足の裏の皮が固い原因って?魚の目等の病気になる前に出来るケア法4選

普段はあまり意識しないけど、ふとした時にもの凄く気になる固くなってしまった足の裏の皮膚。適切に対処しないと却って悪化してしまう事や場合によっては病気になってしまう事も…。そもそもの原因から症状別のケア方法までしっかりと学んでゆきましょう!!

目次

  • 足の裏の皮が固い…むくのはNGって本当?
  • 足の裏の皮の仕組み
  • 足の裏の皮が固くなる3つの原因
  • 古い角質で足の裏が固い時の解消法4選
  • 症状で見る!足の裏の皮が固い時の4つの病気
  • タコや魚の目を治す方法2選
  • モートン病を治す方法3選
  • 水虫を治す方法3選
  • 足の裏の皮が固い時はむかずに適切なケアを

胼胝腫​​

足の裏の皮が固い…むくのはNGって本当?

足の裏の固くなってしまった皮膚、気になりますよね。普段は靴下やストッキングで隠されていますが、ふとした瞬間に「しまった……」と思うもの。そんな固くなってしまった足の裏の皮膚、無理やりはがそうとしている人はいませんか。無理やりはがすと却って症状を悪化させてしまったりする事もあるんです。また固くなってしまった足の裏の皮膚には病気が隠されている事も……。足の裏の固くなってしまった皮膚のケア方法から、病気が疑われる足の裏の症状まで、足の裏の皮膚を徹底的に見て行きましょう。

足の裏の皮の仕組み

足の裏の皮の特徴

足の裏の皮膚、身体の他の部分と比べて非常に厚くなっています。そもそも皮膚は外部からの刺激に対して身体を保護する役目もあります。身体の中で外部との摩擦が最も多いのは足の裏。立っているだけで、全身の体重を支える必要がありますし、歩行時には靴との摩擦が起こります。走る時にはなおさらです。それに耐えるために足の裏の皮膚はしっかりと成長するのです。身体を保護するための皮膚ですから、合わない靴などで変に摩擦がかかると、そこだけ皮膚が厚くなったりもするのです。

足の裏の皮膚の構造​

身体中で最も皮膚が厚い足の裏ですが、その他にも多くの特徴を持っています。例えば足の裏には身体中で最も汗腺が集中しています。靴の中がなんだか湿った感じになるのはこれが原因です。一方で足の裏には皮脂線がありません。足の裏は水分は沢山分泌するのですが、脂分は分泌しないのです。皮膚の表面に脂分が無いと水分は蒸発するだけ。すなわち足の裏は湿りがちなのに乾燥しがちでもあるんです。

足の裏の皮膚、身体の他の皮膚と同様に細胞が出来ては角質としてはがれ落ちるのを繰り返しています。いわゆるお肌のターンオーバーです。その流れの中で、変に摩擦などがかかると、その部分だけ細胞の生成速度が速まる事になります。その速度が角質がはがれおちる速度を大きく上回ると、皮膚が厚くなりすぎてしまうのです。

はるこ先生
足の裏の皮膚は他と比べて厚いという特長があります。また汗腺は多いのに皮脂線は無いというのも足の裏の皮膚を考える上でのポイントとなってきます。

足の裏の皮が固くなる3つの原因

ヒールなどで足裏を圧迫している

足の裏に摩擦がかかると、本人の意思とは関係なく、​そこを保護するために皮膚はどんどんと厚くなります。足に合わないヒール等を履くと、足の裏に摩擦や圧迫を受けるため、当然のように皮膚が厚くなってしまうのです。厚くなった皮膚は場合によっては角質化して、カチカチの足の裏になってしまう事も。ヒールを履くのに慣れてしまって、自分では足の裏に刺激を与えていないつもりでも、足の裏の皮膚からすると強い刺激を感じているかもしれませんのでご注意ください。

足裏が乾燥している

足の裏には皮脂線が無いため乾燥しやすいという事をお伝えしましたが、乾燥もまた足の裏の皮膚が固くなる原因の一つです。また加齢によって皮膚の保水力が下がってくると、ますます足の裏の皮膚が乾燥して、よりカサカサになるのです。さらには夏場のエアコンによる乾燥なども、足の裏の乾燥に拍車をかける原因になってきます。

血行不良でターンオーバが遅れている

なんだかいつも足先が冷たい……なんて人も注意が必要です。心臓から離れている足先、血行が悪くなりがちです。血流は身体に取りこんだ栄養素を全身に行きわたらせる働きをするもの。血流が悪いと栄養分が行きわたらず、皮膚の再生にも影響が出てきます。摩擦や圧力にさらされて、さらには乾燥し、疲弊した皮膚が再生されないと、当然のように足の裏がカチカチ・カサカサになってしまうのです。

