禁煙で肌のキメも整う!タバコが肌に与える影響とは?

喫煙が体にとって良くない事は、誰でも知っていますよね?肌も体の一部なので、やはり喫煙は肌にも悪影響を与えてしまいます。喫煙していて、肌が乾燥している、肌のキメが粗い、ハリが無い、くすみやたるみが気になるなど肌の調子が良くない場合は、禁煙することで肌のキメが整い、肌トラブルの改善が期待できます。喫煙している人にとっては、“禁煙”が肌にとって最高のお手入れです。

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喫煙が肌のキメを粗くする

肌の“キメ”とは、手の甲を見た時に、肌の表面が、三角や四角に小さい溝によって分けられていますよね?この小さい溝を皮溝(ひこう)、溝によって出来上がった三角や四角の形を皮丘(ひきゅう)と言います。

皮丘の形が三角形に揃い、大きさが小さいほど「肌のキメが細かく整っている」状態です。逆に、皮丘の形が三角形や四角形などバラバラで、大きさが大きいと「肌のキメが粗く乱れている」状態、キメが粗く乱れた状態が酷くなると、三角形や四角形の形が全然ない「肌のキメがない」状態になります。

肌のキメが細かくて整っているほど、当たった光を均一に反射することができるので、毛穴も目立たず、艶やかで透明感のある肌に見えます。

逆に、肌のキメが粗く乱れていると、当たった光は上手く反射されず、くすんで見えますし、表面に凹凸があるために、ゴワついて見えるだけでなく、キメが粗い、またはキメがない肌は、化粧乗りも悪く、化粧も崩れやすく、皮丘の面積が広いのでテカりの原因にもなり、老けた印象になります。

肌のキメの細かさは、個人差がありますが、誰でも加齢で粗くなっていきます。肌が老化して肌のキメが粗くなっていく速度は、お手入れや生活習慣次第で変わります。

煙草の成分は、肌の老化の速度を速めるので、キメが粗くなる速度も加速します。

また、喫煙することで肌が乾燥するので、肌のキメは乱れます。肌のキメを整える上で乾燥は大敵です!

喫煙によって大量に失われるとされるビタミンを補ったり、お肌のお手入れを熱心にしたり、睡眠に気を使っている方もいるようですが、吸う本数が多い場合や、加齢によって、様々なケアが追い付かない状態になります。

生まれ持った肌質が物凄く良かったり、煙草の持っている毒に耐性のある体質であったり、美容に高額なお金を費やさないかぎり、30代後半には煙草による肌へのダメージが出てくるようです。煙草による肌へのダメージをどうにかするには、当然ですが禁煙するのが一番になります。

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禁煙によって改善が期待できること

当然ですが禁煙することで、煙草による肌へのダメージがなくなります。

喫煙により“肌のキメを整えて美肌になる”のと真逆のことが起きていますが、禁煙することで喫煙による悪影響を避けることができるので、喫煙していて肌の調子が良くない場合は改善が期待できます。

肌に潤いやハリが戻ってくれば肌のキメも整い、肌が艶やかになりますよ!

吸っている本数や年数によって肌の回復の度合いや、回復までの時間は異なってくるようですが、禁煙することで、煙草による肌へのダメージは確実に避けることができます。

 

禁煙すると改善~乾燥~

煙草に含まれる有名な成分、ニコチンは血管を収縮させて血液の流れを悪くします。

美肌の為の顔面マッサージも喫煙で台無しです。だったら、非禁煙者の人よりも熱心にマッサージすればいいのでは?などと考えてしまいますが、肌のキメは摩擦することでも乱れてしまいます。

肌のキメを整えて美肌になるには、肌のターンオーバーが正常に行われることが重要になります。

肌にとって必要な栄養というのは、血液によって運ばれます。血行不良になると、肌にとって必要な栄養が十分に運ばれない為に、肌が栄養不足になってしまいます。

食事に気を使って、または、サプリメントで肌にとって良い栄養を摂取していても、その栄養が肌に届いていなければ意味がないのです。

肌にとって必要な栄養が足りていないと、材料不足な為にターンオーバー時に生成される保湿成分の量が減ってしまうので、肌は乾燥します。

肌が乾燥すると、肌のキメは乱れますし、バリア機能も低下させるので、乾燥肌だけでなく、敏感肌の原因にもなります。

 

