欧米人は、顔が細くて小さい人が多いのは、なぜなのでしょう?
その秘密は、赤ちゃんの寝かせ方の文化の違いにあります。日本人は布団文化のため「赤ん坊をあお向けに寝かせる習慣」があります。あお向けに寝かせていると、頭の重さと重力で自然に前後につぶれ、頬骨が外側にはみ出して幅の広い顔になるのです。
一方、欧米では「うつ伏せに寝かせる習慣」があります。うつ伏せに寝かすと、自然と顔が横を向くので、自分の頭の重さと、重力によって頬骨が外側にはみ出さず、きれいなフェイスラインになり、頭も自然ときれいな形に整うのです。なんと親が子供を護ろうと「赤ん坊を窒息死させない為」していた育児文化により、顔の大きさが左右されていたのです。
日本では近年、若い人が小顔になっている傾向がありますが、「頭の形をキレイに保つために」と、赤ちゃんをうつ伏せで寝かせることが増えたため、結果的に小顔の子どもが増えてきているのです。
◇ 年齢と顔の輪郭の関係 ◇
■顔の輪郭は、年齢や体重の変化で変わる!
驚くべきことに、人は歳をとるにつれて、顔が大きくなってしまう傾向にあるようです。その原因は、人の「頭蓋骨」にあるのです。頭蓋骨は大きく4つに分かれており、23個の小さい骨でできていて、繋がっていません。
この骨は、複雑に組み合わさって適度なバランスをとっているのですが、年をとると、表情筋のゆるみや骨の歪み、ちょっとした生活のクセなどが影響して、徐々に頭蓋骨がズレていき顔の歪みにつながっていきます。その結果、顔が大きくなってしまうのです。歪みは顔を大きくする原因になりかねませんので、矯正していくことも大切なことだと言えます。
その方法については後ほどご説明していきますので、日本人の顔の大きさについてもう少し見ていきましょう。
■日本人の顔の大きさの平均
顔の長さ
(頭頂部から顎までの直線距離)
男性:23.9cm
女性:22.9cm
顔の幅
(左右の耳の上あたりを結んだ距離)
男性:16.2cm
女性:15.4cm
頭の奥行き
(眉間から後頭部までの直線距離)
男性:19.0cm
女性:16.5cm
頭の周囲
(眉間から後頭部を通って頭をぐるっと一周した長さ)
男性:57.0cm
女性:54.6cm
顔の大きさは身長や体型によって大きく見えたり小さく見えたりもします。
たとえば、同じ顔の大きさの人でも、身長が低い人の方が顔が大きく見えてしまうのです。
身長を顔の長さで割ると何頭身かがわかるので、それを参考にします。
身長 ÷ 顔の長さ = 頭身
日本人の平均は6.75頭身なので、それ以上なら平均よりも顔が小さいといえます。
■ダイエットしても、顔だけ痩せないのはなぜ?
ダイエットをしたとき、基本的には、肝臓から遠い部分から痩せていきます。顔は肝臓から離れていますが、痩せるのはダイエットの後半になったころに効果が見えてきます。なぜかというと、頭部は栄養がたくさん必要な脳があることで、効果が急激には現れないのだそうです。
顔が痩せる過程は、一般的に以下のようになっていると言われています。
①むくみが取れている状態が続く→②脂肪が減ってくる→③皮膚が引き締まる
この3段階を経て、頬がすっきりして小顔になります。
◇ 顔が大きく見える原因には、大きな理由が2つあった! ◇
■1.リンパの流れの悪さからくる「むくみ」
ダイエットしても顔が痩せない人は、「むくみ」が原因となっていることが多いようです。
「むくみ」は、顔の血流やリンパの流れが悪くなり、余分な老廃物や水分がたまっている状態です。「むくみ」が厄介なのは、慢性化すると脂肪が付き始めることです。特に、不要な水分を体外に排出できない状態の『顔太り』は深刻です。顏痩せして頬をスッキリさせるには、まず「むくみ」を解決することが先決です。
■2.代謝の低下からくる「肌のたるみ」
日常生活では、顔の筋肉「表情筋」は、20~30%程しか使われていません。そのため、筋肉が硬くなりやすく下にたるんでしまっていることも、顔が大きく見えるもうひとつの原因です。「肌のたるみ」は、顔全体を大きく見せてしまいます。
一般的には、30代後半~40代位で体力の衰えが始まります。それが原因で”代謝力の低下”と”中年太り”につながっていきます。中年期以降の太り方は、ついた脂肪がたるんだような状態になります。加齢によって肌の水分量が少なくなるため、ついた脂肪が重力に負けて広がってしまうのです。中年以降の顔に現れる”ほうれい線”も、肌が衰えることにより、脂肪が多い頬の部分が垂れ下がることで起こります。これが顔のシャープさを損なわせ、顔全体を大きく見せることになるのです。