足の裏の皮膚が硬くなってしまう原因とは

  • 足の裏への摩擦・圧力
  • 皮脂が無い事による乾燥
  • 血行が良くない

古い角質で足の裏が固い時の解消法4選

足の裏の皮膚が固くなってしまった時、ハサミなどで無理やりむきたくなりますが、あれって問題ないんでしょうか?
固くなってしまった足の裏の皮膚、気になりますよね。けれどハサミや軽石を使って無理やりはがすのは良くありません。ケガの原因にもなりますし刺激によって、却って足の裏の皮膚が厚くなってしまう原因になってしまう事もあるんです。そうならないように、足の裏の皮膚に優しい対処方法について見て行きましょう♪

角質を取り除く

– 角質除去パックを使う

足の裏の皮膚に摩擦などの刺激を与えずに、固くなってしまった角質を取り除いてくれるのが市販の角質除去パック。各社から発売されていおり、ドラッグストアなどで簡単に入手可能です。カチカチになってしまった皮膚をとりあえず何とかしたいという場合には最も手っ取り早い方法かもしれません。

– 手作りスクラブを使う

とりあえず家にあるもので何とかしたい。そんな時に大活躍してくれるのが手作りスクラブ。スクラブと言っても、軽石程には刺激も強くありませんので、却って皮膚が厚くなってしまうなんて事も防げます。それでは手作りスクラブの材料を早速見て行きましょう

  • 荒塩:大さじ1
  • ハチミツ:大さじ2
  • オリーブオイル:大さじ1
  • レモン汁:少々

​まずはこれらの材料をザックリと混ぜ合わせます。なんだか料理を作るようですが、あくまでもスクラブの材料です。塩がスクラブ効果を生み出し、ハチミツとオリーブオイルがお肌に潤いを与えてくれます。そしてレモン汁が優しくピーリング効果を生みだしてくれるという訳です。お風呂でしっかりと身体を暖めてから、気になる箇所を優しくマッサージしてください。マッサージ後は洗い流して修了です。家にあるものばかりですので、すぐに試せる気軽さも良いですよね。

保湿で乾燥を抑える

何気に乾燥している足の裏。保湿してあげる事も大切です。足の裏の保湿に特化した商品が各社から販売されていますので、それらを有効に利用するのが便利です。それでも乾燥が気になる方は、保湿用の靴下などもありますので、併用してみてくださいね。

マッサージで血行促進する

足の裏のケア、マッサージも有効です。特に冷えが気になるという人には、冷えの解消につながる事もありますので、早速マッサージしてみましょう。

  1. ​まずは土ふまずを両手の親指で刺激しましょう。ギュウギュウとやるよりも、1回押すのに10秒くらいの時間をかけてギューっと押しては離しまたギューっと繰り返してみてください
  2. 手のひらで包むようにかかとを握り、こちらもギューっと10秒くらい​
  3. 続いて、指の間を親指と人差し指でつまんでギューっと
  4. 最後に足首へ移動して、アキレス腱の部分を親指と人差し指でつまむ​ようにして、こちらもギューっと10秒程です

上記1セットをまずはやってみてください。足の裏がポカポカしてきませんか?あんまり力を込めると痛くなってしまいますので、程々で大丈夫ですよ。

履いている靴を見直す

足が痛いけど我慢して靴を履いてる……なんて人いませんか。その痛みが皮膚が厚くなってしまう原因かもしれませんよ。あんまり足が痛い場合には履くのをストップした方が良いかもしれません。でもこの靴お気に入りだし……といった場合にはシューズストレッチャーなどを有効活用して、足に合った靴を履くようにしてくださいね。

足の裏ケアの4つのポイント

  • 優しく角質をケア
  • しっかりと保湿
  • マッサージによる血行促進
  • 靴の見直し

症状で見る!足の裏の皮が固い時の4つの病気

足の裏の固い皮膚、実は病気かもしれないって本当ですか?
病気というと大げさなように聞こえるかもしれないけれど、タコや魚の目だって病気だし、悪化すると色んな問題に発展してしまう事もあるのよ。それぞれどんな症状なのかを見て行きましょう。

足裏が黄色く固い「タコ」

足に合わない靴を履き続けるなどしていると、足の裏の骨の上などの皮膚がどんどんと成長し黄色く固くなってしまう事があります。これが所謂「タコ」、正式名称は胼胝腫​です。基本的に痛みなどは伴わないため、放っておきがちですが、原因を無くさないとタコははどんどんと成長して人前で素足になるのが恥ずかしいなんて事になってしまいますよ。

足裏が痛い「魚の目」

タコと似てはいるのですが、ちょっと違うのが「魚の目」。タコとは違い芯があって痛みを伴う事が特長です。こちらも足に合わない靴を履き続けるなどした場合、皮膚の一部が角質化します。それを芯として、周りの皮膚が成長してしまった状態が魚の目なのです。芯が神経を刺激する事によって、痛みにつながるのです。

