頭皮の乾燥は○○が原因!保湿するための対策と習慣


 

もともと、肌が乾燥しがちな人は、頭皮の乾燥に悩むことも多いですよね。入浴後に頭が突っ張ったり、フケが出てきたりと乾燥も馬鹿にはできません。

 

この記事では、

  • 頭皮が乾燥する原因
  • 乾燥を防ぐ頭皮ケア
  • すこやかな頭皮を保つための生活習慣
  • 頭皮の乾燥が引き起こすトラブル

などを伝えています。

 

一応全ての項目に目を通すことをおすすめしますが、時間がなければ、関心のある項目まで飛ばしても問題ありません。

 

それでは順に見ていきましょう。

 

1.頭皮が乾燥する原因とは?

 

頭皮が乾燥するのは、突き詰めれば「水分が失われるから」です。

 

頭皮が潤いを保つためには、頭皮バリア(皮膚の中に異物が入らないように守る角質、皮脂、常在菌など)がしっかり機能していなくてはいけません。

 

もし、頭皮のバリア機能が失われると、デリケートな皮膚の細胞がむき出しになり、頭皮から水分がどんどん蒸発してしまうのです。

 

頭皮のバリア機能に異常が起こる原因は、

  • 角質の落とし過ぎ
  • 皮脂不足(または皮脂の過剰分泌)
  • 常在菌バランスの崩れ
  • 水分の摂取不足

などが挙げられます。

 

次に、肌のバリア機能が崩され、頭皮が乾燥してしまう具体的なシチュエーションについて紹介します。

 

1-1.季節による影響

 

秋から冬にかけて、頭皮の乾燥を訴える人は増加してきます。季節柄、寒くなってくると湿度が下がり水分が蒸発しやすくなってしまうからですね。

 

夏や春は頭皮乾燥が治まる、という方は、季節による要因が大きいと思われます。

 

1-2.過剰な洗髪

 

頭皮バリアは刺激に弱いです。頭皮だけでなく、全ての皮膚において、ゴシゴシと強く洗うのは厳禁。

 

優しく揉むように洗わなければ、必要以上に角質、皮脂、常在菌を落としてしまい、水分蒸発の原因になってしまいます。

 

また、優しく洗っているつもりでもお湯の温度が高すぎたり、刺激が強い洗浄成分を使ったシャンプーなどで、バリア機能を破壊している可能性も。

 

1-3.偏食や栄養不足

 

基本的に、人間の体は食べたものから出来上がっています。それは、角質、皮脂なども同じです。

 

したがって、皮膚のバリア機能を維持するために必要な栄養を摂っていなければ、頭皮が乾燥してしまうのは自然なこと。バリア機能を維持するのに必要な栄養については後の項(3-2)で詳しく紹介します。

 

1-4.体質的に皮脂が少ない

 

残念ながら、遺伝的なアトピー持ちだったり、皮脂の分泌が少なかったりする人など、生活習慣に問題はなくとも、体質的に肌が乾燥しやすい人は少なからず存在します。

 

体質的な問題の場合でも、生活習慣と保湿などによる対策で乾燥を防ぐこともできます。

 

1-5.加齢による頭皮乾燥

 

人間の皮膚は、分泌される皮脂と汗による保護膜により守られ、水分の蒸発を防いでいます。

 

しかし、加齢とともに発汗機能が低下し、皮脂の分泌も減ってくるためバリア機能が崩れ乾燥状態に陥ってしまいます。

 

男性は40歳前後、女性は30歳代からバリア機能が落ちてくると言われています。もし、頭皮が乾燥し始めた年齢が重なっていたら加齢による乾燥の可能性大です。

 

1-6.薬による脱水

 

アレルギーや糖尿病の薬など、脱水作用のある薬を服用している場合、頭皮が乾燥してしまうことがあります。

 

薬の服用と頭皮の乾燥の時期が重なると感じるなら、一度、薬の副作用を確認してみることをおすすめます。もし、薬に脱水作用が認められるなら、今後の服用を担当医に相談してみましょう。

 

1-6.水道水に含まれるカルキ

 