1.「エクササイズ」で顔の筋肉を鍛えて小顔にする
顔を細く小さくするために、ダイエットを頑張っている人は多いと思いますが、残念ながらそれだけでは大きな顔痩せ効果は見込めません。実は、顔はカラダの中でも一番痩せにくい部分なのです。矯正などでは時間もかかり費用もかかります。
ここでは、新陳代謝をUPさせることで、フェイスラインをシャープにするエクササイズをご紹介します。女優やモデルも取り入れている「小顔エクササイズ」とは、口を大きく開けたりすぼめたりして、顔の筋肉を鍛えるエクササイズです。
顔は、たくさんの筋肉からできているにも関わらず、筋肉が正しく使われていることは少ないといえます。特に日本語は、舌をあまり動かさず、口周りの筋肉を使わない言語です。大抵は使い慣れた筋肉を使いますので、顔にクセや歪みが出ています。普段使っていない部分の筋肉を使うことで「表情筋」が鍛えられて、顔が引き締まり「小顔」になります。日常会話でも、顔面の筋肉を使って会話することを意識しましょう。
■【 舌を使ったエクササイズ 】
顔痩せすだけではなく、顔のたるみや顔の歪みを取り、美顔効果があるといわれています。しみもシワが解消し、老化防止にもなります。習慣として続けるほど、歳を重ねた時に違いが出てきます。
①空を仰ぐように顔を上げ、舌をぐっと前にだし、舌の先を空に向けるようにして上げます。
②舌を上に突き出したまま、10秒間その姿勢を保ちます
●「舌を使ったエクササイズ」を動画で紹介!
■【 『あ』『お』のエクササイズ 】
①口を「あ」の形に大きく開きます
②次に「お」の形にして、唇を前に突き出します
③「あ」と「お」の形を、交互に10回繰り返します
■【 『う』『い』のエクササイズ 】
①口を「う」の形にして、唇を突き出します
②次に「い」の形にして、両側に口角を引っ張ります
③「う」と「い」の形を、交互に10回繰り返します
「あ」「い」「う」「お」の音を出すときの表情を、顔の筋肉全部を使って動かすだけで効果があります。声を出す必要はありませんので、筋肉を鍛えるイメージで行ってください。頑張れば、2~3日で顔のたるみがとれ、肌にハリが戻ってきて表情が変わってきます。
●芸能人もやっているエクササイズを動画で紹介!
2.「メイク」で小顔を作り出すテクニック
小顔に憧れるけど、突然顔を小さくするのは難しいもの。しかし、「小顔メイク」をマスターすれば、顔の形や大きさをカバーできて、理想の小顔を今すぐ作ることができます。「小顔メイク」の基本や、ポイントをご紹介します。
■「小顔メイク」は、ベース作りで決まる!
「小顔メイク」の中でも、重要な役割してくれるのが、ハイライトとシェーディングです。「入れ方」さえマスターすれば、驚くほど引き締まった顔を演出してくれる優秀アイテムです。
■ハイライト・・・光によって立体感をだし、基本的には高く見せたいところに塗ります。
<基本の入れる場所>
1.額と鼻筋のTゾーン
2.目の周りのCゾーン(眉尻から頬骨上の目の下にいれる)
3.顎の先
※肌になじみやすいピンクやベージュ系の色を選ぶこと!
■シェーディング・・・影によって立体感をだし、基本的には小さく見せたいところに塗ります。
<基本の入れる場所>
1.フィェイスライン
2.髪の生え際
3.鼻筋の脇
4.顎
※自然になじむ色味は、自分の肌色よりも2トーンほど暗めの色を選ぶこと!
まず、ハイライトの光で立体感を作り、足りない立体感をシェーディングで影を作ることで、美しい立体感ができあがります。顔の形に合わせて、入れる部分を変えるとさらに効果的です。
【注意するポイント】
●ハイライトは、「逆三角形」を描くようにのせること!
●シェーディングは、つけすぎに注意し、自然な仕上がりにすること!
【顔型別:ハイライトとシェーディングの入れ方】
【丸 型】輪郭を縦に見せるように、顔両サイドに入れ顎には入れない
【面 長】縦長に見えないように、額の生え際と顎に入れ顔の両サイドに入れない
【ベース型】エラの部分と額の両サイドに入れる
【ハート形】丸みを出すために、顔の両サイドとあご先に入れる
■チークには、他のパーツのメイクでは表現できない効果がある!