禁煙すると改善~たるみ、しわ~

喫煙の肌への影響として知っている人も多いと思いますが、喫煙することでビタミンCを大量に消費してしまうのです。

煙草1本で25㎜~100㎜のビタミンCを消費します。ちなみに、一日に必要なビタミンCの量は100㎜です。

喫煙で消費したビタミンCを補うには一日に必要な量の3倍、つまり300㎜のビタミンCが必要になります。

私たちの肌は表皮の下に真皮と呼ばれる部分があり、そこにあるコラーゲンによって肌は支えられています。コラーゲンが十分にあることで、肌に弾力とハリが生まれます。

逆にコラーゲンが減少すると、肌を支える力が衰えて、たるんだり、シワが出来たりします。

コラーゲンの生成にはビタミンCが必要です。喫煙によってこのビタミンCが失われるわけですから、コラーゲンの量が減って、肌にハリと弾力が無くなり、たるんでしまうのです。

肌のたるみは、毛穴もたるませるので肌のキメが粗く見える原因にもなりますし、顔を老けた印象にしてしまいます。

そして、喫煙すると、体内にはいった有毒物質を攻撃しようとするために、活性酸素が発生します。活性酸素というのは細胞膜を酸化させて老化を引き起こす成分です。そして、活性酸素は煙草の煙の中にも含まれています。

肌の細胞もこの活性酸素によって老化が促されてしまいますので、肌のキメが粗くなるだけでなく、しみ、シワの原因にもなります。

そして、活性酸素はエラスターゼという酵素の働きを活発にします。この酵素は肌にハリを与えている組織であるエラスチンを分解する働きがあるので、ビタミンCの大量消費だけでなく、エラスターゼの活性化によっても、肌はたるみ、シワが増えることになります。

 

禁煙すると改善~くすみ、クマ

喫煙すると、体内に一酸化炭素を取り込むことになります。血液の中で酸素を運ぶ役割をしているのがヘモグロビンですが、このヘモグロビンが酸素ではなく一酸化炭素と結合することで、酸素の運ばれる量が減るために、細胞が酸素不足になってしまいます。

同時にニコチンによる血管の収縮で血行不良にもなっています。

肌の細胞も酸欠状態になり、細胞が酸欠になってしまうと肌の色が悪くなりますし、目の下のくまが目立つ原因にもなります。そして、ターンオーバーも乱れますので、肌のキメは乱れて粗くなっていきますし、乾燥して肌トラブルの原因にもなります。

喫煙によって大量に消費されてしまう、ビタミンCはメラニン色素の生成を抑制する働きがありますので、ビタミンC不足はくすみやシミ、そばかすなどの色素沈着の原因にもなります。

 

禁煙すると改善~黒ずみ

煙草に含まれる成分「タール」は、肺を黒くしてしまうことでよく知られていますが、肌の色も黒くします。摂取した「タール」は肺→血中→肌へ、そして、タバコの煙にも含まれているので、外側からも付着して、肌に沈着します。毛穴に付着すると、毛穴の黒ずみの原因にもなります。

 

禁煙すると改善~毛穴トラブル

喫煙によって皮脂腺が刺激されたり、血行不良によるターンオーバーの乱れから肌が乾燥した状態になったりしていると、皮脂が過剰に分泌されるようになります。

皮脂が過剰分泌することで、毛穴が皮脂で詰まりやすくなり、毛穴の開きやニキビの原因になります。

また、ビタミンC不足や、活性酸素による老化で皮膚がたるむと、毛穴もたるんで開いてしまいます。

毛穴が開くと毛穴にタールが付着しやすくなり、毛穴が黒ずんでしまいます。

肌のキメを細かく整える上では、毛穴が目立たないことも重要です。毛穴が目立つと、肌のキメは粗く見えてしまうので、肌は綺麗に見えません。

 

喫煙しているのに肌が綺麗?禁煙したらニキビができる?

喫煙と肌について調べていてよく目に付いたのが、“喫煙しているのに肌が綺麗”という謎の現象です。肌にとって悪影響ばかりなのに、そんなことってあるのでしょうか?

そして、肌の為に禁煙したのにニキビができるという話もよく言われているようです。

 

喫煙しているのに肌が綺麗!?

この話でよく引き合いに出されているのが、喫煙している女優さんです。

テレビや映画、ポスターや雑誌で見る女優さんって、ほどんどの人が美肌ですよね。肌のキメという点で言えば、キメが細かく整っているように見えて、毛穴なんて全然気になりません。

ポスターや雑誌など写真はほとんどが修整されたものですし、CMやドラマなどの動画だって修正できますので、実際に間近で見ていないのなら、美肌かどうか怪しいものです。

以前、ドラマの編集のお仕事をしている人とお話しした時に、主役の女優さんの肌が不安定で調子の良くないことがよくあるので、いつも修整していると話していました。共演している肌の綺麗な女優さんを基準にして、合わせるようにしているとのことでした。

