巷で話題の甘酒ダイエットとは?
甘酒といえばお正月や桃の節句でよく目にする飲み物。最近ではその美容効果に注目が集まり、甘酒を使ったダイエットも話題になっています。
1ヶ月毎日続けて、体重が−1.5キロになりました!
あるテレビ番組で2ヶ月で−10kgという効果が紹介されていたことから、人気に火がついたダイエット方法です。
甘酒ダイエットの方法
甘酒ダイエットの基本ルールは以下の1つだけ。
- 朝・昼・夕・間食のいずれかを甘酒と置き換える
思わず目を疑うくらいのシンプルさですが、甘酒の栄養素を知ることができればそれも納得のはず。さっそく次の章で見ていきましょう。
「飲む点滴」甘酒には栄養がたっぷり♪
「飲む点滴」という別名を持つほど栄養成分に優れている甘酒。ビタミンB群、食物繊維、オリゴ糖、アミノ酸などが豊富で、次のようにダイエットに嬉しい効果が期待できます。
①代謝をよくし、太りにくい体に
甘酒にはビタミンB1・B2・B6、ナイアシン、葉酸といった「ビタミンB群」が豊富です。ビタミンB群は代謝ビタミンとも呼ばれ、糖質・脂質・たんぱく質を代謝する働きがあります。
つまり、ビタミンB群をしっかりと摂取することで、太りにくい体を作ることができます。なお、ビタミンB群はそれぞれ単体で摂るよりも一緒に摂取したほうが効果的だと言われています。
甘酒には数種類のビタミンB群が含まれているので、まさに効果的だと言えますね。
②便秘解消!
甘酒に含まれているオリゴ糖は腸内環境を整えるのに最適な栄養素だと言われています。腸内で活動している善玉菌のエサになり、善玉菌の活動が活発になるからです。
善玉菌が活発になると整腸作用が働き、便秘解消へ効果を発揮。下腹がぽっこり出ている、お腹が張っているという方にも甘酒をおススメします。
③低カロリーなのに満腹感あり
甘酒に含まれているブドウ糖には血糖値をすぐにあげる効果があります。すると満腹中枢を刺激するので、満腹感を感じやすくなるのです。
また、甘酒のドロドロとした食感も、他の飲料を飲むよりもお腹いっぱいにさせる効果があるといえるでしょう。
④脂肪燃焼を促進
体内で生成することができない必須アミノ酸9種類をすべて含んでいる甘酒。アミノ酸には以下のような働きがあります。
- リパーゼと呼ばれる脂肪燃焼酵素を増やし、脂肪分解を助ける
- 水分代謝をよくし、むくみの解消へ
- 疲れにくい体をつくる
ダイエット中の方は是非脂肪燃焼に注目したいところ。体内で生成できない必須アミノ酸は外から摂取するしかないのですが、甘酒を飲めば9種類の必須アミノ酸を満遍なく補給できるというわけですね。
⑤美容・健康にも効果あり
上記のようにダイエット効果のある甘酒の栄養素ですが、美容や健康にもいいと言われています。
- 美白
- 美肌
- アンチエイジング
- 美髪
- 滋養強壮
一般的に冬に飲むと思われがちな甘酒ですが、かつては夏バテから回復するために飲まれていたのだとか。ダイエット同時に綺麗な肌や髪を手に入れられたら嬉しいですね♪
「甘酒ダイエット」で効果のある人・ない人の特徴
強い効果があるように見える甘酒ダイエットですが、実際に試した人からは「思ったように痩せない…」という声も。
そこでこの章では口コミを見ながら、甘酒ダイエットの効果について検証していきましょう。
「甘酒を飲むだけで痩せられる!」は間違い?
