです。

私たちの身体が食物から栄養を摂り、健康な肌や筋肉を作ることが出来るのも、余分な脂肪が蓄積されてメタボリック体型になるのも、すべては化学変化によるものです。

それに加え、遺伝的な要素や家庭環境、女性ホルモンのはたらきなど、複雑な要素が絡みあって、あなたの今の体型を作っています。「食べなければ痩せる」「我慢すればダイエットできる」という安易な考えでは、痩せることなど到底不可能だと心得ましょう。

ダイエットを始めるにあたっては、まず「正しい知識」を持ってください。もちろん、人体のすべての謎が解明されたわけではありませんので、中には間違った情報も混じっているかもしれません。しかし、幸い現代は今までにない情報社会です。

ネットを検索すれば、人がなぜ太るのか、どうすれば効率的に痩せることが出来るのか、様々な情報を得ることが出来ます。情報に惑わされ過ぎるのも考え物ですが、手軽に色んな情報に接することが出来るようになったことは、ありがたい時代だと言えます。まずは勉強しましょう。

正しい知識を得たならば、闇雲に我慢して、「辛い」と感じながらダイエットをする必要がないということが分かると思います。既に書きましたが、「辛い」というストレスは、ダイエットの大敵なのです。

よく考えてみてください。ストイックな性格であれば、そもそもダイエットが必要になるほど太っていませんよね? そのあなたが、何かを我慢して、辛い運動に励むダイエットに取り組んで、長続きすると思いますか?

答えは否です。続きません。それは、あなたの忍耐力が人より劣るからではありません。人間は、辛いことを続けられないように出来ているのです。

ストイックにダイエットに取り組んで痩せている人も確かにいます。あの人たちは、既にダイエットが軌道に乗ったことによって、「ダイエット・モード」に脳内が切り替わっているのです。

そうなると、体重が減ることが喜びとなり、ストイックに取り組むことも辛いと感じなくなります。ちゃんと、ダイエットから「快」を得ているわけです。これは化学というよりは心理学ですね。

知識は武器です。自分に合った、正しいダイエット法を見つけることで、辛いダイエットに別れを告げましょう。

まとめ:ダイエットは辛くない!


ダイエット=辛いという方程式は、もう過去のものとなりました。今は、いかにストレスなく、効率よくダイエットを行うか、という点が主眼になっています。そのためには、知識と情報が欠かせません。

エネルギーは、辛い我慢や運動でなく、知識と情報を得る方へ向けてください。長続きさせるためにも、その方が近道です。

結果が目に見えるようになったら、もうこっちのものです。ダイエットモードに入ったら、体重計の数字が順調に落ちて、着られる服が増えていくのが本当に楽しく感じられるようになります。

心身の健康を保って、楽しくダイエットに取り組んでくださいね。