肌が敏感な人は、水道水に含まれるカルキによって乾燥を引き起こします。浄水機能のあるシャワーヘッドを装着していない限り、洗髪の際、頭皮は水道水に含まれるカルキを浴びせられていることになります。

 

カルキはタンパク質を壊してしまうことがあり、バリア機能を低下させる要因に。肌が弱い自覚のある人は、シャワーヘッドに浄水器をつけたほうがいいかもしれません。

 

2.頭皮を乾燥させない頭皮ケアの方法

 

この項では、頭皮が乾燥しがちな方が行うべき頭皮ケアについて紹介していきます。全て実践するのは難しいかもしれませんので、できるものから始めてみましょう。

 

2-1.シャンプーを見直す

 

頭皮が乾燥する原因の項でも少し触れましたが、刺激の強い洗浄成分はバリア機能の維持に必要な皮脂すら落としてしまいます。

 

洗浄力の強い成分は、成分表示に

  • 「硫酸」が含まれた成分
  • 石けん用素地
  • 純石けん
  • 脂肪酸ナトリウム
  • 脂肪酸カリウム

などの名前が表記されているかどうかで見分けることができます。

 

これらの成分が体に悪いわけではありません。あくまで頭皮が乾燥しがちな人にとっては、刺激が強いだけです。

 

もし、今使っているシャンプーのベースの洗浄剤に上で挙げたような成分が含まれていれば、代替製品を見つけることを検討したほうがいいかもしれません。

 

 

2-2.洗髪方法を見直す

 

どんなシャンプーを使っているかにかかわらず、洗髪の際、頭皮にダメージを与えることで乾燥を引き起こすことがあります。

 

髪を洗うときに気を付けなければいけないのが、

  • 爪を立てないこと
  • 力を込めないこと
  • 何度もシャンプーしないこと

など。

 

基本的に、頭皮の汚れは力を入れて洗っても頭皮を傷つけるばかりで逆効果に終わることのほうが多いです。

 

洗髪の際は、指の腹を使って優しく揉むように頭を洗いましょう。

 

2-3.頭皮を保湿する

 

もともとの体質的に頭皮が乾燥しやすい方は、自然に分泌される皮脂だけでは水分の蒸発を防げないことがあります。

 

頭皮用の

  • 化粧水
  • オイル
  • ローション

などで保湿することで、必要最低限の水分を保持することが期待できます。

 

自分に合った頭皮用の保湿用の化粧水やオイルを試してみましょう。

 

2-4.髪の乾かし方を見直す

 

入浴後に髪を乾かさないのはもちろん、乾かし残しがあると、頭皮で雑菌が繁殖し常在菌バランスが崩れる原因に。すると、バリア機能が低下し頭皮が乾燥してしまいます。

 

ドライヤーで髪を乾かす際は、

  • ドライヤーを頭皮に近づけすぎない
  • 特定の部分に長い時間当てすぎない
  • 乾かし残しがないようにする

などの点を意識するようにしましょう。

 

これらのポイントはあくまで、頭皮を乾燥させないために意識すべきこと。美しい頭髪を目指すものではないのでご了承ください。

 

2-5.室内を加湿する

 

当然のことながら、乾燥した室内にいると体内の水分はどんどん蒸発していきます。

 

加湿器を使うのが手っ取り早いのですが、

  • 濡れたタオルを干す
  • 水を入れたコップを置く
  • 観葉植物を飾る

などによってもある程度の加湿効果は得られます。

 

秋から冬にかけて、部屋が乾燥しがちな方は試してみる価値はあります。

 

2-6.エアコンによる乾燥に気を付ける

 

エアコンは、室内の空気を一度取り込む段階で、空気中の水分が排出されていきます。そのため、エアコンを使い続けると室内はどんどん乾燥していきます。

 

冷暖房に関わらず部屋は乾燥してしまうので、「夏は湿度が高いから大丈夫」との油断が仇になることも。

 

エアコンを使う際は、部屋を加湿し、頭皮が乾燥しないように気を配りましょう。

 

2-7.適切なブラッシングで血行促進

 

ブラッシングは髪を梳かしたりほこりやごみを取り除くだけでなく、頭皮の血行を促進する作用が認められています。

 