甘酒ダイエットのルールは「置き換え」。これができずに、ただ+αで甘酒を飲んでいるだけでは当然痩せる効果は期待できません。
一食甘酒に置き換えたら痩せるし体調良くなるしめっちゃいいらしいって聞いて張り切って甘酒買って飲んでんだけど気付いたら全然置き換えじゃなくてがっつり三食プラスぐびぐび甘酒飲むみたいになってて、カロリー的には今までの食事にプラス甘酒のカロリーみたいになってしまってて全く意味ない
また、甘酒だけでは足りないという声もあります。
置き換えダイエットで甘酒を試してみたけど、ソッコーで腹が減ってきたのでこれはやめようと思う(笑)。
甘酒では足りないのに我慢していると、ストレスの反動でどか食いしてしまう可能性も。
早く痩せたいがために、1日に2食以上置き換えをすることも、栄養不足やストレスの反動でリバウンドに繋がる危険があるので絶対にやめましょう。
甘酒ダイエットで効果を得られないと感じる人の特徴
一般的に甘酒に限らず、置き換えダイエットは極端になってしまいがちだと言われてしまいます。以下のような人は甘酒ダイエットをしても「効果がない」と感じる可能性が高いです。
- 運動や食事には気をつけていない
- 甘酒だけで痩せようとしている
- 普段から少食、間食をあまりしない
- 朝食を食べないのに甘酒を朝食代わりにする
要は「甘酒だけで痩せられる」という思いが強い人は要注意!どんなにダイエット効果が叫ばれている甘酒でも、それだけに頼ってダイエットをするというのはオススメしません。やはり他のダイエットと同様、食事や運動に気をつけることは大切なのです。
運動や食事制限への+αだと思うことが大切
反対に甘酒でダイエットをしようと思っている人の中で、運動や食事制限の重要性をわかっている人も。
そんな時に甘酒ダイエットの存在を知り半年間この甘酒ダイエットを実践したのです。毎日コップ1杯に甘酒と豆乳を半分で割ったものを飲むだけ、豆乳で割ることで味もまろやかになり、美容にもいいので一石二鳥。朝ごはんとして飲むことが多かったですが適度な満腹感がありお昼までお腹がすかず快適に過ごせました。ただ、ダイエットだと体重はそこまで減らなかったです。やはり飲むだけではなく、動かないと体重は減らないですね。
どのようなダイエットにも言えますが、大切なのは食事制限や運動。それにプラスして甘酒のような栄養満点の食材を取り入れることで、健康的に痩せることができるのです。
甘酒の選び方!おすすめの市販品もご紹介
甘酒を購入するとき、その選び方には注意が必要。甘酒には酒粕から作られるものと米麹から作られるものがあります。
米麹の甘酒がおススメ!
ダイエットのために甘酒を飲むなら米麹から作ったものを選びましょう。お米に米麹を混ぜて発酵させることで、砂糖を使わずにでんぷんの自然な甘さを味わえます。アルコールフリーなので、朝に飲んでもOK。
玄米麹を使用したものが◎
同じ米麹でも生成されていない玄米麹がおすすめです。玄米やそば、茶色いパンなど「精製されていない」食品は身体にいいとされていますが、麹についても同じことが言えます。
酒粕は砂糖がまざっているものが多い
一方で酒粕の甘酒は、日本酒のもろみからできる酒粕を溶いて砂糖と混ぜてつくります。美肌効果やよい睡眠を促進する効果はありますが、砂糖が含まれているのはダイエッターには気になるかもしれません。またアルコールが含まれているので、朝や運転前はNGです。
効果たっぷり♪オススメの市販甘酒3選
米麹や酒粕があれば自宅でもできてしまう甘酒ですが、最近では市販のものでも種類が豊富。その中からダイエットにオススメの甘酒を3つご紹介します。
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①国菊の甘酒3本セット
「甘酒 市販」で検索すると必ず出てくるのが国菊の甘酒。添加物を一切使用せず、アルコール分もないのが安心です。
中でもオーソドックスなもの、黒米を使ったもの、発芽玄米を使ったものが3本セットで販売されているものを買うのがオススメ。日替わりで飲んでもいいですし、お気に入りを見つけたら2回目以降はそれをまとめ買いするのもいいですね。
②八海山 あまざけ
日本酒で有名な八海山の甘酒。米麹を使って作られているので砂糖不使用、酒造りの技術を活かして上品な味わいを実現しています。飲みきりサイズもあるので、持ち運びにも便利ですね。
③鈴木こうじ店 玄米甘酒
味噌や塩麹も販売している、麹専門店の鈴木こうじ店の玄米甘酒。大量生産ができない分、ひとつひとつ丁寧に作られているのが伝わってきます。玄米甘酒はツブツブの食感が人気です。
自宅で甘酒を楽しむときに試したいレシピ6選
市販のものを使うのは手軽ですが、麹や酒粕さえ手に入れば自分で作ることも可能。そのレシピをご紹介します。
甘酒自体を手作りしちゃおう!簡単レシピ
①炊飯器を使った甘酒レシピ
発酵させるのに炊飯器はぴったり。ただお米と麹を混ぜて保温するだけなので、簡単にできるのも嬉しいですね。
| 材料 | |
|---|---|
| 米 | 2カップ |
| 米麹 | 400g |
| 水 | 3カップ |
| 作り方 |