それに、一般の人とは美容にかけるお金や意識も違いますので、喫煙した分のケアが徹底していることも考えられます。

 

また、若いうちはコラーゲンの量も多いですし、肌のキメも細かいですので、煙草による影響を感じにくいようです。ですが、確実に老化スピードは速まっていますので、30代後半になって、加齢によるコラーゲンの減少や肌のキメが粗くなってきていることとの相乗効果で、急に肌が老けてしまうことも多いそうです。

そして、生まれつき肌のキメが細かく、皮膚も強いというような肌質に恵まれている方も、影響が出にくいようですし、中にはある程度喫煙していて、歳をとってもあまり肌に影響が無いというケースもあるようで、そういう人の場合は、生れ付きの肌質が良い、煙草の毒性に対して強い体質、ストレスが溜まりにくい性格、睡眠をしっかり摂れる環境など、運の良さが重なった結果ではないかと思います。

当然ですが、誰もが恵まれた肌質や体質、運の良さを持っているわけではありません。そして、喫煙が肌にダメージを与えるのは事実です。ですので、“喫煙しているけど肌が綺麗”という話を鵜呑みするのは危険です。

そして、禁煙しても特に肌は変わらないという人もいるようですが、吸っている本数や年数によっても改善するまでの時間が変わってきますし、喫煙が肌に悪影響しか与えないのは確実ですから、禁煙することで肌の老化スピードは緩やかになっているはずです。

 

禁煙するとニキビできる?

肌にとって良いはずなのに、禁煙でニキビができてしまうなんて!と思ってしまいますが、この禁煙して出てくるニキビは体に蓄積していた毒素が排出されている、好転反応であるとされています。肌が回復してきている証拠ということです。

ですが、中には禁煙してニキビができたので、再び喫煙したら治ったという事例もありました。これについては、“ストレスで肌が荒れる”、“禁煙すると太る”という話が関係していると思われます。

禁煙というのは禁断症状も出ますし、精神的には不安定になるはずで、ストレスを感じてしまう人が多いと思います。

ストレスが溜まり、自律神経が乱れると男性ホルモンが分泌するために皮脂の過剰分泌が起こります。皮脂の過剰分泌がニキビの原因になります。

また、ダイエット目的で喫煙を始める人がいるように、煙草には食欲を抑える作用があります。(ただし健康的に痩せることはできないので、ダイエット目的でも喫煙はしないほうが良いです!)禁煙することで、ご飯もおいしく感じ、食欲も抑制されなくなるので、禁煙すると太ることがあるのです。

肌は食べたもので出来ていますので、食事も肌に影響を与えます。食事の量が増えて、油分や糖質の摂取量が多くなると、皮脂の分泌が過剰になり、毛穴が皮脂で詰まりやすくなって、ニキビの原因になるのです。

そして、禁煙により口さみしくなることで、お菓子を食べてしまっては、やはりニキビの原因になります。

禁煙後はニキビを防ぐために、ストレスの発散方法を見つけることや、バランスの取れた食事をすることも心掛けた方が良いでしょう。

 

まとめ

喫煙は肌のキメを粗くするだけでなく、しわ、たるみ、くすみ、シミなど肌の老化スピードを加速させてしまいます。そして、毛穴の黒ずみ、肌の色を悪くするなど、キメの整った美しい肌とは真逆の方向へと向かわせるものです。

喫煙しながらさまざまなケアを行っても、焼け石に水ですし、喫煙によるダメージを他で補おうとすると、非喫煙者に比べて労力もお金も必要になります。

禁煙することは簡単なことではないかもしれませんが、喫煙者にとって最高の美容法は“禁煙”です。

ですが、煙草は依存度がとても高く中毒化しやすいために、肌への悪影響を分かっていても禁煙が難しい人もいると思います。

そのような場合は、吸う本数を減らすのと併せて、サプリメントでビタミンCや抗酸化作用のある成分を積極的に補い、バランスの良い食事や質の良い睡眠を心掛けてみるのもいいと思います。

ですが、肌のキメを整えて、潤いと透明感のある美肌を目指すなら、禁煙することが一番ですし、体への悪影響や周りの人への悪影響も断ち切ることができますので、禁煙を頑張る価値は大いにありです!

非喫煙者は、ダイエット目的などで、安易に煙草に手を出すと、煙草は依存度がとても高いものなので簡単に止められなくなる場合があります。肌にとっては全く良いことはありませんので、キメの整った美しい肌を目指している人は喫煙しないようにしましょう。また副流煙も肌にとって悪影響ですので、せっかく喫煙していないのですから、できるかぎり受動喫煙しないように注意しましょう。

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