ブラシ選びのポイントは、

  • 頭皮に触れる部分が丸い
  • やわらかい素材を使っている

の2点。

 

このポイントを満たしているナイロン製、ポリエチレン製のブラシは頭皮を傷つけにくく、おすすめです。

 

2-8.セルフ頭皮マッサージ(セルフヘッドスパ)

 

頭皮を優しくマッサージすることも、頭皮の乾燥対策になります。

 

頭皮マッサージの方法はいろいろありますが、一例を紹介します。

 

親指以外の指の腹を使って

  1. 耳の後ろからこめかみにかけて指圧する
  2. こめかみから頭頂部にかけて指圧する
  3. つむじを持ち上げるように指圧する

といった流れです。

 

頭皮がダメージを受けないように、できるだけ力を入れず、5分以内に収めるようにしましょう。

 

2-9.頭皮日焼け(紫外線)対策

 

紫外線は皮膚の細胞を破壊し、水分を失わせターンオーバーサイクルを狂わせてしまいます。肌の刺激に敏感な方は、紫外線を浴びる時間を極力減らす努力が必要です。

 

日差しが強い日は帽子を被ったり、できるだけ屋外に出ないなどの心がけを持つようにしましょう。

 

3.健康的な頭皮を作る生活習慣

 

 

先ほどまでは、頭皮を乾燥させないためのケア方法を紹介してきました。ここからは、根本からすこやかな頭皮を目指す生活習慣を紹介します。

 

3-1.規則正しい睡眠

 

肌のターンオーバーを進めるのは、睡眠中に分泌される『成長ホルモン』。睡眠時間が足りなかったり、睡眠の質が悪いと、充分な成長ホルモンが分泌されず、ターンオーバーサイクルが異常を起こしてしまいます。

 

根本からすこやかな頭皮を目指すには、毎日決まった時間に寝起きすることが肝要です。睡眠のリズムを整えるのは時間がかかるかもしれませんが、地道にチャレンジしていきましょう。

 

3-2.普段の食事で頭皮に栄養を与える

 

ターンオーバーを進めるためには、食事から栄養を摂る必要があります。

 

頭皮の状態をすこやかに保つためには、

「皮脂の分泌を適切な量に保つ」

「ターンオーバーサイクルを正常に保つ」

の2つの要素に必要な栄養素を摂る必要があります。

 

【皮脂の分泌を適切に保つ栄養】

  • ビタミンB2:レバー(牛・豚)、アーモンド、納豆、卵など
  • 食物繊維:緑黄色野菜、ナッツ系、大豆、ライ麦パンなど
  • DHA、EPA:サバ、サンマ、イワシ、ブリなどの青魚など

 

【ターンオーバーに必要な栄養】

  • タンパク質:肉・魚類、豆・ナッツ類、卵、乳製品など
  • 亜鉛:牡蠣、牛肉、レバー、卵など
  • ビタミンA:緑黄色野菜(特に人参、かぼちゃ)、レバーなど
  • ビタミンC:ピーマン、モロヘイヤ、イチゴ、海苔など
  • ビタミンB2:レバー(牛・豚)、アーモンド、納豆、卵など
  • ビタミンB6:にんにく、まぐろ、ピスタチオ、ごまなど

 

以上で挙げた栄養素を摂ることを習慣としましょう。

 

3-3.飲酒・喫煙を避ける

 

「飲酒喫煙は美肌の大敵」とはよく聞かれる表現。そして、肌の大敵なら当然、頭皮にとっても悪影響を与えるであろうことは容易に想像できますね。

 

お酒を飲むと体内のアルコール濃度を薄めるために水分を大量に消費します。すると、肌の潤いを保つための水分が足りなくなり、頭皮が乾燥してきます。

 

また、喫煙によって、血行が悪くなり頭皮に必要な栄養や酸素が行き渡らないことで肌のバリア機能が衰える原因に。

 

飲酒・喫煙ともに頭皮に悪影響を与えることは明らかです。頭皮の乾燥が著しい場合は、飲酒と喫煙を控えたほうが賢明でしょう。

 

4.【放っておくと怖い】頭皮の乾燥が引き起こす髪・頭皮トラブル

 