色味によって、いろいろな印象を作り出せるのがチークの特徴です。そのうえチークには、顔全体を引き締める小顔効果もあります。ヘアカラーや自分の瞳の色によっても、色選びが変わってきます。小顔に見せたいなら、濃い暖色系の色を頬骨にそって、ぼかして入れるとよりシャープに!
1.頬骨に沿ってチークをのせます。
2.ブラシに残ったチークで、頬骨と平行になる様に”目の横あたり”に軽くのせます。
3.平行になる様に”眉山のあたり”に少量チークをのせます。
※この3つの工程をすることで、顔が引き締まって見えます!
■小顔に見える”ポイントメイク”の組み合わせは効果絶大!
顔の余白を減らす効果のある「ポイントメイク」をマスターすれば、パーツ1つ1つを”大きく見せる”ことで、その分顔全体は小さく見せることができます。
■パーツその1.【 眉 】のポイントメイク
眉は大きく描いたほうが、顔の余白を減らし顔を小さく見せることができます。そういう意味では、今流行の太眉も、”小顔効果”があるということです。横の長さも長めにすると余白を無くすことができます。
流行りのナチュラル太眉は、眉頭の太さを3とした場合、眉中3:眉山2:眉尻1にするのがベスト!
髪より少し明るめに、眉マスカラで色のコントロールをしましょう。
●眉毛を変えるだけで、小顔に見せるテクニックを動画でマスターしよう!
■パーツその2.【 目 】のポイントメイク
大きな目に見せるアイメイクがポイントです。目を大きく見せれば、そこに視線が集まって、顔が小さく見えます。目尻に向かって濃くなるように、グラデーションをつけて仕上げると目を大きく見せる効果があります。
涙袋メイクは、目を大きく見せ目下から輪郭までを短く見せるので小顔効果があります。
●「涙袋メイク」を動画でマスターしよう!
■パーツその3.【 鼻 】のポイントメイク
顔の中央にある鼻は、メリハリをもっとも出せるパーツです。鼻筋の両サイドに、シャドウを入れて鼻筋を通します。大きく張った小鼻には、シャドウを入れて引き締めましょう。
●立体感を強調する「ノーズシャドウ」のテクニックを動画でマスターしよう!
■パーツその4.【 唇 】
やや大きめに輪郭をとって描けば、顔を小さく見せてくれます。
●セクシーな「ぷっくり唇」メイクのテクニックを動画でマスターしよう!
■プロの「小顔メイク」のテクニックをマスターしよう!
●毎日使える「小顔メイク」を動画で紹介!
●”夜遊びする日”の「小顔メイク」を動画で紹介!
3.「髪型」で小顔に見せるテクニック
プロのモデルや芸能人でも、小顔に見せるための髪型のテクニックを駆使しているんです。
小顔に見せるためのヘアスタイルは、シルエットが最も大切です。前髪の作り方やカラーの入れ方でも、ずいぶんと変わってきます。全体的な顔と髪のバランスを、「ひし形」に近づけることを意識してください。これが、理想の『黄金バランス』といわれている形です。このバランスを意識して、気になるフェイスラインをうまく隠して、顔全体を小さく見えるように陰影をつけていくということが一番のポイントとなります。
■「小顔ヘアスタイル」のポイント
①前髪を作る・・・ 顔の輪郭を、前髪やサイドの髪で隠すことで小顔効果。
②前髪を目のラインに沿わせる・・・ おでこを隠し、目元を強調すると目が大きく見える効果。
③顔周りの毛束で動きをつける・・・サイドの毛先の動きで、顔に集まる視線を分散させる効果。
④左右非対称のシルエットで視線をそらす・・・スタイリッシュに、顔の大きさをごまかす効果。
⑤ヘアカラーは暗めの髪色・・・顔周りをあえて暗めにすることで、顔が締まったような効果。
▼参考記事
■【 女性編 】顔の形やタイプ別「小顔に見える髪型」
■【 男性編 】髪型で「小顔効果」を狙うテクニック
さぁ、小顔を手に入れて一歩踏み出しましょう
顔の大きさはそう簡単に小さくならないとあきらめていませんでしたか? いつでも自分で手軽にでき「エクササイズ」で顔自体を整えて「メイク」と「髪型」を変えてみるだけでも、今までより「小顔」に見せることができて、お洒落もずっと楽しくなることまちがいなしでしょう。