|---|
| ①お米を柔らかめに炊きます。おかゆモードがある場合は尚可。 |
| ②炊きあがったら炊飯器のフタを開けます。80℃くらいになるまで、少し冷ましましょう。 |
| ③②の中に米麹を入れてよく混ぜます。 |
| ④温度が55~60℃くらいになったら半開きにします。菜箸やぬれ布巾をはさんでフタを閉めたら、おもりを乗せておきます。 |
| ⑤そのままで5〜8時間保温します。 |
冷蔵庫でも保存ができます。乾燥麹を使う場合はあらかじめ水120mlで戻しておきましょう。
②ヨーグルトメーカーを使った甘酒レシピ
| 材料 | |
|---|---|
| 玄米 | 1合 |
| 水 | 800ml |
| 米麹 | 230g |
| お湯 | 200ml |
| 作り方 |
|---|
| ①玄米と水を炊飯器に入れ、「おかゆ」コースに設定して炊きます。 |
| ②炊けたらお湯を加えます。しゃもじで混ぜて粗熱をとり、60℃まで冷ましたところで米麹を混ぜましょう。 |
| ③消毒したヨーグルティアの容器に入れ、60℃12時間にセットすればあとは待つだけ! |
発酵食品のヨーグルトを作るためのヨーグルトメーカーを使っても甘酒が作れます。こちらのレシピはヨーグルトメーカーとして大人気のヨーグルティアを使って、玄米甘酒を作るレシピです。
玄米ではなく他の米を使ってもOK。炊飯器はお米を炊くのに使いたいし…という人はヨーグルトメーカーを使用するといいでしょう。
+αでアレンジしてみよう!季節別オススメレシピ
甘酒単体で飲んでももちろん美味しいですが、以下の食材を使ってアレンジするのもオススメです。
- 生姜
- はちみつ
- 豆乳
- ヨーグルト
- バナナ
- いちご
- シナモン
季節別にオススメしたい甘酒レシピを見てみましょう。
③【春】香りが◎、桜の甘酒
| 材料(1人分) | |
|---|---|
| 米麹の甘酒 | 1人分 |
| 水 | 適量 |
| 桜の葉 | 1/8枚くらい |
| 桜の花 | 1/4〜1/2個 |
| 作り方 |
|---|
| ①甘酒と水を混ぜます。いつもよりも少し薄めに作るのがポイント。 |
| ②桜の葉を細かく刻んで混ぜます。塩漬けを浮かべたら出来上がり。 |
見た目も香りも美しい桜を使った甘酒を試して春らしさを感じてみましょう。桜にはむくみを抑える作用、抗菌作用が期待できます。
桜餅などを食べたくなったときは、代わりに桜甘酒を飲んでみるといいかもしれません。カロリーも桜餅よりは控えめです♪
④【夏】お通じ効果も、甘酒スムージー
| 材料(1人分) | |
|---|---|
| ほうれん草(又は小松菜) | 30g |
| バナナ | 1/3本 |
| 甘酒 | 100cc |
| 角氷 | 2個 |
| 作り方 |
|---|
| ①ほうれん草はざく切り、バナナは薄切りにします。他にお好みの野菜や果物を入れてもオッケー。 |
| ②甘酒、角氷を大容器に入れ、ミキサーにかけます。 |
暑さでバテ気味の時こそ栄養をしっかり摂りたいもの。野菜や果物のビタミン・ミネラルも一緒に摂れる甘酒スムージーは夏にオススメです。
スムージーに甘酒を混ぜるだけなので簡単ですね。甘酒というと温かい飲み物というイメージが強いですが、冷たくしても美味しくいただくことができます。
⑤【秋】はちみつとシナモンで温かさアップの甘酒
| 材料(2人分) | |
|---|---|
| 甘酒 | 2人分 |
| おろし生姜 | 5g |
| はちみつ、シナモンパウダー | 適量 |
| 作り方 |
|---|
| ①鍋に甘酒を入れて温めます。とろみ具合を牛乳や豆乳で調節してもいいです。 |
| ②おろし生姜と入れ、弱火で煮込みます。 |
| ③容器に入れてはちみつとシナモンをかければ完成です。 |
冷えが気になり始める秋は温かい甘酒を。はちみつやシナモンで温め効果もアップします。
生姜も入れているので、1杯飲めば体がぽかぽかしてきます。夜寝る前に飲めば安眠効果も期待できそう。
⑥【冬】栄養たっぷり、かぼちゃ甘酒しるこ
| 材料(1人分) | |
|---|---|
| 糀甘酒 | 150g |
| かぼちゃ | 50〜100g |
| 白玉粉 | 30g |
| 水 | 大さじ2〜3 |
| 作り方 |
|---|
| ①白玉粉と水で白玉を作っておきます。 |
| ②かぼちゃの皮をむき、電子レンジで加熱して柔らかくしておきます。 |
| ③②と甘酒をミキサーで撹拌します。 |
| ④③を電子レンジまたは小鍋で温め、白玉を浮かべれば完成です。 |
冬至に風邪を引かないようにと食べられるかぼちゃ。栄養がたっぷりで、冬の寒さをしのぐのにぴったりの食材です。甘酒と一緒に食べれば更に栄養が摂れます。
朝食欲がないときに食べるのにもいいですね。間食代わりの場合は白玉を入れずにかぼちゃと甘酒だけでも十分な満足感があります。
いかがでしたか。甘酒だけのダイエットでは目に見えた効果を期待することは難しいかもしれませんが、甘酒が健康や美容にもいいことは紛れもない事実。お菓子を食べ過ぎるくらいなら甘酒を飲んで痩せやすい体へとシフトしていきましょう!