ここまで、頭皮の乾燥に対抗する方法や生活習慣を紹介してきました。ここからは、頭皮の乾燥を放置することで起こる髪・頭皮トラブルについて紹介します。

 

4-1.頭皮ニキビ

 

頭皮が乾燥しているのは、ターンオーバーが正常に行われていないから。古くなった角質が除去されず、毛穴に詰まると頭皮ニキビの原因に(角質で塞がれた毛穴の中でアクネ菌が繁殖する)。

 

「頭皮が乾燥しているのにニキビができるわけない」と思われる方もいるかもしれませんが、頭皮が乾燥しがちな方はニキビを引き起こしやすいのです。

 

4-2.フケ

 

頭皮の乾燥とともに悩まされるのがフケの問題。ターンオーバーサイクルに異常をきたし、頭皮が乾燥すると乾いた白いフケが大量に発生し始めます。

 

自分が気にならなければいいわけではなく、肩にかかったフケは他人に不快感を与えることも。フケが目立ってくるようになったら、本格的に対策を考えたいところですね。

 

4-3.抜け毛

 

頭皮が乾燥している状態では、往々にして血行が悪く角質が剥がれず頭皮上にとどまっています。

 

その場合、古くなった角質が毛穴に詰まる上、血行が悪く栄養が毛根に届きません。そして、栄養不足の毛髪は次第に細くなり、抜け毛が増えていくのです。

 

4-4.頭皮の臭いがきつくなる

 

頭皮が乾燥しているときには、頭皮上の常在菌のバランスが崩れ、悪玉菌が異常に繁殖している場合が多いです。

 

悪玉菌の方が優勢になると、菌が皮脂を取り込んだ時に分泌する物質で頭皮が独特の臭いを発することがあります。

 

自分では気づきにくいのですが、他人は敏感に感じ取っている場合があります。身内などに確認してもらうなどして、もし臭いがきつくなっている場合は、頭皮乾燥を防ぐ対策を急いだほうがいいかもしれません。

 

5.頭皮乾燥に良いシャンプーの選び方|おすすめの判断基準

 

頭皮が乾燥しているときは、バリア機能が低下している状態なので、できるだけ刺激を避ける必要があります。当然、シャンプーもどれを選んでもOKというわけにはいきません。

 

ここでは、シャンプー選びの基準を紹介していきます。

 

5-1.アミノ酸が洗浄成分になっている

 

頭皮に優しい洗浄剤として代表的なものは『アミノ酸』。

 

しかし、アミノ酸“系”シャンプーなどは刺激の強い洗浄剤をベースにアミノ酸を加えているだけなので肌に優しいとは言えず、注意が必要です。

 

成分表示を確認し、

  • 「硫酸」が含まれた成分
  • 石けん用素地
  • 純石けん
  • 脂肪酸ナトリウム
  • 脂肪酸カリウム

などの成分が含まれているものは避け、アミノ酸を洗浄成分としているシャンプーを選ぶと安心です。

 

5-2.頭皮・髪の栄養になる成分が配合されている

 

シャンプーは、頭皮を優しく洗い上げるだけでなく、頭皮や髪に栄養を与えることもできればベスト。

 

特に、ミネラルや、今話題のフルボ酸などを配合したシャンプーであれば、艶のあるしなやかな髪と、すこやかな頭皮を維持するのに活躍してくれます。

 

アミノ酸シャンプーを選べばいいとはいえ、何を選べばいいのかピンとこない方は、口コミ満足度の高い『ロックイオン ナチュラルシャンプー』を選んでおくといいでしょう。値段も比較的手ごろで、初めてのアミノ酸シャンプーにはうってつけです。

 

最後に

 

頭皮は、体の中でも毛穴が密集していて、多くのトラブルが起きやすい部位です。したがって、頭皮の乾燥は他のパーツの乾燥よりも迅速な対策を求められているのです。

 

目に見える場所ではないため、対策が遅れがちですが、頭皮ニキビや炎症を起こしてから後悔することも少なくなありません。乾燥に気付いたらこの記事を参考にしてできるだけ早く対策を打つことをおすすめします。

 



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