ニコニコを見ていて時々目につくのが、ダイエット商品の広告です。

ダイエット広告はいまや街中のいたるところにあり、家にいてもテレビなりインターネットなりを見ていれば目につかない日はありません。

広告には写真が掲載されていて、「なんということでしょう。こんなに太っていたのに見違えるほどやせました!」といわんばかりの”モニター”らしきひとのビフォー・アフターの画像(※痩せる前と痩せた後の比較画像)が使われます。

太っていることに悩んでいる人からすればこんな広告を見れば「自分でもこうなれるのかな……?」と広告の誘惑の手にまんまとひっかかってしまいそうです。

でも、ちょっと待ってください。

実はあの手の広告は、こんな裏話があります。

「ダイエット広告に載ってるビフォーアフターの写真。実はもともと痩せていたモデルにギャラを支払って太ってもらい、その前後を逆にして作った写真なんだよ」

「エー!?そんなー?」って思いますよね。でも本当らしいです。

このことについて私が知ったのは、夏目祭子という人が書いた「ダイエットやめたらヤセちゃった アンチダイエット・スリミングの魔法」(彩雲出版)という本を読んでのことでした。通称「ダイやめ」。この本は著者が子供の時から追及してきた”間違ったダイエット”を赤裸々につづりながらも、ダイエットとは何か、食べることってどんなことかをあらためて考え直し、行き過ぎた日本のダイエット指向社会に警鐘を鳴らしている一冊です。

ちなみに食事記録とカロリーコントロール型のダイエットとして一躍有名になった「レコーディング・ダイエット」で知られる岡田斗司夫も、その著書「いつまでもデブと思うなよ」にて「ダイやめ」を参考文献としてあげています。

著者は大学卒業後一年フリーターとして過ごしたのち、広告会社につとめたことで、色々なサービスや商品のいわゆる「モニターの体験談」や上記したダイエットの広告写真の作られ方の裏側を見ることになります。

以下、体験談の作られ方について書いている部分を引用します。
コピー課に配属されて最初に頼まれた仕事が、近々オープンするファーストフード店の「体験者の声」を書いてくれ、というものだったんですね。てっきりアンケートに記入されてきた回答をこちらできれいな文章に書き直すことか、と思いました。ところがアンケートなんてものは存在しません。制作チーフは店の資料だけ私に寄越し、もっともらしく年齢・職業なども添えた作文例をサラサラと書いてみせ、「こういうのは、適当に作っちゃうもんなんだよ」とのたまうではありませんか。
(※「ダイエットやめたらヤセちゃった」より144ページから引用)
次にダイエットのビフォーアフター写真の作られ方について書いている部分を引用します。
それでもなお、同じ人の太った姿とヤセた姿の写真が並んでいる体験談だけは作りようがないのでは?と別格に思っていたところ、これまた「アレは元々ヤセていたモデルに、ギャラをはずんで太ってもらって撮っているんだ」と、国内最大大手の代理店の営業マン殿がバラしてくれました。
(※「ダイエットやめたらヤセちゃった」より145ページから引用)
ダイエット広告って「うさんくさいな~嘘臭いな~」と感じることはよくあると思いますが、まさか体型のビフォーアフターの写真まで作られたものだったとは想像できなかったことです。

ただし著者は、もちろん全てのダイエット広告がそのように作られているわけではなく、ちゃんとダイエット商品を使用した結果を踏んだ写真を使って作ってる広告もある、としています。が、それでも見る人がごまかされてしまうような広告が多いのも実情のようです。

ダイエット広告を見たとき、ついつい手を出してしまいそうになる、誘惑の写真。体験談。

そうした広告のビジュアルイメージや誘いの文句に惑わされない目を養っていきたいものですね。

この記事が、ダイエットで悩まされているどなたかにとってお役にたてば、幸いです。

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 ;, | \( _●_) / ミ
; 彡、 | |∪|  |、\ , ダイエットのやりすぎ、体型の気にしすぎには注意クマー……
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(_ニニ>  / (/ ;
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' \ ヽ/ / :
, / /\\ .
; し’ ' `| | ;
      ⌒

■編集後記

どうでしょう、ちょっとはブロマガっぽい記事になったでしょうか?w

今回ブロマガっぽい記事を書いてみた訳ですが、書いてる最中にも「なんだかこのブロマガ記事自体がうそっぱちのステマ広告くさい内容だなあ」と感じてなりませんでした……w

ちなみに、紹介した本は個人的には実際のところおすすめです。興味ある方はぜひ読んでみてくださいね。



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