中学生・高校生の息子の汗のニオイがひどい…体質的な問題?

汗は誰しもかくもので、放置すればニオイを持ちます。あまりにひどく病的な場合は多汗症やワキガの可能性も疑ってみるべきでしょう。

ワキガは簡単な試験により数分で検査できます。また10分程度の手術で治療可能。入院も必要ありません。逆にワキガであった方がありがたいケースもあります。

しかしワキガは日本人の約1割程度しか存在しないものなので、その可能性は低いかもしれません。ワキガ以外で汗のニオイが強いという若い方の特徴をまとめましたので参考にしてみてください。

汗臭がひどい中学生・高校生の特徴

肉食・脂っこいもの・ジャンクフード中心の食生活

若い頃はたくさん食べるべきです。それは私も相違ないところではありますが、日本人は元々体臭が少ない民族だと言われており、ここまで体臭が問題視されるようになったのは食の欧米化によって、日本人の体に合わない食事が食卓に並ぶようになったためと言われています。

日本人の消化器官は小さくて弱いのが特徴です。さらに腸に関しては細く長い。したがって、肉や脂っこいものなど、胃腸に負担をかける食事はきちんと消化されずに体内で腐敗してしまうのです。腸が長いということはそれだけ長く体内に滞るということなので、内側から体が臭くなり、体臭だけでなく口臭も強くなるのです。特に汗は血液ですから、汗臭が気になるということは血液がドロドロであることを意味します。そして血液は腸内で作られるため、ドロドロの原因は腸にあると考えるべきでしょう。

具体的に体臭を強くしてしまう要因となる食べ物を例示します。

肉、チーズやバターなどの乳製品、脂ののった魚、精白された炭水化物(白米・白砂糖・小麦粉)、揚げ物、トランス脂肪酸・ショートニング(マヨネーズやマーガリン、ファーストフードやコンビニ食に多く使用される安価な油)
野菜を食べない

上記に挙げた食生活を断ち切ることはほぼ不可能であり、こればかり食べていたとしても野菜や食物繊維のしっかり摂れるものを食べている子(要するに、好き嫌いのない子)であれば体臭はそこまで強くないはずです。

もちろん年齢を重ねるとともにその量はセーブしていくべきですが、肉を食べさせたらその分野菜も摂らせればニオイを抑えることができます。同じように発酵食品(ヨーグルト、キムチ、納豆)などを積極的に食べさせると腸内環境が改善され体臭が収まっていきます。

運動不足、肥満体型

肥満であると、汗のニオイは間違いなく臭いです。汗にはいい汗と悪い汗があり、肥満であるとその汗は例外なく悪い汗に変化します。

肥満体型の方は酸素摂取能力が低く、ちょっとした運動でも酸欠になりやすいと言われています。酸素が足りなくなると糖解系という方法で運動に必要なエネルギーを得ようと働き出し、汗に乳酸が溜まるようになるのです。

血液中のミネラルもこの汗に乗って出てしまいます。このように栄養素を含んだ汗というのは、常在菌にとっても餌になりやすいため、肌が菌だらけになり臭くなるのです。加えて粘性があり乾きにくいため、「ベタベタする」「汚い」と言われてしまうのです。

ストレスやいじめ

人間はストレスを感じると男女問わず男性ホルモンを分泌するように働きかけます。そしてその男性ホルモンは皮脂腺に働きかけ皮脂を過剰に放出するため、ニオイの元を作り出しやすくなります。

また同時に、そのストレスを抑えるため副腎皮質ホルモンと呼ばれるものが分泌されます。この分泌の過程で活性酸素が生み出され、ストレス臭と呼ばれる体臭が発生します。

そのほかにストレスは、この活性酸素の影響を防ぎ抗酸化作用のあるビタミンCを食い物にするため更なる悪循環を生みます。

このように、ストレスはニオイの天敵であることを覚えておきましょう。ストレスというと社会で働くサラリーマンに対するイメージが強いですが、感じるものとしては思春期の頃の方が多いのです。物理的なニオイの原因だけでなく、こうした精神面での問題も疑ってみましょう。

ニオイの原因は一つではない

体から放たれるニオイは、上記に挙げた要因だけでなく、またこれらが複数混ざり合ってなされるものです。

また、年代や性別を問わず体臭は存在するものです。「若いのになぜ?」と思うのは当然かもしれませんが、これは特別なものではありません。しかし、病的な問題や精神的なトラブルによるサインであるという側面でもあるため、「ニオイが起きるのは普通」というスタンスと、子供に常に目を向けた気配りはこれからも必要と言えます。

2015年7月9日 中学生・高校生の息子の汗のニオイがひどい…体質的な問題? はコメントを受け付けていません。 汗臭
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