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保湿化粧品はライン使いしたほうがいいの?
質問
最近、肌が乾燥するようになり、保湿効果の高い美容液かクリームを新しく購入しようと思います。そこで気になったのですが、保湿効果を期待して基礎化粧品を購入する場合、アラカルト使いよりもライン使いしたほうがいいのでしょうか?
回答
基本的にはどの化粧品を組み合わせて使っても問題はありません。化粧水・美容液・乳液・クリームとバラバラのメーカーでも、それなりに効果はあると思います。
しかし、メーカーとしてはライン使いすることを前提に化粧品を開発しています。メーカーが長い時間と労力をかけて浸透技術や有効成分の相乗効果やバランスを調整して組み合わせたのが同じブランドのラインなので、ライン使用のほうが相乗効果があるのは確か。
コンセプトが一貫しているので保湿作用はもちろん、浸透感や使い心地もよりよくなるのは間違いありません。掛け算で効果を実感できるというのがライン使いの一番の魅力だと思います。
基礎化粧品それぞれの役割
◆ 化粧水
⇒後に続く美容液とクリームの有効成分が浸透しやすい肌環境に整える
◆ 美容液
⇒濃度の高い保湿成分を浸透させる
◆ 乳液・クリーム
⇒保湿成分を重ねて与えると同時に油分で密閉して水分蒸散を防ぐ
といったようにアイテムを1つで使うよりライン使いしたほうがそのメーカーの特徴である浸透技術であったり、保湿成分の効果を最大限に引き出せるように商品設計されているんですね。
また、ライン使いは肌トラブルが起こったときの原因物質を特定しやすいので、肌トラブルも最小限に抑えられます。アラカルトで使っているとトラブルが起きた時に、何が原因だったのか特定しにくいので、肌が弱い人・敏感肌の人はそうしたアラカルト使いのデメリットは覚えておいたほうがいいと思います。
乾燥が気になったら今使っている基礎化粧品にセラミドなど保湿力の高い保湿成分を配合した美容液やクリームを付け足すということでもかまいませんが、それでもまだ保湿が物足りなかったり、もっと潤いたいと思ったらライン使用したほうがいいと思いますよ。
保湿化粧品をアラカルト使いするメリット
と、ここまではライン使いの良さばかりを並べてみてましたが、化粧水・美容液・乳液・クリームと、アイテムごとに違うブランドを使う(アラカルト使い)にも良さはあります。
1番はなんといってもコストのバランスがとれることでしょう。
化粧品に好きなだけお金をかけられるという人は少ないと思いますし、予算に上限がある人がほとんどだと思います。そうなると保湿効果が高いといってもライン使いはなかなか難しいと思いますから、値段の高いものと安いものを組み合わせるという使い方になると思います。
保湿成分を高濃度含有している美容液やクリームにお金はかけても、成分のほとんどが水である化粧水にお金をかけるのは勿体ないですからね。
実際、スキンケアアイテムにどれぐらいのお金を使っているのか?調べてみました。
| 美容液 | 平均購入額 5,115円 | 中央値 3,500円 |
|---|---|---|
| 化粧水 | 平均購入額 2,687円 | 中央値 1,750円 |
| クリーム | 平均購入額 4,304円 | 中央値 2,750円 |
| 洗顔料 | 平均購入額 1,489円 | 中央値 1,250円 |
| クレンジング | 平均購入額 1,727円 | 中央値 1,250円 |
女性誌のマキア(中心読者は30代前半)が実施したアンケート調査を紹介しておくと、「コスメにいくらまで出せる?」という設問に対して得られた結果が以下になります。
| アイテム | 平均 | 最高 |
|---|---|---|
| 化粧水 | 5,161円 | 10,000円 |
| 乳液 | 4,763円 | 7,000円 |
| 美容液 | 8,103円 | 150,000円 |
| クリーム | 7,194円 | 20,000円 |
※美容に使っている金額は月々2万円前後。収入の1割程度を目安にしている人が多い模様。
結果を見て気になったのは、美容液やクリームにお金をかけるのは当然として、洗顔料やクレンジングでかなりお金を節約しているということです。
乾燥肌の原因の1つに脱脂力の強い洗顔料やクレンジングでの洗いすぎがあるので、値段が高くても高品質の肌に優しい洗浄成分を配合した洗顔料やクレンジングを使ったほうがいいように思います。
アラカルト使いするときに意識しておきたいのは、1番気に入っているアイテムを中心にしてその他を合わせるということ。例えば保湿であれば、メインとなる保湿成分はできるだけ統一するというのが鉄則です。
例えば、お気に入りの保湿クリームの保湿成分が「セラミド2」であれば、美容液などもできるだけ「セラミド2」が配合されているものを選ぶということです。
これをやるには、メーカーごとの特徴や強みも知らないとダメだし、ある程度、成分表示も理解できないとダメでしょう。色んなコスメを使った経験もあったほうが役に立つと思うので、アラカルト使いはスキンケア上級者向けといえるかもしれません。