しびれや痛みがある「モートン病」

足の指の付け根や指先に痛みやしびれを感じるようであれば「モートン病」の可能性も。こちらも足に合わない細い靴などを無理に履き続ける事によって引き起こされます。

足のカサカサがさらに進行してしまう「水虫(角質増殖型​)」

水虫というと、なんだかジメジメしたイメージがありますが、カチカチの皮膚にも出来る事があるんです。水虫と一口に言っても、趾間型、小水疱型、角質増殖型​と様々に分類されます。趾間型​は足の指の間に出来、指の間がジュクジュクするような症状を伴います。小水疱型​は足の裏や側面等に、文字通りの小さな水疱を伴う水虫です。そして足の裏のカサカサと関連しているのが角質増殖型​​の水虫。一見すると足の裏の乾燥が進んだだけのようにも見える事から、気づきにくいのですが、乾燥した足の裏が白っぽくザラザラしてくる事が特徴です。

​病名​症状​原因
​タコ​骨などの上の皮膚が固く黄色く成長
痛みは感じない
​足に合わない靴
​魚の目​角質の中心に芯がある
痛みを伴う
​足に合わない靴​
​モートン病​足の指の付け根、指先に痛みやしびれ​足に合わない靴​
​水虫(角質繁殖型)​かかとなどのカサカサが白くなり、ザラザラする
ひび割れができる事も
​白癬菌の繁殖
足の裏の症状がなんだか気になるという方は皮膚科を受診してくださいね。

タコや魚の目を治す方法2選

市販薬を塗る

タコや魚の目に対する最も簡単な対処方法は市販薬を使う事。固くなってしまった皮膚を柔らかくするサリチル酸を主な成分としており、液状のものや、絆創膏状に張り付けるタイプなど様々です。各社から販売されていますので、ご自身の症状に合ったタイプをお選びください。

皮膚科で治療する

– 液体窒素治療

あまりにも酷くなってきた場合にはやはり皮膚科を受診するのがおすすめです。用いられる手法の一つが液体窒素によって、魚の目部分の皮膚を壊死させるという方法。表面の細胞が壊死すると中から新しい細胞が生まれるのです。

– レーザー治療

魚の目はレーザーによる切除も一般的です。角質化してしまった部分と、正常な部分のギリギリを切除する事ができるため、用いられます。

– サリチル酸での切除

​市販薬でも使われているサリチル酸、もちろん皮膚科でも用いられます。サリチル酸で柔らかくしてから、切除する方法です。

はるこ先生
タコや魚の目、自宅でも取る事は出来ますが、清潔にトラブルなく取るためには皮膚科へ行くのがおすすめ​ですよ。

モートン病を治す方法3選

ヒールを履かない

ヒールなどで足を圧迫する事が原因のモートン病。まずするべき対応がヒールを履かない事です。しばらくは幅の広い靴を履くなどして、足を休めてあげてくださいね。それと共に、足への衝撃を和らげる歩き方や、負担を減らすための筋力強化などが有効です。

ステロイド注射を打つ

モートン病の症状を緩和するためには、ステロイドの注射が有効とされています。これは上記のヒールを履かないといった事と併用して実施されます。

手術を行う

上記で症状が改善しない場合には手術によって、神経を刺激する原因を取り除く事になります。

はるこ先生
足に合っていないかもと思いつつも履き続けているヒール。場合によっては病気になってしまう事だってあるんですよ。たまには幅の広い靴を履いて、足を休めてあげてくださいね。

水虫を治す方法3選

足を清潔に保つ

水虫になってしまったらどうするか、まずは足を清潔に保つ事が肝心です。また家族と同居している場合にはうつしてしまう(あるいはうつされてしまう)事もありますので、バスマットなど素足で踏むものはなるべくこまめに変えるなどの工夫も大切ですよ。

市販薬を使う

多くの人を悩ませる水虫。多くの人を悩ませているという事で、巷には多くの市販薬が販売されています。症状が軽いようであれば、自身の状態にあった市販薬を使っての治療も可能です。

皮膚科で薬をもらう

​市販のお薬で改善が見られなければ、やはり皮膚科にかかるのが一番です。症状に合わせて最適なお薬を処方してくれます。水虫のお薬というと塗り薬をイメージしますが、場合によっては内服薬が処方される事もあります。症状によってお薬を使い分けるのがポイントなのでしょうね。

はるこ先生
水虫かな?と思ったら、まずは足を清潔に保つ事と、周囲にうつさない工夫が大切です。そしてお薬を使って適切に対処しましょう。

足の裏の皮が固い時はむかずに適切なケアを

足の裏の固くなってしまった皮膚、いろんな原因と症状がある事がわかりましたね。そんな足の裏の皮膚ですが、無理にむくのは良くありません。お肌に優しくケアしてあげる事が大切です。そしてそもそもの原因である、足に合わない靴といった問題を解決しない限り、同じ事の繰り返しになってしまいます。職業柄どうしてもヒールという人も出来るだけ足に合うものを選び、休日には幅広い靴で足を休ませてあげるなどしてくださいね。