最近はエアコンで温度管理されている事が多く、汗をかく機会が減っている子供も多いですよね。
その為、汗腺が上手く働かず、わきがの臭いを強くする原因になっています。
汗腺から出る汗が臭いの原因になるのなら、汗腺には働いてもらわない方が良いんじゃないの?
こんな風に思うかもしれませんが、汗腺が正常に働くことと、汗を抑えることとは別問題です。
良い汗をかける身体を作りつつ、必要な時にデオドラントで汗を抑える。このように考えることで、より効果的にわきがの臭いを減らす事ができるのです。
汗腺トレーニングの目的
アポクリン腺の汗に含まれる老廃物を減らす。
アポクリン腺に含まれる汗は老廃物(栄養の絞りカス)をたくさん含んでいます。これらの排出をスムーズにして、汗に含まれる老廃物を減らします。老廃物が多く含まれるものの代表が便と尿ですよね。これらだけで95%を占めます。便や尿はトイレで排出するもので、一度出したら身体からは完全に切り離されます。
しかし、残り5%に含まれる汗は身体の表面に留まりますから、老廃物のサイクルがうまく機能しないとアンモニアなどのニオイ成分が汗に多く含まれ、ニオイを強くしてしまいます。
また、アンモニアはアルカリ性です。アルカリ性は雑菌(ワキガの原因菌)が繁殖しやすい環境なので、よりニオイが強くなってしまうのです。
汗に含まれる老廃物を減らすことで、わきがのニオイの改善に繋がります。
エクリン腺の休眠汗腺を減らし、塩分(ナトリウム)・ミネラルの再吸収を促す。
体温調節の為に汗をかくと、塩分やミネラルも一緒に放出されますが、体内のミネラルが減らないように必要な分は再吸収されるようになっています。しかし、普段から汗をかいておらず休眠汗腺が多いと、塩分やミネラルの再吸収が上手くできません。
塩分やミネラルはアルカリ性なので雑菌が繁殖しやすい環境です。この雑菌がアポクリン腺から出る汗を分解し、わきが臭を強くしてしまいます。
塩分やミネラルが再吸収されれば汗はサラサラの弱酸性になります。弱酸性は菌が苦手な環境なので、結果的に臭いを抑える事に繋がります。
親子でできる一番簡単な汗腺トレーニングがお風呂に入ること!
ジョギングやウォーキング、なわとび、サイクリングなどの有酸素運動も汗腺トレーニングになりますが、運動が苦手な子供もいますし時間もかかります。そこで、親子で簡単にできる、お風呂での汗腺トレーニング方法を説明します。「今日は熱いお湯!」「明日はぬるめのお湯!」など、日によって入浴スタイルを変化させてください。
1.湯船にしっかり浸かる。
湯船にしっかり浸かることで、血行を促進する効果があり、また、水圧で老廃物を押し出す効果があります。2.ぬるめのお湯で半身浴をする。
ぬるめのお湯に長く浸かることで、汗と一緒に老廃物がじわじわと排出されます。3.たまに熱いお湯に浸かる。
週に一度ほど、熱いお湯に短時間浸かることで、普段排出されない老廃物を排出する効果が期待できます。熱いお湯に浸かった後は少し水を足し、そのまま半身浴をすれば無駄がありません。【共通】お風呂から上がったら、自然と身体が冷えるのを待つ。
扇風機やエアコンで身体を冷やすのではなく、自分の力で体温を下げていくことが汗腺トレーニングになります。タオルで拭いた後は自然の力に任せましょう。使用するとより効果的に汗腺トレーニングが行えるもの。
バスソルト
バスソルトは、- 発汗作用
- 血行促進
- デトックス効果
- 殺菌効果
があり、より効果的に汗腺トレーニングを行う事ができます。
- ヒマラヤ岩塩
- モンゴル岩塩
- 死海の塩
など、ミネラルが多いものを使用してください。我が家でもヒマラヤ岩塩のバスソルトを週2回使用しています。
クエン酸
クエン酸には、殺菌効果や乳酸やアンモニアを抑制する働きがあります。薬局で買え、すぐに取り入れる事ができます。1回50gをお湯に溶かすだけです。
入浴方法のバリエーションが豊かだから楽しく続けられる
今日は熱めのお湯にクエン酸、明日はぬるめのお湯にバスソルト。こんな風に、組み合わせのバリエーションが豊富なので、親子で楽しく続けられるのがお風呂汗腺トレーニングの最大のポイントです。
バスソルトを数種類揃えれば違った楽しみ方ができますし、何より、ママの美肌や家族の健康にも繋がりますよね。
食生活改善と同じ事が言えますが、汗腺トレーニングでわきがの臭いを完全になくすことはできません。しかし、汗腺トレーニングで汗腺の働きを活発にさせ、細菌が繁殖しにくい汗に変えることで、効果的にわきが対策を行う事ができます。
デオドラントや服の消臭を利用しつつ、日常生活でできる事にも取り組んでみてください。